合格体験記
一級建築士 岡田 美憂さん

勉強に集中する勇気と地道な努力

岡田 美憂さん (25) 令和7年度 1級建築士合格

学歴:
大学院

勤務先:
空間ディスプレイ会社(内装設計)

教室:
横浜校
本試験得点 110点

計画:15点 環境・設備:18点 法規:29点 構造:26点 施工:22点

受講講座

受験回数:
学科1回/設計製図1回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ

自分の理解できるスケールから空間と向き合いたかった

中学生の担任の先生に「何かをつくる人になったほうがいい」と言われたことをきっかけに、小さいころから好きだったものづくりを続けられる仕事に就きたいと考えるようになりました。結果的に、手を動かすことができることに加えて、得意だった理系科目を活かすことができる建築デザイン系の大学・大学院で学ぶことにしました。建築を学んでいくうちに、まずは自分の身体で理解できる範囲から設計をしていきたいと考え、空間を中心に幅広い分野のデザインができる会社への就職を決めました。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ

仕事で建築設計に携わるチャンスをつかむ

現在の会社では建築の設計に関わる機会は多くないですが、大学生のころから自分で建築をつくることができるようになりたいと思っていたため、いつかは必ず資格を取得すると決めていました。早いうちに資格を取得することで、現在の会社にいても建築設計の仕事が来た際に声をかけられやすくなるかもしれないと思い受験を決意しました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

周りから刺激を受けられる環境

せっかく学校に通うのならば、映像講義ではなく、わからない箇所をその場で解決できる対面講義を受講したいと思いました。また、製図の指導がきめ細かく、課題数もほかの資格スクールと比較して多いと知人から聞いていたことも総合資格学院に通う決め手となりました。

ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか

今、何に取り組めばいいのかが明確

毎週の講義予定が組まれており、教材も十分にあったことから何をすればいいのかを迷う時間がなく、集中して勉強を続けることができました。また模試の結果などを分析して教務スタッフが今後の学習計画を一緒に考えてくれたため、自分の取り組みは間違っていないと確信を持つことができ、不安になることなく勉強することができました。

合格したからこそ言える、受験期間中の印象に残るエピソード

周囲の1級建築士からの助言

学科の試験後、製図をそのまま同じ年に受けるのかはかなり迷いました。職場で関わる人にたまたま1級建築士の方が多く、さまざまな人の意見を聞いたうえで、やってみないことにはわからないと思い受験を決意しました。なかでも研修時にお世話になった上司に「絶対に受からせる」と言われたことでやる気に火が付きました。

勉強時間のつくり方について、工夫した点

スケジュールの固定化

仕事との両立が難しかったので、一週間だけでなく、一日のサイクルを固定化していました。平日は、朝は早く起きて1時間程度勉強し、通勤の車内ではテキストを読んだり、トレイントレーニングに取り組んだりしました。業務終了後は疲れているので家に帰ると寝てしまうと思い1~2時間は会社で勉強してから帰るようにしていました。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード

仕事が自分事になってきた

現在、建築の構想業務を担当しているのですが、法規に関する部分を自分でも検討できるようになりました。条文の読み方がわかるため、行政協議などでも何を確認すべきかがわかることが嬉しいです。

当学院指導の大きな特長である、講師による対面講義を受けて良かったこと

自分の弱点を明確化

製図の講座では、講師が毎回の演習の中で6時間半の時間の使い方まできちんと見てくれていたため、その日どこで詰まっていたかをわかったうえで指導してもらいました。ときには自分でも気づかないような苦手部分を指摘してくれて、きちんと対策ができました。

学科攻略法

得意科目と苦手科目

Strong and weak points

法規

得意科目

施工

苦手科目

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法

法令集の内容を覚えるくらいまで繰り返しひく

法規は、時間内に該当条文をいかに見つけられるかが重要であるため、時間を計りながら何度も法令集をひく練習をしました。はじめは、法令独特の言い回しが全く理解できず苦戦しましたが、法令集を解答の確認のためにひく感覚になってから点数が安定して取れるようになりました。

講義で一番役に立ったこと、助けになったこと

講義はメリハリをつけて聞く

仕事と勉強で休みが全くないなか、長時間の講義で集中力を維持するのは至難の業でした。講師が、予習で理解できなかった部分で重点的に集中するなど、メリハリを付けて講義を聞いてもいいといってくれていたため、予習に力を入れ、講義はメリハリを付けて聞くことで、余裕がないなかでも効率よく学習を進めることができました。

学科合格のポイント

直前は試験対策に集中

ある程度、模試で点数が取れるようになってからも、確信をもって択を選べるようになるまではとても不安でした。上司から2週間は会社を休んだ方がいいと勧められ、その期間は、午前は模試や試験形式の直前教材を5科目解き、午後は直前対策教材を活用して勉強をしました。何度も間違える知識の定着していない問題に関しては、テキストを読み根本から理解し直すようにしました。直前対策教材を完璧に取り組めたおかげで自信を持って本番に臨めました。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

1/400でのまとめノートづくり

エスキスは、初めはなかなか時間内にできるようにならずにとても苦労しました。講師の勧めで解答例と自分の再エスキスを1/400でまとめたバインダーノートをつくり、間違えたポイントや記述にもつながる重要なポイントを赤で書き込みまとめていました。それでプランニングの引き出しを増やすことができました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

じっくり丁寧に繰り返し読む

試験の時間が6時間半しかなく、もしものときのために後半に時間を残しておきたいという気持ちから、課題文の読み取りは速度を求めてしまい、読み取りの抜け漏れが何度かありました。講師から、課題文を読み取れなければどんなによい図面を描けても失格になってしまう、そこでの5分で結果は変わらないと言われたことから時間をかけて丁寧に読み取りを行うようになりました。

製図合格のポイント

おっちょこちょいは見直しが救う

私はおっちょこちょいな性格で、模試などでも描き切れているのにランクⅠに届かない状況が続いていました。そこで、試験直前は見直し時間を十分に確保するための時間配分調整と見直しの練習を繰り返し、ミスをしないようにするのではなく、確実に修正できるようにしました。

メッセージ

合格後の心境、今後の目標や抱負

1級建築士の資格を取得できたことで、ようやく実務をしていくうえでのスタートラインに立つことができたと感じます。これまで勉強をしていた分まで、仕事に邁進できると思うので、誰かの人生の背景となるような魅力的な建築・空間を意匠だけでなく構造や設備にまで気を配ってデザインできるように学び続けていきたいです。

資格取得をめざす方へアドバイス

全員が資格取得をめざすわけではない職場で働きながら勉強をしていたため、仕事のスキルで周りに差を付けられているような気持ちになりずっと不安でした。ですが、一年で合格できたことで、周囲からやるときはやれる人間だと認めてもらえるようになりました。もちろん複数のことを全力でできる人もいると思いますが、自分のことは自分が一番わかっていると思うので、すべてのことが中途半端になってしまうくらいなら今は勉強をがんばるときだと腹を括る勇気を持つことがストレート合格へと導いてくれると思います。

総合資格で良かったところ

  • オリジナル製図課題

    解答例が毎回異なる解法を使っていたことで様々なプランニングの形を知ることができました。

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  • bookend

    会社や出先で勉強するときに、すべてのテキストを持ち運ぶことはできないので、bookendを活用していました。

  • ライセンスアドバイザー

    学科の自己採点が終わった後は、抱き合って喜び合うほど一番身近な応援団でした。合格発表のときに送ってくれた受験番号にハナマルのついた写真は宝物です。

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