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SPECIAL INTERVIEW
やるべきことをやれば結果はついてくる

齋藤 陸斗さん (24) 令和6年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- ハウスメーカー(設計)
- 教室:
- 宇都宮校
計画:20点 法規:25点 構造:22点 施工:20点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
使う人を第一に想った建築
私が最も魅力を感じる建築は、使う人に配慮された建築です。建築は、使う人がいてこそ成り立つものなので、使い心地・住み心地は絶対に無視できない要素です。それらの要素を外さないうえで見た目にも優れた建築は、本当に素晴らしいものだと思います。そして、自分もそのような建築を設計したいと考えるようになりました。私にとって使う人に最も寄り添った建築が住宅でした。住宅なら、個人の想い一つ一つに応えながら設計することができると考えたからです。
卒業1年目で2級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
必須の資格
設計職に就くうえで必須の資格なので、1年目で取る必要がありました。また、受験に対して会社からの支援もあったことが大きいです。不安だったことは、勉強と仕事の両立ができるかどうかという点でしたが、社会人1年目ということもあり、帰宅後や講義がある日の学習時間も十分にとれてよかったです。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
高い合格率
会社からの薦めも大きいのですが、それ以前にも総合資格学院という名前は知っていましたし、合格率も高いというイメージがあったので特に迷いなく決めました。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか。
体系的な知識が身につく
過去問を解いて解説を見るだけでは身につかない周辺知識も同時に教えてくれるので、体系的に整理しながら学習できるのが強みだと思います。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
製図はみんなが講師
製図の学習時間は、周りからの助けが特に大きかったと思います。私は手描きの製図経験がほとんどなく、平行定規も初めて触れるような状況だったのですが、講師からの個別指導はもちろんのこと、手描きの製図経験が多い他の受講生から、線の引き方のコツを教わったり、みんなで同じ空間で勉強しているからこその学び合いに助けられました。
早期から学習を開始して良かった点
早期学習は心の余裕を生む
各科目の基礎的で重要な部分を先取りして学習できたので、本講座での理解がスムーズに進み、学習時間も周りの受験生より多く取れているはずだという精神的な余裕も生まれました。また、会社の同期はほとんどが2級建築士初受験だったので、同じ境遇の仲間と一緒に乗り越えようというモチベーションにつながりました。
当学院で学習した内容が、学校生活または就職活動などで活かせたエピソード
卒業論文の手助けに
計画と施工の内容が特に卒業論文で役立ちました。建物に使われている部品や材料・設備の名前が多く出てくる研究テーマだったのですが、学院で勉強していたおかげでそのような用語に戸惑うことなく研究を進めることができました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
耳から入る情報は理解しやすい
文字を読むだけで理解するのが苦手なので、言葉や図で丁寧に説明してくれるライブ講義は理解しやすく助かりました。また、覚えにくい箇所も語呂合わせなどと合わせて解説してくれたので大変役立ちました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
何度も繰り返すのみ
施工の数値系や材料や工法の名前がなかなか覚えられず苦労しました。克服方法は結局、とにかく何度も繰り返して知識を定着させるだけだと思います。心が折れそうになりましたが、がんばりました。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
アウトプットの時間が大切
講義中に問題を解く時間が設けられているのがよかったです。講義の最初に自分の現時点での実力を確かめ、講義の終わりに講義時間のなかでどれくらい内容を理解できたのかを確認するという2回のアウトプットにより、効率的に知識の定着ができたと思います。
学科合格のポイント
出席と課題提出とにかく講義への出席にこだわりました。出席できなかったら後日必ずオンデマンドで受けるようにして、抜けがないようにしました。また、学院から出される予習や復習の課題は必ずやるようにしていました。学院を信じてやるべきことをやった結果、合格をつかみ取れたと思います。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
学院で習った知識のみで戦う
プランニングに関する予備知識はゼロだという自覚を持ち、学院で習わなかったこと・見たことのないプランはやらないということを意識しました。そうすることで大きな減点を減らすことができたと思います。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
製図は見た目も時間も重要
太線と細線の描き分けが苦手だったのですが、製図の上手い受講生にコツを聞いてできるようになりました。また、作図は時間との勝負なので、時間がかかってしまう部分は何度も練習してタイムを縮めたり他で補ったりして、自分のペースをつかむ努力をしました。
製図合格のポイント
線を引いた分だけ上達するとにかく「慣れる」ことが重要です。講義がある日だけでなく、毎日少しずつでも練習して線を引く作業に慣れるようにしました。一日でも空けないという意思を持って臨みました。
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トレイントレーニング
学科試験はとにかく知識を定着させるためにこの教材を一番使い込みました。ちょっとした空き時間に机に向かっていなくても勉強ができるのがよかったです。
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オリジナル製図課題
最初は製図の勉強方法に関して右も左も分からなかったのですが、毎週出される製図課題をとにかくこなすことに集中しているうちに、着実に製図の技術が上がっていくことを実感できました。
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学科テキスト
各科目のポイントが分野ごとに整理されていて、イラストも豊富なのでとても分かりやすいテキストでした。勉強中に分からないことがあったらテキストを見れば大体書いてあるので、とても心強い味方です。
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