合格体験記
一級建築士 黒川 敦史さん

SPECIAL INTERVIEW

投げださなければ合格は近づく

黒川 敦史さん (27) 令和6年度 1級建築士合格

学歴:
大学院

勤務先:
設計事務所(設備設計)

教室:
横浜校
本試験得点 95点

計画:14点 環境/設備:14点 法規:25点 構造:23点 施工:19点

受講講座

受験回数:
学科1回/設計製図1回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ

人が恒久的に使うものをつくりたい

父が建設系の仕事をしていたため、その姿を見ていたこともあり、何かをつくるようなことが幼少期から好きでした。そこで多くの人が使ってくれて長い時間人の支えになるようなものは何かと考え建築の仕事に進むことを考えました。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法

焦りと不安と将来のため

社内で若手がみな取得しているのを横目に焦りを感じていました。本当に受かるのか、継続して勉強できるのかが不安でしたが、合格実績の高い総合資格学院に通うこととその受講料を払うことで背水の陣を敷くことにしました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

先輩の推薦と自分に合う環境

社内で試験に合格している人が多く見受けられたのが総合資格学院でした。特に製図試験時の講師への信頼度の高さ、全体を通しての面倒見の良さが決め手でした。自分の性格上、対面でのライブ講義やスタッフの方にしっかり管理してもらうことが必須だと感じていました。

ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか

試験合格への覚悟

独学の方はお金がかかっていない分、試験合格への執念や意地みたいなものを感じることができなかった印象です。私は来年には絶対合格して時間もお金も無駄にしないと心に決めていたため、仕事が忙しいときも粘ることができました。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残ったエピソード

一緒にがんばる仲間と

学科試験のときには模試が終わったタイミングを見計らって一緒に勉強をがんばっていた友人とサウナやカラオケ、飲みに行くのを楽しみにがんばっていました。つらいときも一緒にがんばっている友人に何とかついていこうと努力しました。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点

勉強できるタイミングにガッツリと

基本的には22時まで仕事、その後24時まで会社で勉強する日常を繰り返していました。疲れすぎて勉強ができない日は割り切って帰宅し、次の日の勉強へと切り替えました。早期から勉強していた分、総勉強時間はしっかり確保できたと思います。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード

法律関係の言葉が理解しやすく

仕事中、法律関係の言葉が難しく理解できない箇所が多くありましたが、学科試験の勉強を通じて、言葉への抵抗感がなくなり調べもの含め業務が効率化されたと感じます。

当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと

わからないことは徹底的に確認できる

法規や施工の単元は言葉が難しく理解が難しいものが多いのですが、直接質問ができることで図を使って個別に教えてもらうことができ、理解が深まりました。また、講義にも緊張感があり「テストでいい点を取らないと!」というプレッシャーが、さぼり癖を防止してくれました。

学科攻略法

得意科目と苦手科目

Strong and weak points

法規

得意科目

計画

苦手科目

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法

「継続は力なり」は本当のこと

法規に関しては本当に毎日数問でいいから継続して取り組むことが大事で、最後にはそれなりに良い点数を取ることができました。苦手科目だった計画については、取れる問題は絶対に落とさないように、トレイントレーニングを使って一問一答形式で解答できるように繰り返し読み込みました。試験本番でも先入観にとらわれず一文一文丁寧に読むことを心掛けました。

講義で一番役に立ったこと、助けになったこと

競い合える仲間が近くにいる

一人で学習するのには限界があると私は思います。模試などで点数が下がったときにも、周りに負けないように次は良い点数を取ろうと自分を鼓舞しました。そのなかでも焦りは禁物と冷静に取り組んでいくことができました。

学科合格のポイント

周りを巻き込んで自分を追い込む

自分の周囲に一緒に学習できる人を置くこと。友達とはしばらく遊べないと腹をくくること。受講料を払ったことを意識すること。この3点を行うことで、さぼり癖がすごい私でも自分を追い込み、一年で試験勉強を終わらせることができました。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

なにごとも複数の可能性を考えること

私はスパン割がとても苦手としていました。それをどうにか簡単にできないかと考え、読み取り後に行う条件整理のときにスパン割だけでも何パターンも作成し、様々な可能性をつぶさないようにしました。1/1000に関しても行き詰ったら別のスパン割ですぐ行うなど、多数検討することを惜しみませんでした。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

作図はそれなり、描きもれをなくす

きれいな図面を描くための試験ではないことを念頭においてほしいです。図面のきれいさはとりあえず二の次として、描きもれがないようにチェックを何回も行うようにしました。きれいな図面でも描きもれがあればランクⅣ、汚い図面でもしっかり描けていればランクⅠ。それが製図試験だと思います。

製図合格のポイント

本番では焦らず、あきらめないこと

私は本試験の作図中、建物のヘリ空きがなくなっていること、断面図が収まらないことに気付きました。その際、1/1000に戻って、1/1000のエスキスで作図を進め、断面図の修正のために1/200の図面で部屋の配置を検討していました。作図のタイミングでもうあきらめようかと思いましたが、せっかくがんばって勉強してきたのに「やらずに帰るのはもったいない」と思い最後まで描ききりました。本当にあきらめないことです。

メッセージ

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

1級建築士の資格学習で学んだことと、実務とは違うことがあります。それは実務でしか補えないことですが、一通りの知識をつけるのにも資格を持っていることで様々なことに興味が持てるのが良いと思います。

資格取得をめざす方へアドバイス

仕事をしながら受験するのは本当に難しいことだと思います。特に建設業は夜遅くまで仕事している方が多数だと思いますが、1日2時間勉強できる時間が取れれば合格できる試験だと思います。長い時間かかるとは思いますが、あきらめずにがんばりましょう。

総合資格で良かったところ

  • 合格サイクル+継続学習

    過去問題だけでは対処できない新規問題を対策できます。学院のカリキュラムにのっとり学習すれば、学科は確実に合格できると思います。

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  • 講師による添削

    講師の方が受講生一人ひとりに細かく対応してくださいました。講師陣のなかでも情報を共有していて的確な添削をいただきました。期待していると言葉をいただき自信が持てるようになりました。

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  • bookend

    疑問に思ったことをいつでもどこでも即座に確認できて便利でした。なかでも検索機能があることで瞬時に疑問を解決できる点がとても良かったです。

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