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- 大杉 早耶さん
SPECIAL INTERVIEW
最後には「気合い」です!

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
就活の挫折と人生を変えた父の一言
大学では栄養学を専攻していましたが、コロナ禍の影響で就職活動が思うようにいかず、挫折感を味わっていました。そんななか、会社を経営している父から「建築をやってみれば?」と勧められ、初めて父の現場を見学しました。戸建て住宅のリビングなど、家族が集う空間をつくる仕事を見て「カッコいい」と感じ、建築業界に進むことを決意しました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
カッコいいから
父と姉が1級建築士をもっていてカッコいいと思っていたため、自然と自分も受けるのだと思っていました。不安はなかったです。「やるだけだ」と思っていました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
同じ目標に向かえる環境
姉が通っていたという安心感もありましたが、1年間対面で学ぶことで、同じ目標を持つ仲間と支え合いながら勉強できる環境に魅力を感じました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残ったエピソード
最初からガツガツすれば良かった
最初は講義中も遠慮がちでしたが、後半になると焦りが強まり、講師や友達に何度もしつこく質問するようになりました。「最初からこの姿勢で取り組んでいれば」と反省しています。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
1秒たりとも時間を無駄にしない
始業時間直前までトレイントレーニングで勉強し、休み時間は急いで食事を済ませて学習を続けました。自宅のトイレにも学習用のメモを貼り「どの受験生よりも勉強してやる!」という気持ちで挑んでいました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
気付きが増えた!
建築歴はまだ短く、実務ではわからないことも多いですが、学院で学んだ知識のおかげで、「これが正しい!」と言い切れなくても、「これは違うのでは?」と疑問を持つ視点が身につきました。この気付きが、実務の成長につながっていると感じています。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
向き合ってくれる講師陣
講師は理解が遅い私に対しても、居残りしてわかるまで丁寧に教えてくれました。そのおかげで「絶対に合格してやる」という気持ちがさらに強まりました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
問題文がすべて!
私はエスキスが非常に苦手で、プランがうまくまとまらなかったり、時間をオーバーしてしまうことが多々ありました。プランは自由につくれるとはいえ、納まりやすいプランには一定のパターンがあるはずです。そのヒントを得るために、問題文を丁寧に読むことを意識しました。また、学院が提供する問題文や解答例を徹底的に分析し、その考え方を頭に叩き込みました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
作図は無心で
作図に取り組む際、あれこれ考えすぎると手が止まってしまうため、無心で描けるように心がけました。そのために、1/400エスキスの段階で可能な限りのことを決めておき、作図に集中できる状態を整えていました。
製図合格のポイント
素直に教わった通りにやる自己流でプランを工夫したり、手順を変えたりすることもありましたが、最終的に「まずは講師の指導通りにやる」のが一番効果的だと気づきました。素直に取り組むことが合格の近道です。