合格体験記 二級建築士中村 遥也さん

SPECIAL INTERVIEW

楽しくやってみる

中村 遥也さん (29) 令和5年度 2級建築士合格

学歴:
専門学校

勤務先:
内装設計デザイン会社(内装設計)

教室:
新宿校
本試験得点 81点

計画:20点 法規:21点 構造:20点 施工:20点

受講講座

受験回数:
学科1回/設計製図1回

私の受験ストーリー

現在の道に進もうと思ったきっかけ

誰かと何かをつくる仕事をしたい

学生のころは明確な夢がなかったのですが、漠然と「誰かと何かをつくる仕事をしたい」と考えていました。専門学校ではプロダクトデザインを学び、縁あって内装設計の道に進むこととなり現在に至ります。

建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安なことやそれをどう克服したかお聞かせください。

建築士はあこがれの資格

建築分野を十分に学んでいないまま内装設計の世界に入ったため、建築士に対してずっとあこがれを持っていました。いつか自分も資格を取りたいと思いながら7年間実務経験を積み、受験を決意した次第です。不安だったのは勉強時間の確保でしたが、自分なりにスケジューリングをしてみると難しくはありませんでした。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

より質の良い知識を身につけたい

独学での受験も考えたのですが、せっかく2級建築士の資格を取るために勉強するのであれば受験対策だけでなく、建築の知識をしっかり吸収したいと思ったのが総合資格学院に決めた理由です。また、職場で過去に学院を利用したことのある先輩に相談した際、ライブ講義の説明が魅力的だったのも受講を決めまた理由の1つです。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

ゲームを買ってしまった

ゲームが好きで、期間中の5月に新作ゲームを買ってしまいました。「ゲームは1日1時間、必ず勉強後に」というルールを急遽作りながら、どんなことがあっても毎日まとまった時間を確保して学習を継続することを徹底しました。試験勉強を長期的にするためにはオンとオフの使い分けが非常に大事だと思います。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点

やりくりとメリハリ

平日は24時を過ぎても仕事、というくらい忙しいので、学習内容や密度を重視して知識の定着を図ることを意識しました。また、自分の時間をしっかり取ってモチベーションを維持する一方で、講義日は学習に集中し、講義後も教室に残りずっと学習していました。建築士試験対策は長期間になるので、時間のやりくりとメリハリが大事だと思います。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード

理解が深まり説得力が増す

設備や構造など学習した内容を取り入れることで、提案する際の説得力が受験前と比較すると増したと感じました。また、内装でも法規の話をすることがあるので学習した内容が役に立ちました。ヒューマンスケールなどはインテリア計画や内装設計に役立ったかもしれません。断片的な知識ではなく体系的な知識があると、仕事の理解が深まると感じました。

      

講師によるライブ講義を受けて良かったことを教えてください。

疑問点を残さず帰宅できる

少しでも疑問に思ったことがあると、講師に直接質問し解決できる環境が本当に有益でした。おかげで自宅での復習時には疑問点がない状態で取り組め、学習効率が上がりました。仲間の受講生たちが積極的に講師へ質問をしていたことも印象的でした。

   

学科攻略法

得意科目と苦手科目

Strong and weak points

計画

得意科目

構造

苦手科目

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法

覚える一辺倒にならない

何かを覚える際、なぜこの公式になったのか、どういう考えのもとこの答えになるかの根拠を理解して記憶を定着するようにしました。根拠を理解するように努めた結果、構造の勉強も苦ではなくなっていきました。計画が得意だったのは根拠がわかりやすくて感覚で理解できるものが多かったからかもしれません。

講義で一番役に立ったこと、助けになったことを教えてください。

法令集は引くしかない

資格試験の勉強をする前は法令集を使う経験がとても少なかったので、法規の勉強は法令集を引くことからスタートしました。当初は法令集を引くのに時間がかかっていましたが講師のアドバイスに従って何度も引いているうちにスピードが上がったので、試験本番はあまり苦労しませんでした。

学科合格のポイント

理解できると楽しい、できないとしんどい

勉強を楽しむ環境を自分でつくることが大切です。私は講師のアドバイスを素直に聞いて実践することを心がけていました。学科試験日が近づくほどプレッシャーは増しましたが、おかげさまで勉強はあまり苦にならず、むしろ楽しかったです。学科合格のためには課題+aの学習を継続的に行うことや、過去問題を繰り返し学習するのがポイントです。一例をあげると私は過去3年分の問題を学院からもらって、繰り返し勉強していました。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

面倒だけどテキパキと

エスキスは最初の段階でつまずくとリカバリーが難しいので、面倒でもしっかり頭のなかで手順や確認事項を整理してテキパキやるのが重要だと思います。私はエスキスを克服するために自宅でもエスキス学習に取り組みました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

スピード、スピード、スピード

限られた時間内で図面を仕上げるためのスピードを身につけることが大切だと感じました。作図の講義は2カ月程度しかなかったので、とにかくスピードをつけながら作図するトレーニングを何度も繰り返しました。おかげで作図は楽しめたと思います。

製図合格のポイント

楽しくやる

講師や同じクラスの受講生と意見交換しながら切磋琢磨できた環境が大きかったと思います。おかげで製図も楽しく、あまり苦痛ではなかったです。学科と同様に楽しく学べれば合格が近づくのではないかと感じました。

メッセージ

2級建築士取得者は実務経験を問わず1級建築士試験を受験可能ですが、チャレンジしたいと思いますか?その理由もお聞かせください。

チャレンジしたいのですが、2024年はプライベートで忙しくなりそうなので再来年に受験を検討しています。受験するなら、また学院を利用したいです。

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

現職の内装設計の現場でも資格の有無を見られたりするので、それだけでも資格は取得していたほうが有利だと思います。

資格取得をめざす方へアドバイス

私は実務7年で受験資格を取得しましたが、同じ状況の方も少なからずいるのではないかと思います。正直忙しかったのですが、家族や友人に「資格取得する!」と宣言して自分のモチベーションをあげ、資格試験の勉強と日々の業務の両立をしていました。資格取得に奮闘する多忙な日々を楽しむマインドが大切だと思います。

総合資格で良かったところ

  • 講師による添削

    製図は特に自分で善し悪しがわかりづらいので、様々な角度から指導してもらえるのはよかったです。

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  • 合格サイクル+継続学習

    毎週テストを行うことで自分の理解度を自覚できたと思います。また、自分と他の受講生との比較ができたのもよかったです。

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  • 製図巡回指導

    疑問やつまずきなど、何かあったらその場で指導してもらえるのが非常によかったです。

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