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SPECIAL INTERVIEW
地道な積み重ねが最後に自分を助ける

坂本 源さん (21) 令和6年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 工業高校
- 所属:
- 大学3年生(建設学科)
- 教室:
- さいたま校
計画:20点 法規:24点 構造:19点 施工:20点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
大好きなものづくりを職にしたい
小さいころから机で勉強をするよりも、実際に体を動かして学ぶことが好きでした。地域のイベントで大工道具に触れたり、建築系のテレビ番組等の影響で家をつくる大工さんに憧れを持つようになりました。高校、大学では建築について学びながら資格取得や競技大会等に励んでいます。
2級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
なりたい自分になるために
私がめざしている大工は建方大工ではなく、手刻みや補修といったこともきちんとできる、家の中身も理解して仕事ができる大工です。この目標をめざすにあたって図面を読み取る、図面を引けるというスキルは必要だと感じ、受験を決意しました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
受講者の合格率の高さ
合格率の低さから、独学で受験するのはとても不安に感じ、全国でもトップクラスの合格率を誇る総合資格学院に通おうと考えました。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか。
得られる情報の豊富さ
大学の友達も一緒に受験したのですが、市販の教科書で学んでいる友達と比べて歴戦の講師達から得られる情報は、絶対に独学では知りえないものだったと思います。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
試験以外にやることを増やさない
普段の学業との両立はそれほど苦ではなかったのですが、2級建築士と同時期に技能五輪という、2級建築士と同じくらい過酷な大会の練習をしており、2級建築士に100%注力することができず両立がとても大変でした。2級建築士に限らず、大きな試験等の際は必ず一つに絞るべきだと感じました。
早期から学習を開始して良かった点
早ければ早いほど時間が有効に
私は短期間で詰め込むスタイルは苦手で、長い時間で一日あたりの学習量を調整しながら勉強していました。短いときは一日5分で終わる日もありましたが、毎日続けることでその積み重ねは大きくなり、試験1カ月前にはテストでも合格点を安定して出せるようになりました。
当学院で学習した内容が、学校生活または就職活動などで活かせたエピソード
大学授業の予習にも最適
大学の授業には2級建築士の試験範囲内のものも多く、それらの授業ではあらかじめ学習を先取りしている分、他生徒よりも理解が早かったり、さらに深めたりすることができたと感じました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
教材には載っていない裏技たち
ライブ講義では教材には載っていないやり方や語呂合わせ、よりよい知識を知ることができ、それが何よりも助かりました。また、教材の活用方法や学習方法など、自分の学習方法に追加できそうな要素もたくさん知ることができました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
トラスを克服
当時の私が構造計算のなかで最も苦手としていたものがトラスでしたが、講師からやり方を丁寧に解説してもらい繰り返し練習することで、その後は一番得意な分野になりました。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
講義の度に課題を浮き彫りに
講義毎にテストを通して必ず自分の課題を洗い出し、次回までにやるべきことを明確にできてとても助かりました。1週間の間にその課題を克服し、また講義に臨むというサイクルはとても効率良かったと感じます。
学科合格のポイント
モチベーションの維持半年以上にも及ぶ学習期間のなかで、毎日コツコツ勉強できるか多少の不安がありました。ですが講師の皆さんの存在もあり、モチベーションを落とすことなく学習を続けられたことが、学科合格の一番の要因だったと感じています。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
自分の経験と結びつける
エスキスでは必要な部屋を納めることにも苦労しましたが、一番苦労したことは初めて見る条件の対応でした。見たことがない条件だとどうしたらよいか分からず、手が止まることも多かったです。そんなとき、自分の見たことのある建築がエスキスのヒントになることも多く、とても良い引き出しになってくれました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
エスキスを繰り返す
とにかくエスキスが苦手だったので、エスキスの練習はたくさん行いました。具体的にはオリジナル課題や模擬試験での繰り返し練習に加えて、少し条件を変更して練習するなど、とにかく数をこなしました。その成果は本番で存分に発揮できたと感じます。
製図合格のポイント
講師のサポート本番直前の段階でもエスキスの不安はぬぐえず、加えて作図も毎回どこかしらの添削をされていた状態でした。精神的にかなりやばかったのですが、担当の講師から、いつも通りやれば大丈夫だとずっと声をかけていただき、それがかなり助けになっていました。
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教務スタッフ
講義や試験を通してのサポートに加えて、私のモチベーションが維持できる一番の要因でした。本当にありがとうございました。
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オリジナル製図課題
設計製図試験の勉強を始めたころは、手も足も出ないと感じた課題ばかりでした。学院からの多種多様な課題を繰り返し練習することで、特殊な課題でも対応できる力が身に付いたと感じます。
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講師による添削
添削を通して自分の課題を浮き彫りにして克服していくという繰り返しが、製図試験の合格の大きな要因でした。また、ただ描けるだけでなく、審査員に印象の良い描き方、逆に省いても問題箇所など、添削を通してよりよい図面に近づけていけたと感じます。
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