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SPECIAL INTERVIEW
あきらめない気持ちと継続することの大切さ

河村 有利加さん (32) 令和6年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- 建設コンサルタント業(建築設計)
- 教室:
- 京橋校
計画:20点 法規:23点 構造:20点 施工:22点
受講講座
- 受験回数:
- 学科3回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
幼いころの体験プログラム
子どものころ建築系の大学見学で参加した、体験プログラムが楽しかったからです。また、もともと祖父が建具屋をしており、幼少期に自宅にあった木材やくぎ、かなづちで遊んでいた影響もありました。
2級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
建築の知識を身につけたい
業務的に建築士の資格は必須ではありませんが、「資格の勉強をして知識をつけることで、もっと仕事が楽しくなるのではないか?」と思ったことが大きいです。また、何か自分のためになる資格を取得したいと思い、受験を決断しました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
講師の熱意が違う!
数年前に独学で挑戦するもすぐに挫折し、ほぼ勉強せずに受験……。独学では無理だと悟って昨年、ほかの資格学校に通い受験しました。そのさい、総合資格学院が行なっていた直前期の無料講座を受講し、講師から「みんなに合格してほしい!」という熱意を感じ、設計製図対策は学院に通うつもりでした。ところが、学科の結果は数点が足りず不合格に……。ライセンスアドバイザーからのすすめもあり「次は学院でがんばるしかない!」と思い、通うことに決めました。
他講習と比較して、実際学院で学んでみていかがだったでしょうか。
困ったときに安心のサポート力
講師が「わからないことがあったら、教務スタッフに伝えていつでも質問してきていいよ」と言ってくれたり、勉強方法や時間の取り方などの相談にのってくれたりと、とにかく手厚いサポートをしてくれました。また、教務スタッフやライセンスアドバイザーも常に声をかけてくれるので、モチベーションを保つことができました。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか。
仲間とサポートしてくれる人がいる!
同僚が独学で勉強していましたが、「相談できる人がいない」と言っていました。学院に通うことで、一緒に勉強する仲間やしんどいときに支えてくれる講師、学院スタッフがいたことが支えになったので、大きな違いだと思いました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
まわりの人への宣言と感謝ががんばりにつながる
毎日学習する時間を確保するために、職場の人に「今年2級建築士の試験に合格するために、資格学校に通っています。勉強のために定時で帰らせてください」とお願いをし、定時で帰らせていただいていました。まわりの人に伝えることで、定時で帰らせていただいている感謝とともに「絶対合格する!」という思いが強くなりました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
毎日勉強し続けないと宿題が終わらない!
講義の序盤に、毎日少しずつ進めないと宿題が終わらないと気がつき、自宅では勉強できないとわかったので毎日自習室を利用することにしました。平日は終業後に毎日1時間半くらい、休日は開いている間ずっと。テレビなどがないのはもちろん、スマホ断ちもできました。自習室以外は朝や昼に会社でできる学習をしました。早期から自習室に通う生活をしていたおかげで学習習慣が身につき、設計製図対策でも生活リズムを変えず学習することができました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
打合せで専門用語がわかるように!
正直、今までは何となく打ち合わせ内容を聞いていたこともありました。でも、学習のおかげで「講義で学習した用語だ!」と気がつくことができ、以前より内容がわかるようになりました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
講師との心理的な距離が近い
毎回の講義で声をかけてくれるので、講師と心の距離が近く、気軽に質問ができました。また、対面指導で学ぶので、直接講師の熱意も伝わってきて「絶対合格する!」「がんばろう!!」という気持ちも強くなりました。
得意科目と苦手科目
得意科目
構造・施工
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
わかるまで、納得するまで質問する!
全科目に苦手意識を持っていましたが、予習と復習をしてわからない部分を明確にして、講師が来るたびに理解するまで質問するようにしました。わからないところはすべて聞くくらいの勢いです。そのおかげで苦手意識はなくなり、一番苦手で全く解けなかった力学も問題なく解けるようになりました。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
ささいなことでも役に立ちます!
毎週講義前に構造の計算と法規のミニテストがあったことが、役に立ったと思います。受講しているときは「3問解くだけのために分厚い法令集を毎回持っていくのか」と思っていましたが、現在1級建築士の講座を受講してみて、法令集を日々使用して使い慣れることの大切さを実感しています。毎回講義のテストで使用しないといけない状況をつくっていただいたことで、使い慣れる助けになっていたのだと思いまいた。
学科合格のポイント
宿題&講義&質問を徹底講義は必ず出席すること、宿題は必ず提出すること、わからないところは理解ができるまで質問すること、この3つを徹底していました。この3つにこだわるだけで、学習を継続することができ、合格につなげられました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
仲間との情報共有が役に立つ!
エスキスでは廊下の取り方が苦手でしたが、長期休暇のときに講師が「エスキス対策講義」をしてくださいました。自習のような感じだったので、ほかの受講生と相談しながら課題に取り組み「こうやって考えるといいよ!」と教えてもらってから、プランを考えやすくなりました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
まずは時間内の作図を目標にする
学生時代も手描きでの作図は苦手なうえ、十数年ぶりだったので、当初はかなり不安でした。講師や教務スタッフから「とにかく練習!」と言われたので、それを信じて毎日作図しました。教務スタッフが毎週自習した枚数をグラフ化してくれて「ほかの人よりがんばりたい!」と思えたこともあり、最終的には一人だけ表に入りきらないくらい作図をしました。一番多いときで毎日一枚は描きました。そのおかげで作図時間に自信がつき、本試験でも落ち着いて作図ができました。
製図合格のポイント
練習を重ねて自信をつける!本試験ではエスキスがなかなかまとまらないうえ、まわりの人たちが作図しはじめるのがかなり早かったので一瞬不安になりました。でも、3時間あれば絶対に作図しきれる自信はあったので「まだ時間に余裕があるからいつもどおり、しっかりとチェックして2時間分をエスキスに使って大丈夫!!」と自分に言い聞かせてまわりに流されず、落ち着いて作図しました。
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教務スタッフ・ライセンスアドバイザー
勉強の仕方がわからないときや模試の得点がよくなくて落ち込んでいるときに話を聞いてくれていつも「大丈夫! できる!」と、励ましてくれていました。
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合格サイクル+継続学習
復習も予習も教材が用意されており、最低限何をすればよいのかが明確だったので、毎日学習する習慣が身につきました。
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自習室
学科の講義がはじまったころからほぼ毎日、利用していました。講師が講義の準備などで来ている日もあり、疑問点を聞くことができたのは良かったです。製図のときは一緒に講義を受けているほかの受講生もいたので「まわりに負けたくない!」と思いながらがんばることができました。
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