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SPECIAL INTERVIEW
講師に言われたことをやる

岡田 枝里香さん (23) 令和5年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- 工務店(意匠設計)
- 教室:
- 長野校
計画:21点 法規:23点 構造:20点 施工:17点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の道に進もうと思ったきっかけ
やりたいことができる仕事
建築を勉強して「建物の細部にまでこだわれる仕事に就きたい」と思っていました。就活で会社選びに迷った時に、建築家さんに相談できる機会があり、「それができるのは工務店」とアドバイスいただいたことが後押しとなり、今の仕事に決めました。
卒業1年目で建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安なことやそれをどう克服したかお聞かせください。
総合資格学院から案内を受けた
「いつかは建築士の資格を取りたい」と考えていましたが具体的な予定はなく、3月に総合資格学院のライセンスアドバイザーから講座の案内を受けました。3月中に始めれば学割が受けられることや、社会人一年目は時間がとりやすいなど、時間やお金のことを考えると「受けるなら今しかない」と思い、受験を決心しました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
効率よく勉強できると感じた
過去に一度独学で受験したことがあったのですが、市販の問題集では進め方が難しいと感じました。総合資格学院オリジナルの問題集やトレイントレーニング等の教材は、項目ごとに問題がわかれていて効率よく勉強が進められると思い、受講を決めました。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか。
試験のノウハウがわかる
特に製図試験対策では、効率の良い作図の仕方を教えていただき、過去の試験の傾向から作られたいろいろな設計条件の問題で対策できたことが良かったです。製図は正解がない試験ですが、どの課題にも共通するプランのパターンを学んだ上で、描いてもいいもの、描いてはいけないものを教えていただけたのは良かったです。取り組む量は多く大変でしたが、本番は自信を持って作図できました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
お盆休みがなくなった
地元を離れて就職をしたので、お盆休みは久しぶりに帰省をしようと考えていました。学科試験が終わって合格ラインにいることがわかり嬉しい反面、製図の講義があり、「お盆休みはない」と言われショックでした。しかし結果的に製図試験も合格し、次に帰省する時には嬉しい報告ができるので、今となってはその時、我慢して良かったと思います。
周り(会社の同期や身近の先輩社員)の2級建築士に対する学習状況
作図のスピードで悩む人が多かった
他講習・独学で製図試験を受験していた方は作図のスピードが思うように上がらず、エスキスに時間が取れないと悩んでいる人が多かったです。
講師によるライブ講義を受けて良かったことを教えてください。
目の前で作図をしてくれた!
製図の講義では、講師が目の前で作図しながら描き方を教えてくれました。描くときのスピード感や、仕上がりの見た目(線の太さや濃さ)がわかるのでとても参考になりました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
何回も法令集をひいて、パターンを掴む
法規は、法令集を引くのに時間がかかる上に正答率も低く、苦手な科目でした。模試では得点が1番低く、足切りになってしまったので、問題集で苦手な問題を繰り返し解いて対策しました。その結果、本番では見直しの時間も確保でき、4科目の中で1番得点できました。
講義で一番役に立ったこと、助けになったことを教えてください。
見直しのやり方を知る
エスキスや作図が速くできても、条件違反や図面の不整合があると不合格になってしまうので、エスキス終了後や作図終了後等、それぞれのタイミングで見直し方法を教えてもらえたのは良かったです。
学科合格のポイント
問題を繰り返し解いて苦手をなくすこと問題集を繰り返し解き、模試等で間違えた問題はしっかり見直しをして解けるようになることです。特に頻出の問題を優先的に対策して苦手をなくせば、本番でも点数が稼げる様になりました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
普段と違う建築条件が来た時のエスキス対策
講義で出された課題のエスキスが解けても、試験本番にエスキスがうまくできるか不安だったので、繰り返しエスキス練習をしました。講義で出た課題のエスキスをやり直したり、接道条件を変えてエスキスすることで、難しい条件が出題されても大丈夫と自信が持てるようになりました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
伏図が苦手だった
伏図が苦手で、梁せいが太くなるところがなかなかわかりませんでした。講師オリジナルの「伏図メモ」を使い、わかるまで何回も講師に質問して苦手をなくしました。
製図合格のポイント
普段から余裕を持って作図できるようになること
私は本番に緊張して焦ってしまい、いつもはしないミスをしてしまう等、いつもより時間がかかってしまいました。本番何が起こるかわからないので普段の練習の時から余裕を持って描き終えるようになると、見直しに時間を使えます。
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製図巡回指導
講師が実際に目の前で作図してくれたことがとても良かったです。また、わからないことはその場ですぐ質問でき、間違っているところはその場で指摘してもらえるので疑問を残さず学習を進められました。
詳細はこちら -
学科模擬試験
模擬試験を受けて、自分の苦手な部分がわかるのが良かったです。また、法規が苦手で時間がかかっていたので、時間配分を知る練習になりました。
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試験直前に教室をあけていただいたこと
試験直前の1週間程度は教室をあけていただき、仕事終わりや休みの日に受講生同士で勉強をしたことです。家で1人で勉強するよりも集中でき、講師もいたのでいつでも質問できて安心しました。試験直前に最後の追い込みができました。