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SPECIAL INTERVIEW
やればできる

手塚 健宏さん (31) 令和6年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- 電気工事会社(施工管理)
- 教室:
- 船橋校
計画:14点 環境/設備:14点 法規:25点 構造:25点 施工:19点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
将来が安定しているものを考えた結果
電気は生活の基盤にあるエネルギーのため、「電気がわかれば職に困ることはないだろう」という安直な理由で、大学では電気を専攻しそのまま電気設備の施工管理に就職しました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
建物全体のことは知らないだろという一言
打合せのなかで将来的な不具合防止を考えて提案したところ、「電気のことはわかるかもしれないけど、建物全体のことはわからないのだから、あんまり考えなしに物を言わないでくれる?」と嫌味を言われたことがきっかけでした。当時は受験資格もなかったですが、いつか1級建築士を取ってこういう人たちにも対抗できるようになりたいと強く思いました。それと、電気が専門なのに1級建築士を持っていたらカッコイイですよね。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
合格実績の高さが一番の魅力でした
1級建築士を受けることを決めた際に調べたところ、他スクールと比べて総合資格学院の合格実績の高さに惹かれました。やるからには絶対合格したかったため、「ここしかない!」と決めました。
他講習と比較して、実際学院で学んでみていかがだったでしょうか
ライブ講義以外にも、映像やさまざまな資料が豊富
ライブ講義は学院側も推しているので当然として、毎回の講義の各種テスト、補助資料、解説映像や講義内容を補強するための映像資料などなど……、ライブ講義がベースにそのほかの資料でライブ講義を支えているといった具合に、よく考えられているなと思いました。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか
質問のできる環境・一緒にがんばる仲間
質問のできる環境や同じ目標に向けてがんばる仲間の存在というのが非常に大きいものだと痛感しました。自分一人ではきっと言い訳をしてどこかでやめていたと思います。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残ったエピソード
模試の成績で調子に乗ってしまったこと
3回目の模試、総合模試と連続で110点以上取れたことで、本番も余裕だろうと油断してしまい、試験直前の追い込み期に手を抜いてしまったため、本番は初回の模試と同程度の点数しか取れませんでした。製図試験の対策をはじめる前に「油断は禁物」という戒めにはなりました……。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
予習復習のサイクルを大切に
土曜に講義、日曜日に復習、木曜金曜で再度復習、という復習のサイクル。予習ワークを貰ったら即座に行う予習、講義直前に行う再予習、の予習。この2つが知識の定着に大きく役だったかなと思います。予習なんて学生時代には一度もしたことがなかったので、記憶の定着にこんなに有用なのかと本気で驚きました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
他の方と違った目線で提案を行えた
1級建築士を勉強するなかで学んだ内容もふまえて、電気設備に対する社内検討で他の方と違った目線で提案を行えたのは自信になりましたし、その後の学習に対するモチベーションにも繋がりました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
先生の熱意が伝わってきてやる気に
「みんなを絶対に合格させる!」と言う熱意が感じられたため、この講師についていこうと思えました。色んな問題の演習、解説の繰り返しで着実に得点を伸ばせました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
教わったことを愚直に信じる
法規について、最初は苦手意識の塊でしたが、講師に言われた通りにテキストを使って問題集を解いたり、マーカーの色分けで法令集の見やすさを工夫したり、反復練習を繰り返しているうちに得意になっていました。わからないからこそ、自分のやり方にこだわらずに講師や学院を信じてついていくというのも一つの正解だと思えました。構造の力学を除く文章問題について、初期の法規以上に拒否反応を示してしまったのですが、「苦手だからとあきらめるのではなく、浅く広くで良いからとりあえず問題を覚えることからはじめてみる」というアドバイスを貰い、なんとか最低限の形にすることができました。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
テキストだけでは不明瞭だった部分の図示
予習時点でテキストを見てもどうしてもわからなかった部分を講義内で聞こうと思っていたら、毎年わからない受講生が多いのか丁寧に図示をしてくれるということが何度もありました。できないのは自分だけではないという不安の解消にもなりましたし、わかりやすい図で理解もできて一石二鳥という感じでした。
学科合格のポイント
先行逃げ切り学科試験は最後に油断して派手に転んだという感覚ですが、合格点に届いていたのは、6月までにもうやることがないというレベルで勉強を行なっていた結果かと思います。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
9月末でも3時間30分経過時点でエスキスが白紙だったことが…
エスキスだけは苦手で、白紙のエスキスで作図をすることになったときは絶望しかありませんでしたが、なぜかほぼ完成したのはある意味自信に繋がりました。克服法は、とにかくエスキスのパターンを増やしました。講師が毎課題エスキスを行なってくれていたので、エスキス2種+解答例のトレース1種で必ず3種類は毎課題トレースを行い、自分にはない視点、細部のちょっとした納め方といったものを学びました。自分のパターンを増やすことで気がついたらエスキスを楽しんでいました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
時間の短縮、線の描き分け、パーツごとの作図練習
「製図用のペンってなんですか?」というとこから私の製図試験対策は開始したので本当に苦労しました。まずは一週間で作図時間2時間半を達成するために、上司に頼んで学科直後にも関わらず有給をもらって時間をつくり、1週間で7枚作図を行うことでなんとか2時間半というボーダーに乗せるところからはじめました。作図時間をクリアしたら精度を上げるために線の太さの描き分けをしようと思い、図面の綺麗な人の描いているのを見て、細かい部分でのペンの動かし方を勉強させてもらいました。
製図合格のポイント
誰よりも「講義内で」ミスをしたこと本試験での周りのミスを聞いていると、「学校の課題で一度やったよね?」と思うものがほとんどでした。私は講義内の演習中は本番を想定して、わからない部分があっても講師に聞かないことを心がけていたため、ありとあらゆるミスをしてしまいました。その結果として、本番ではやらないように心がけられたため合格に繋がったと思います。また、8月から試験まではとにかく製図試験のみに集中しました。
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教務スタッフ
担当教務なくして合格はあり得ませんでした。学科の本番、最初の計画で自信のある問題が少なすぎて焦ってしまったのですが、教務スタッフが合格ダイアリーに何気なく書いてくれた言葉を思い出して気持ちを持ち直すことができました。また、設計製図でエスキスが全くできなくて受験をやめることを本気で考えたときも、講師と一緒に親身になって支えてもらえたため、モチベーションを取り戻して試験に臨むことができました。
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チューター
学習に対するモチベーション管理や自身の経験上の話などで多くのアドバイスをもらえました。講義以上に日常の過ごし方も非常に重要になる試験のため、様々なアドバイスをくれたチューターには本当に感謝しています。
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合格サイクル+継続学習
知識を定着させるためにはどうすれば良いかが良く考えられているなと感じました。
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交換採点実習
他の受講生の描いた図面を真剣に添削するというのは中々貴重な時間でした。いつも同じ相手と交換ではないのも良かったです。
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