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SPECIAL INTERVIEW
不安だった社会人1年目の受験。合格できたのは学院のおかげです

里吉 佑麻さん (24) 令和6年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学院
- 勤務先:
- 設計事務所(内装設計)
- 教室:
- 上野校
計画:13点 環境/設備:15点 法規:23点 構造:25点 施工:21点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
身体に近いスケールの設計がやってみたい
子供のころからモノづくりが好きで、高校生のときには建築学科に進もうと考えました。大学でさまざまな設計を学ぶなかで、身体に近いスケールの仕事に興味が湧いてきて、現在の内装設計の事務所に就職しました。
卒業1年目で1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
学科の勉強は院生のときから
大学生のときから1級建築士の資格は取りたいと考えていました。社会人になると学習時間の確保が難しくなるだろうと思ったので、在学中から学科の勉強を始めました。時間に余裕があるうちに始めた方が勉強に集中できると考えたからです。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
働きながらでもがんばれそうだった
大学院卒業後、社会人として忙しい毎日を送りながら自分がちゃんと勉強を続けられるか不安があったんです。どこかの学校には通うつもりでいたので、大学院の先輩にいろいろ話を聞いていました。そのなかで、総合資格学院はカリキュラムがしっかり組まれていて、面倒見がいいということだったので、「ここなら自分でがんばれそうだ」と決めました。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか
サポートの手厚さ
サポートの手厚さです。たとえば、わからないことは講義のあとですぐに質問でき、その場で解決できることは大きかったです。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残ったエピソード
教務スタッフのアドバイスのおかげ
昨年3月までは学生だったのでしっかりと学習時間が取れていたのですが、社会人となり急に忙しくなりました。帰宅後は疲れてすぐに寝てしまったりと、思うように勉強ができなくなったことがありました。教務スタッフに相談をして、勉強の仕方や時間のつくり方のアドバイスをもらったおかげで、何とか環境の変化に適応できました。
早期から学習を開始して良かった点
忙しくなる前に先行して学習できたこと
社会人になる4月からは、生活のリズムが変わり忙しくなることはわかっていました。教材は先にもらえるので、時間に余裕のある学生のうちから、進められるところは先行して学習できたのがよかったです。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
実務経験の少なさを補ってくれた
大学や大学院では建築のことを勉強していましたが、実務で必要とされる知識とは多少のギャップがありました。しかし、学院で学んでいたおかげで、実務に関することもスムーズに理解できて助かりました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
講師の熱意が良い影響になる
大学予備校時代に映像講義を受けたことがありますが、眠くなるし、講義に集中できませんでした。ライブ講義は内容がしっかりと頭に入ってくるし、講師の方の熱意が伝わってきて、「自分もがんばろう!」と思えます。わからないことがあれば、その場ですぐに質問できることもありがたかったですね。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
理論に基づいた教え方で理解が深まった
施工は難しくてよくわからないと思っていました。しかし講師の方が、知識だけではなく、背景にある理論に基づいて丁寧に教えてくれたので、施工についての理解が深まり、「苦手だけどがんばろう」と思えるようになりました。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
学科の内容が業務に直結した
会社ではオフィスの内装設計業務に携わっています。法規に関する知識が求められる場面が多く、学科で学習した内容がそのまま生かされています。
学科合格のポイント
学院の講義や課題、サポートのおかげ実は、今回の試験では合格はできないと思っていました。自信がまったくなかったんです。それでも結果を出せたのは、学院の講義や課題、講師や学院スタッフの方たちのサポートのおかげです。学院のカリキュラムどおりにやるだけで学習時間はおのずと確保され、必要な知識を習得できます。努力した時間は裏切らないと、今は実感しています。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
まわりからの指摘で弱点把握し改善
エスキスで難しかったのは時間内にプランをまとめることでしょうか。製図試験がゼロからのスタートだった私には自分の弱点すらもわからなかったので、講師やほかの受講生に質問をして「私は何ができていないか」「どうすれば改善できるのか」を都度教えてもらいながら、指摘されたことを直して弱点を克服していきました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
ほかの受講生の図面から学ぶ
大学で詳細図や平面図は習っていましたが、試験ではどの程度の作図量なのか、どのくらいの完成度が求められているのか、はじめのころはわからなくて苦労しました。その判断ができるようになったのは、講義後のグループミーティングのおかげです。ほかの受講生の図面を見て、どういう図面を描けばいいのか把握できたことで、やるべきことが明確になりました。
製図合格のポイント
アドバイスを素直に受け入れる私は本当に落ちこぼれだったので、講義のあとは講師を質問攻めにしたり、同じクラスの受講生たちに図面を見せてもらったりしながら、いろんなアドバイスをもらっていました。そうやってまわりの助言を素直に受け入れて、吸収できたことが合格につながったと感じています。本試験でも初めて見る課題で焦りましたが、講師の言葉を思い出して冷静に対応することができました。