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SPECIAL INTERVIEW
継続とやりきることが大切!

江種 大翔さん (22) 令和6年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- ハウスメーカー(施工管理)
- 教室:
- なんば校
計画:14点 環境/設備:14点 法規:22点 構造:26点 施工:22点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
設計っておもしろそう!!
自分の部屋を飾りつけたり、模様替えが好きなので、空間デザインや設計に興味があり、この業界に進みました。現在は、施工管理として働いていますが、きっかけは建築の設計が好きだからです。
卒業1年目で1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
一番仕事の負担が少ないタイミングは今!
1級建築士試験のむずかしい理由の一つに仕事との両立があるので、仕事量の少ない1年目に取得できるように勉強をスタートしました。といっても、1年目でも勉強時間の確保には苦労しましたし、仕事をしながらの難関試験への挑戦を1年間継続できるか不安がずっとありました。ですが、同じ境遇で戦っている人と話をすると、自分も負けていられないと感じるようになりました。そして、来年も勉強に時間を取られ、大金を払いたくないと思いながら学習に向き合っているうちに、気づけば1年が経っていました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
丁寧な対応が決め手です
ほかの資格学校に比べて、質問への対応が速かったので総合資格学院に決めましました。個人的に生徒からの連絡に対して、どれだけ真剣に、スピーディーに対応してくれるのかがかなり重要だと考えているので、今後、問い合わせに対する返信が遅かったり、雑な対応をされたりといったストレスはないだろうと考えました。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか
効率よく学習ができました
合格ダイアリーや対面で講師やスタッフに勉強方法のアドバイスをいただけるのは、一番大きな違いだと思います。今の時代、内容に関しては調べれば出てきますが、それが自分にとって何時間もかけて勉強するべきなのか、優先度が高いことなのかは、教えてもらわないとわかりません。そういった点で、独学の人とは効率が違っていたのかな、と思います。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残ったエピソード
助けてくれる人を大切に
設計製図試験対策でとくに感じましたが、知識量がものすごい人や着眼点が鋭い人などいろいろな人がいます。そういった人と話していると、多量の課題のなかで、勝手に後回しにしていた課題の大切さに気づくことがありました。講師や受講生の立場は関係なく、自分の答案にコメントをくれる人は大切にしたほうが良いと感じます。
早期から学習を開始して良かった点
予習と自習の習慣化はメリットしかない!
学生時代は卒論や課題が片付いてからは、1日平均4、5時間は机に向かいました。週末は講義もありましたが、8、9時間勉強をしました。また、新社会人になって環境が大きく変わることもあり、予習が思うようにできない日があっても、早い段階で一度予習や自習をしていると当日の講義の吸収力に雲泥の差があります。早くに習慣化し、勉強時間を確保しておくことは、本当にメリットが大きいと感じました。
当学院で学習した内容が、学校生活または就職活動などで活かせたエピソード
入社後の会話で理解できる場面が
施工管理として働くときに、単語や工事の大まかな内容を理解していると「新入社員でここまで話ができるのは珍しいね」と言っていただきました。同期よりも先に勉強しておいてよかったと感じましたし、今でも聞いたことある単語があると、先に資格に挑戦してよかったと思うことがあります。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
理解度を高めるのに最適
私はテキストを読むことより、講義を聞いているほうが頭に入ってきやすいので、苦手な部分を何度も講義形式で復習できる対面指導には助けられました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
継続あるのみ!
施工や計画はとにかく手間と時間がかかり、実力がついているのかいまひとつわからなくて苦手でした。最後まで嫌いな科目でしたが「これだけ勉強したのだから、本番ではわからなくてもしかたがない」と、納得できるほど勉強するのは大事だと思います。本試験でも計画で一喜一憂することもないと思いますし、次第に知っている建築物が出てくるようになるのではないかと思います。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
勉強すべきことを教えてくれた
当たり前ですが、映像講義では講義内容に関する必要最小限しか話してくれません。しかし、対面講義では「ここは毎年出ているから落とすともったいない!」と言われたり、「この問題は去年が~なので、今年はこっちのほうを重点的に勉強しておくほうがいい」など、今年の試験の傾向をふまえアドバイスしてもらえたので、とても効率よく勉強できました。
学科合格のポイント
継続すること!そして計画性!学院にはプロの講師がいます。その講師が自分を分析し、アドバイスをくれます。これほど頼もしいことはないと思います。「言ったこともやらないのに伸びるわけない、言ったことをすれば点数は自然と伸びてくる」と言う講師もいました。それだけ自信を持って断言できるほど真剣に講義に取り組んでくれているので、私たちはついていくしかないです!継続あるのみです!
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
問われたことに正確に答える
自分の図面で表現しているのが試験元の答えてほしいことなのか、というのを意識するのが大切です。あせっていると関係のないところまで描いてしまったり、記述すべきものを飛ばしたりと、記述に関しては最後まで苦手でした。添削をしてもらい、ほかの生徒さんの記述の言い回しを参考にして、自分のボキャブラリーを増やすことで、少し苦手意識が薄れたと思います。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
手順を覚えてスピードアップ!
「階段ってどの段階で描けば……」、「もうマスキングテープ外していいかな……」など、大まかな流れを理解していても、細かい部分を忘れてしまうのが多かったです。スピードを上げるのも同様ですが、これは作図の数をこなすしかないと思います。上記のとおり、座学で何とかなる部分もありますが、描いて体と目で覚えるのも重要かなと感じます。
製図合格のポイント
座学をおろそかにしない!設計製図試験では2、3年目の人がいるのも珍しくなく、知識量の違いに驚きました。自分が悩んでいることが知識不足によるものであれば、少しずつ解消できるので、向き合わずにいることほどもったいないことはないと思います。私は学科試験突破から2カ月しかなかったので、「作図のスピード!」「通しの練習!」と自分に言い聞かせるようにしていましたが、知識量を増やすことは手詰まりする時間を減らすのにつながるので、座学もおろそかにしてはいけないと感じました。
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作図強化講座
作図ができなければ当然試験で戦えませんし、そもそも講義にもついていけません。早期に作図特化の講義があったのはとてもありがたく感じました。6時間あってやっと完成できるレベルの作図力しかなかったのですが、合格できたのはこの講義があったからだと考えています。
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合格ダイアリー
勉強の予定を立てるクセがつき、1週間の勉強量がどれだけのものだったのかを記録できるのはペースを意識するうえでとても役立ちました。講師から「模試の復習は?」「復習テストは?」と一言もらうだけで、「あ! 最近この分野の学習が手薄になっているな」と思い出せて、勉強の計画を立てるうえで頼りになりました。
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通勤通学時にスマホで教材を閲覧できるのは、すき間時間を活用するために有効な手段だったと思います。