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SPECIAL INTERVIEW
何が何でもあきらめない!!

岡村 咲奈さん (19) 令和5年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 工業高校
- 所属:
- 大学1年生(建築学科)
- 教室:
- 名古屋校
計画:21点 法規:20点 構造:20点 施工:14点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の道に進もうと思ったきっかけ
衣食住のひとつである住宅に関わりたかった
小学生のころ、祖父に連れられて訪れた住宅展示場で住宅に興味を持ちました。調べていくうちに、自分で建物の設計ができる建築士という職業があると知り、その仕事に憧れてめざすようになりました。
在学中の建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安なことやそれをどう克服したかお聞かせください。
最速で資格をとれたらかっこいいなぁ
工業高校を卒業し、2級建築士の受験資格を得たら最短で取得したいと、卒業前から思っていました。なにより、19歳という年齢で合格できたらかっこいいなぁという思いもありました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
高校の先生のすすめ
学科は高校時代からこつこつ自分で勉強していました。しかし、製図は独学では難しいだろうと思い、高校の先生のすすめで総合資格学院に決めました。学院のライセンスアドバイザーが高校に何度もお話をしに来てくださったことも学院に決めた理由のひとつです。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
ひたすら自分との戦い
大学の定期試験と製図の講義が被っていた時期は精神面でとても辛かったです。工業高校だったこともあり、普通科目に遅れをとっていたことも不安要素でした。それに加えて、負けず嫌いな性格なので定期試験も製図も妥協したくありませんでした。がんばれば何とかなるという前向きな曲をひたすら聞いてました(笑)。歌詞が刺さりまくってました……。
ご自身が学習開始された際、同級生の2級建築士の学習状況
自分しかいなかった
学科の勉強をはじめたのは高校3年生の12月です。まわりに2級建築士の勉強をしている人はいませんでした。大学に入ってから同級生で受験する人を見つけましたが、講義の合間にも試験の参考書を開いて勉強しているのをみて、大学生活でいっぱいいっぱいだった私は焦りはじめました。ただ、早い段階で勉強をはじめていた貯金もあり、慣れないながらもうまく両立できていたと思います。
講師によるライブ講義を受けて良かったことを教えてください。
間違っているところをすぐに正しく理解できること
講師が間違っている箇所をすぐに指摘してくれるのでその場で修正でき、間違ったまま進めるということがなかったのがよかったと思います。また他の受講生の疑問に対する回答も聞くことで、自分の知識をより深められました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
得意科目は高校の先生のおかげ、苦手科目は学院の教材で克服
計画が得意だったのは高校の先生のおかげだと思っています。建築計画の先生が、わかりやすくおもしろい授業をしてくれていたので、建築士の学科も計画分野は頭に入りやすく、勉強はそれほど苦ではありませんでした。施工は実際に現場に出たことがないので想像しにくい部分が多く、よく理解せずに暗記していました。理解をしていないせいで、なかなか頭に入らず苦戦しました。学院の教材はわかりやすくイラストや写真もあったので、それらを活用したり動画サイトで実際に動いている様子を見たりして、理解を深めていきました。
講義で一番役に立ったこと、助けになったことを教えてください。
模擬試験
実際の試験の時間で行われる模擬試験は時間の感覚をつかむことができ、役に立ちました。自分で問題を解くだけではわからない、ほかの人の解くスピードや、お昼ご飯の後のお腹の調子まで事前に経験できて知れたのはよかったです。
学科合格のポイント
早いうちから学習をはじめる!短期集中できる人はそうでないかもしれませんが、早いうちからこつこつと勉強することが大切だと思います。早くからひと通り学習を進めると苦手分野がわかり、克服のための時間もつくれます。私のように、環境が変わって勉強時間の確保が難しくなっても、貯金があるので直前になって焦るリスクが減らせると思います。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
他の人の良いと思ったプランを自分のものにする!
最初は何がなんだかわからず、建蔽率などの計算も苦戦してばかりでした。しかし回数を重ねるうちにだんだんと慣れてきてうまく納められるようになりました。また、交換添削などで他の人のプランをみることで、自分にはなかった納めかたや工夫した点を知ることができ、たくさん吸収することができました。講師にも苦手図面のオリジナル教材をつくってもらったりと周りに助けられました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
時間内の作図
少しでもずれたり汚れたり間違えたりするのが嫌で、どうしても妥協できず丁寧に描いてしまう癖があり、時間内に描ききるのに苦戦しました。講義やホームワークで何度も描いていくうちに慣れて、時間内に丁寧に描ききれるようになりました。家で何をしていいかわからなくなっても、学院から出される複数違うプランの課題があったので、とても役に立ちました。
製図合格のポイント
エスキスをいかにうまくできるか
作図は何度も練習して慣れれば描けるようになります。エスキスがはやく上手にまとまれば、あとは練習通り動かすだけです。ですから、人のエスキスをみて、自分のなかに取り入れて、自分のなかの引き出しを増やすことが大切だと思います。
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製図巡回指導
講師がしっかり見て回ってくれたことで疑問点を質問したり、間違いを指摘してもらえて理解が深まりました。
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トレイントレーニング
大学に入り、通学の電車でしか学科の勉強時間がとれない時期があったため、小さくて要点のまとまったトレイントレーニングの教材は愛用してました。