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SPECIAL INTERVIEW
最後まで諦めず、自分を信じる

一方井 颯真さん (22) 令和6年度 2級建築士合格
本試験得点 73点計画:20点 法規:22点 構造:16点 施工:15点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
父と同じ建築の仕事に携わりたい
2級建築士として働く父を見て育った影響もあり、幼いころから建築に憧れを抱いていました。高校時代に難関資格の1級海技士を取得したのですが、「建築士になって建築を通じて人の理想や夢を叶えたい」という思いが強く、建築の専門学校へ進学し、現在のリフォーム会社に就職しました。建築関係の仕事は家族に何かあった際、そばにいてすぐに対応できるのも理由の一つです。
卒業1年目で2級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
自分の夢への第一歩だったから
建築士になりたいという夢と、就職先からの要望が受験を決断した理由です。4月ごろは受験に対してプレッシャーを強く感じたこともありましたが、自分の将来の目標のために必要な道だと信じることで、受験の不安を克服しました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
学院の対応とライブ講義
専門学校在学時に2級建築士を取得するため他校の説明を受けたのですが、満足できる対応ではありませんでした。そんなとき、総合資格学院から講義の内容やサポート体制をお聞きする機会をいただきました。講師陣や学院スタッフの対応が自分の満足のゆくものであったことや、対面でのライブ講義が決め手となり、学院に決めました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
家族、職場、友人からの支えが大切
学科試験のころはプレッシャーや合格しなかったときの恐怖で勉強が嫌になることもありました。そんなとき、家族や職場の仲間、友人からの支えがあったのが大きかったです。幸運にも会社の同期2人が学院に通っていたので、職場でも学院でも情報交換を行えたのがモチベーションアップにつながったと思います。
早期から学習を開始して良かった点
早期学習によるアドバンテージ
私は当初仙台校に在籍し5月から新宿校に転校しました。仙台校で早期学習を実践していたおかげで会社の同期のなかでも建築に関する知識が多く、新卒研修や入社前テストでいい結果を得てスタートダッシュすることができました。
当学院で学習した内容が、学校生活または就職活動などで活かせたエピソード
就職活動時の面接と実際の現場で活用
建築業界への就職活動時に面接で専門知識を聞かれる場面がありましたが、学院で学んだ知識のおかげでしっかりとした回答ができたと思います。また施工管理担当として現在の会社に入社したので、2級建築士を取得する過程で学んだ施工の知識が現場で役立っていると実感しています。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
映像講義よりも学びの実感が大きい
ライブ講義は映像講義よりも学びの実感がありました。講師が明確な学習目標を提示してくれ、かつ疑問に思ったことをその場で質問し解決できたので効率的に勉強することができました。ライブ講義中、受講生に常に寄り添ってくださる講師の熱意が本当にありがたかったです。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
スピードアップと集中的に勉強
法規は当初苦手意識がありましたが、何度も問題を解いていくうちに法令集を引くスピードがアップして得意になりました。構造は取り組みやすい箇所から集中的に勉強して、試験で確実に得点できるよう工夫したこと良かったと思います。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
合格までの道のりが具体的
講師から、学習するうえでの時間の使い方や、各テストでの具体的な得点目標など、試験の実践的な進め方を講義中に教えていただいたおかげで、自分の中で合格までの道のりを具体的に描くことができました。
学科合格のポイント
やる気と環境整備と己に勝つこと通勤時間や業務中のスキマ時間をフル活用しました。学科試験直前は仕事終わりに学院まで来て勉強し、帰宅後は23時から最低でも1時間は勉強をする生活を続けました。自分でやる気を見出し学習環境を整備する、そして何より己に勝つことが重要です。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
文章読解力と間取りの知識
学生のころは理系専攻だったこともあり、問題文の読み取りが少々苦手でした。しかし講義中に回答案を見ることで、徐々に回答パターンをイメージできるようになり、要点を理解するスピードが上がりました。結果、エスキスに反映する時間を短縮できたと思います。特に文章読解力と間取りの知識が向上し、時間内にプランをまとめられるようになったことが大きかったです。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
線の濃さと文字の書き方
私は筆圧が弱く文字が薄かったので、作図で求められる線や文字の濃さ、見やすさを表現できるまでに苦労しました。作図の講義中に講師に何度も添削していただき、自分で何度も添削内容を反復練習して作図の弱点を克服していきました。
製図合格のポイント
読み取り、パターンの共有、時間配分まず問題の要点を正確に読み取ることです。次に製図の解答パターンは1つではないので、同期の受講生や講師の解答案を共有し、パターンを増やすことが重要だと思います。そして手が覚えるまで何度も反復練習すること。この3つを実践したので試験本番では配分した時間内に描き上げることができたと思います。
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講師による添削
自分では良いと思っていた図面でも講師に添削していただくと、意外と描けていないことが分かりました。線の濃さ、文字の書き方などを講師から繰り返し指導いただいたおかげで合格する図面を描けるようになったと思います。
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製図模擬試験
直前期は試験対策として毎日1枚は作図を行っていましたが、休日に作図をしても会場の緊張感を再現することや本番想定の時間管理をするのが難しかったです。その点、製図模擬試験は本番に似た緊張感を再現し、本番同様の時間管理にトライできたので非常に有効でした。
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法令集
横書きで読みやすく、文と文の間隔があいていて見やすかったので勉強が進みました。また、講師から見やすいインデックスのつけ方とラインの引き方を教えていただいたことでより使いやすくなりました。
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