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SPECIAL INTERVIEW
あきらめないことが大事

藤本 敬介さん (24) 令和6年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学院
- 所属:
- 大学院2年生(建築・都市デザイン工学専攻)
- 教室:
- 梅田校
計画:17点 環境/設備:19点 法規:25点 構造:27点 施工:22点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
ものづくりが好きだった
昔からものづくりが身近にある環境で育ち、小学生のころにスタジアムでサッカー観戦をしたのがきっかけで、建設業にたずさわりたいと思いました。なかでも、音響や照明の空間に付加価値を生み出す部分に興味があり、設備設計に進むことにしました。
在学中で1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
やるなら今
将来的に必ず1級建築士を取りたいと思っており、大学院生は社会人に比べて時間があるから、1級建築士を受験するなら今だと考えました。ただ「本当に一年間モチベーションを維持できるのか」「他の誘惑に勝てるのか」など不安は多くありました。大学院の友人と勉強することで最後までやり切れました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
苦手なことをカバーしてくれそうだったから
教材や各種テストが充実しており、合格実績もでていたので総合資格学院を選びました。自分で教材を探したり、計画を立てたりするのは苦手だったので、サポートしてくれる環境が私には合っていたと思います。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残ったエピソード
後回しにしない
好きな科目はどんどんやっていましたが、苦手な科目から逃げている部分はありました。結果、なかなか成績も伸びずに最後まで自信をもてないまま本試験をむかえてしまいました。
早期から学習を開始して良かった点
学習サイクルの確立
月曜から土曜日に、それぞれ何をするかというのを習慣化し、できるだけ同じサイクルで学習を行いました。また、勉強前に少し仮眠をとることで、すっきりした頭で取り組むことができ、学習効率の向上につながったと思います。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
講師の熱量
講師の方々は、受講生にも劣らないぐらいの熱意をもって講義をしてくれました。気が抜けそうなときも、講師が士気を高めてくれるのでがんばれました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
興味を持つ
環境・設備は自分が研究している内容を含んでいるので一番興味を持てました。研究内容が勉強に活かせたり、逆に勉強した内容が研究に活かせたり、というような知識が身についていることを実感できるのがとても面白かったです。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
いつでも質問できること
講義を受けるなかでわからないことはどうしても出てきます。それでも講師は優しく丁寧に教えてくれるので、わからないことを気軽に質問できる環境が助けになりました。
学科合格のポイント
暗記だけでなく理解する暗記だけでも解ける問題はありますが、新規の問題は理解をしていないと解けないものもありました。そこで、まずは理解するよう努め、それでもダメなら暗記していました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
建築への理解と提案
エスキスはすべてが決まるといっていいほど重要な過程ですが、知識不足でプランができないときもありました。法規や設備、構造の理解を曖昧にしないことで、エスキス段階でのミスを減らしました。そのことが、記述のスピードアップにもつながりました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
時間の配分
私は作図スピードが遅かったため、エスキス時間を減らすようにしたり、記述で手が止まらないようにするなどして、作図の時間を増やしました。
製図合格のポイント
あきらめないこと本試験では不安や緊張を感じたり、断面図が平面図に干渉するという、経験したことがないアクシデントがありました。その時点で「今年はダメかも」と思いましたが、最後まであきらめずに図面を描いたことで合格できました。