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SPECIAL INTERVIEW
努力が自信に繋がる!

小澤 龍太さん (24) 令和6年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- 建設会社(意匠設計)
- 教室:
- 静岡校
計画:13点 環境/設備:15点 法規:25点 構造:27点 施工:21点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
ものづくりに携わりたい
小さいころからものづくりが好きで、大人になったらかたちに残るものをつくる仕事に就きたいと思っていました。学生時代に将来の職業を考えることがあり、色々な職業を調べていくなかで、建築はまさにその夢を実現できる職業だと感じました。また、建築はただの構造物ではなく、人々の生活や働き方にも大きな影響を与えるものです。自分が手がけた建物が、長い時間にわたって多くの人々に使われ、楽しんでもらえるという点に、非常に大きなやりがいを感じました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
必要不可欠な資格
建物を設計する職として必要不可欠な資格だと思ったからです。しかし建築士試験は合格率が低く、自分よりもっと優秀な人が多く受験しているなかで、自分が合格できるか不安が大きかったですが、学習をすすめていくうちに結果がついてきたので不安は次第に薄れていきました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
対面講義とトップクラスの合格実績
入社後、複数の資格スクールから講座体系を説明いただきました。その中でも総合資格学院は、学科講座も対面講義で行われる点に魅力を感じました。また、合格実績もトップクラスであることから学院に通うことにしました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残ったエピソード
試験当日は今までの努力を信じること
試験当日、会場に入ってみると職場の同僚が斜め前に座っていて、試験開始までの時間や休憩時間に雑談をすることができ、リラックスした状態で試験に臨むことができました。本番はとても緊張すると思いますが、今まで努力してきた自分を信じて、リラックスして試験に臨むことができれば、良い結果につながると思います。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
勉強習慣を身につける
普段の生活のなかに「勉強をする」という習慣をつけることが大変でした。仕事を終え、家に帰るとどうしてもだらけてしまい、勉強に向かうことができませんでした。そのため、会社にも協力してもらい、終業後は帰宅せずに会社に残って勉強をしていました。まだ仕事をしている人もいるなかでの勉強だったので、だらだらすることなく、集中して勉強を行うことができました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
専門的な会話に入れる
会社の会話のなかで、専門的な内容の話にもついていけるようになったことです。以前は会話の内容や、会話内に出てくるワードもわからず、全く話についていけないことが多くありました。しかし、総合資格学院の講義のなかで試験勉強をしていくうちに、自然と、専門的な会話にもついていけるようになりました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
疑問解決までのスピード感
講義のなかで気になったことをすぐに聞ける点です。また、講義後の小テストで正答率の低い問題などを重点的に解説してもらえ、自分が気になっていた点をその場ですぐに解決することができました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
得意科目は満点をめざして
構造は学生時代から得意だったことと、5科目のなかで点数の占める割合が高いことから、満点に近い点数が取れるようにくりかえし問題集を解きました。また、計画は建築作品や建築史に関する問題が苦手だったため、ほかの項目(寸法や面積など)を確実に覚え、科目基準点以上の得点を取れるように努力しました。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
やるべきことが明確になった
講師から「直前期教材は、毎年かなりの確率で本試験でも出題される問題を集めている。合格への近道は、この教材を完璧にすること」とのアドバイスがとても心強かったです。試験までにやるべきことが明確になり、余計なことを考えず集中して勉強に取り組めました。
学科合格のポイント
直前教材を完璧に直前教材の総復習です。試験の2週間前からは今までの模試と直前講座の教材しか触れていませんでした。そのかわりに、上記の教材は選択肢一つひとつに対して全て理解できるまで、くりかえし復習しました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
手順を確実に理解すること
はじめは、エスキスを時間内に完了させることができず苦労しました。そのため、総合資格学院で教わったエスキスの手順を熟読し、「この計算式は何を求めているのか」「ここでは何を検討しているのか」など、講師に質問しながら一つひとつ確実に理解するよう努力しました。その結果、本番までに自分なりのエスキス手順を身に付けることができ、複雑な問題にも臨機応変に対応できるようになりました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
作図のコツを知る
学科合格後、初めて作図をしたときは、目標時間には全く届かず、あと2.5カ月で描けるようになるのか不安しかありませんでした。しかし、講義を進めていくなかで、講師に速く描くコツを指導してもらったり、グループミーティングのなかで、ほかの受講生が時短のために行っているテクニックなどを共有してもらったりしたところ、本番を迎えるころには「多少エスキスに時間がかかっても作図で挽回できる」、という余裕が生まれるくらいまでに作図スピードに自信がつきました。
製図合格のポイント
綺麗さよりもミスなき答案を試験で要求されている項目の抜け落ち、また、法的なミスを無くすことを心がけていました。学院からは「過去の合格者を見ると、上記のミスをしなければかなり合格に近づく」と聞いていたため、綺麗なプランを考えるよりも大きなミスが無いような答案づくりを心掛けました。
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講師による添削
自分ではどうしても気づくことのできないミスや、間違って理解している箇所など、毎回細かく添削いただきました。そして、その添削内容を一つひとつ確認し、次は同じミスをしないように意識しながら講義を受けました。はじめは赤チェックだらけの図面でしたが、講義が進んでいくなかで段々と赤チェックの数が減り、自分の成長を実感することができました。
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オリジナル製図課題
毎回、新しいテーマの課題で、本試験に出題される問題に幅広く対応していたと感じています。講義を受けている最中は、毎回新しい問題のため、いつも「こんな問題やったことない」と自信を失うことが多かったのですが、本試験当日、試験問題を見ると「この内容はオリジナル課題で出てきたところだ!」という内容がほとんどで、落ち着いて試験問題を解くことができました。
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教務スタッフ
学習をすすめていくなかで最大限サポートしてもらいました。講習日以外にも試験直前など、自習を行いたい場合は朝から自習室をあけてくれ、学習する環境を整えてもらいました。また、自分の苦手な項目をピックアップしてくれたり、学習をすすめるうえで、数多くのサポートはありがたかったです。
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