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- 中井 啓太さん
SPECIAL INTERVIEW
Just do it

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
建築を通して社会にインパクトを与える仕事がしたい
途上国をバックパッカーとして旅するなかで、生活におけるインフラの重要性を痛感しました。技術や知識を社会に還元し、途上国の発展に寄与することのできる現在の仕事に魅力を感じ、志望しました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
技術者としての信頼を得るため
1級建築士は、いつか取得したい学生時代からの憧れの資格でした。1級建築士の方々と一緒に仕事をしていると、「自分も同じように顧客から信頼していただきたい」という思いが強くなり、昨年海外赴任から帰国したタイミングで、受験を決意しました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
圧倒的な合格実績
学科試験は独学で受験していたため、独学で合格することの厳しさは理解していました。製図試験対策から資格スクールに通うことを検討していたところ、会社の同僚からの勧めもあり、総合資格学院への通学を決めました。学院に通っていた同僚の多くが、製図試験に一発で合格していたことが印象的であり、圧倒的な合格実績が通学の決め手でした。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残ったエピソード
試験直前の体調不良
製図試験前に追い込みすぎて無理がたたったのか、試験一週間前にぶっ倒れてしまいました。教務スタッフに振替講義の予定を迅速に組んでもらったり、同じクラスの受講生から出席できなかった講義のポイントを教えてもらったりとサポートしてもらい、なんとか試験当日までに帳尻を合わせることができました。無理は禁物です……。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
上司のサポート・通勤時間の活用
上司に試験のスケジュールを伝え、製図試験の勉強期間中に出張の予定が入らないよう配慮してもらいました。平日は仕事の前後、休日は一日中、エスキスや作図を練習するのは当たり前のこととして、通勤時間においても、講義の復習動画の視聴や要点記述のインプットをとにかく繰り返しました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
建築設備への苦手意識がなくなった
建築設備の仕組みが十分に理解できておらず、苦手意識がありました。製図試験の学習を通して、一般的な設備のサイズや配置、配管ルートの考え方について学ぶことで、業務中に理解できることが増えました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
疑問点をすぐに質問できる環境
作図演習中も講師が巡回しているため、気軽に質問し、手を止めずに疑問点を解決することができました。また講師がとてもフランクに接してくれたおかげで「こんなこと聞いてもいいのかな?」といった些細なことも質問できました。多くの受講生を見てきている講師だからこそのアドバイスもあり、ありがたいと感じました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
解答例を分析する
毎回の課題の解答例を1/1000でトレースすることで、標準的なレイアウトを理解していきました。敷地の外部条件や課題設定に対するアプローチの引き出しが増え、無理のないプランニングができるようになりました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
最後まで作図スピードは上がらなかった
作図の練習は特に力を入れて取り組んでいたつもりですが、正直試験当日まで作図スピードが上がりませんでした。自分の作図能力には限界があると言い聞かせ、代わりにエスキスの速度と精度を上げることで、作図段階での手戻りやチェック時間が最小限になるようにしました。
製図合格のポイント
とにかく手順を叩き込む毎年トリッキーな要素が出題される製図試験において、試験本番でも普段の力を出し切ることが製図合格のポイントだと考えていました。焦ったときでもエスキスや作図の手順が頭に浮かぶよう、何度も繰り返し取り組むことが重要だと思います。
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交換採点実習
自分では見つけられなかったミスを見つけてもらえるとともに、試験本番で重要になる自らのチェック力を向上させることができました。ほかの受講生の方も本気だからこそ、重要なアドバイスをいくつももらえたと思っています。
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自習室
自宅で勉強するよりも集中することができるので、行けるときは極力行くようにしていました。とんでもない集中力でバリバリ作図している受講生がいつも複数人いたので、その姿がとても良い刺激になっていました。
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製図模擬試験
2回の模試のおかげで試験の雰囲気にも慣れ、本番でも焦ることなくやりきることができたと思います。模試における受講生全体の傾向が分析されるので、自分の立ち位置や弱点の理解に繋がりました。