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SPECIAL INTERVIEW
苦手なものを把握することが大切

平川 祐意さん (21) 令和6年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 工業高校
- 所属:
- 大学4年生(建築学科)
- 教室:
- 横浜校
計画:14点 法規:18点 構造:18点 施工:15点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
父に憧れて
小さいころから工務店で働く父を見て育ちました。今の自宅も父が設計し、設計段階で自分の部屋など意見を聞いて取り入れてくれました。そのような「住みたい」を考えることのできる父の仕事に憧れて今の道に進みました。
在学中で2級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
1級建築士をめざすために
元々、大学を卒業し1級建築士の受験資格を得てそのまま受験する予定でした。しかし、いきなり1級建築士を受験し受かるとは思えず(特に製図)、まずは2級建築士試験で雰囲気だけでも感じることができればと思い受験を決めました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
高校のときから名前を知っていた
高校のときから何度も名前は聞いており、建築の道に進むきっかけとなった父に相談したときも「総合資格学院に行けばいいよ」と言われました。実際、学院に伺い話を聞いたところ、独学でやるよりも学習環境として自分にふさわしいと判断し、学院に通うことにしました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
勉強が嫌い
そもそも勉強自体が嫌いで、宿題以外の自習はあまりやりませんでした。その結果合格点もギリギリになってしまいましたが、宿題と講義への出席だけは欠かさないようにしていたため、基礎を固めることができました。そのおかげで、直前講座や試験前の追い込みの勉強で合格できたのだと思います。
早期から学習を開始して良かった点
法規を合格ラインまで
正直、この時期から試験に向けての勉強をはじめたと言えるはっきりした記憶がなく、確か冬ぐらいからスタートしたような気が……。大学で法規を学んでいるとき、「これ絶対受かんないな」と思い法規メインで教えてもらおうと考えるようになりました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
さぼりにくい
わからないことをいつでも直接聞ける環境で、不明点をすぐ解決できるだけでなく、学習スケジュールや出席状況などが適度な管理下に置かれている環境だったため、さぼりがちな性格の自分でもさぼらず講義を受け続けることができたと思います。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
より深く理解する
暗記分野に関してはどれも一様に苦手ですが、問題の解説やテキストを読み込むことで原理原則として理解し、ただの暗記に収まらない、より深く理解をすることができたのが、合格できたポイントです。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
模擬試験
模擬試験のたび苦手なところが浮かび上がってきて、それらを潰す勉強ができたことが合格の助けになりました。具体的には「模試前に試験用の勉強はしないで講義でやったところに一通り目を通すだけ」「講義で理解できていないところが試験に出ると正解できない」「それでできなかったところの学習を試験後にまたやる」……その繰り返しで苦手部分を潰していきました。また、自分としては長期的な記憶として何が残っているのか残っていないのかを確認するための場でもありました。
学科合格のポイント
問題に対する理解わからないことを聞いたり解説を読んだりすることで、選択肢一肢一肢の理解度を上げることができたのが学科を合格できたポイントだと思います。正当肢だけではなく間違った選択肢に対しても、それが本来どういうものなのかをちゃんと説明してくれたので、試験問題の解答としての理解というよりはその物事に対しての理解度が深くなるという感じでした。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
優先順位を見つける
はじめはどこから手をつけていいか決まらず、なかなか進みませんでした。しかし、講師の指導のおかげで優先順位をつけてエスキスすることができるようになり、時間内にしっかり収めたプランをつくることができるようになりました。エスキスはどれだけ多くの時間を製図に残せるか、確認する時間を残せるかが大切で、正確性と速さを身につけるためにどういう手順でやると不備なく効率よくできるかを考えながら学ぶことが大切だと思います。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
時間内に描き切る
時間を意識して描いてこなかった習慣が抜けず、最初は急いで描くと何か描き忘れてしまうことが多々ありました。それを改善するために、講師の指導を受けながら作業手順の効率化を図ることができました。また、具体的な例をもとに試験の審査上のチェックポイントもいくつか教えてもらい、作図するうえでのメリハリも必要なことを教えていただきました。
製図合格のポイント
講師との会話講師との会話で、部屋の収め方や最小形など多くの使える知識を得ることができました。そのことが今回の試験でも活きて、雑談程度に仰っていた収め方を実際に試験で行うことで、しっくりいく形になりました。細かな会話にもヒントを交えて会話をしてくれたため、積極的に会話していたことがポイントになりました。