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2019(令和元)年度 建築設備士第二次試験(設計製図)総評

総論

2019(令和元)年度は、1・2階が商業施設、3・4階をスポーツクラブとして3階に浴室、4階にプール室がある複合建築物が出題され、スポーツクラブにあるプールや浴室に関する要点の記述が多く出題されました。

建築設備の設計条件としては、空調熱源設備は排熱投入型ガス吸収冷温水機と水冷チリングユニット、給湯設備は真空式温水器で、それぞれにマイクロコージェネレーションシステムの排熱の利用が指定されました。電気設備では例年出題されていた太陽光発電設備は出題されませんでした。
必須問題では「浴室に設ける給水設備の計画」が新傾向問題として出題され、選択問題においても各設備ともに計算問題で初出題の問題があり、従来から求められている平面図、系統図の構成力、作図力に加え新傾向問題に対する対応力が合否を分ける試験でした。

■建築設備基本計画(必須問題:計画の要点等の記述)の出題構成

空調・換気設備関連 給排水衛生設備関連 電気設備関連
第1問 厨房に設ける換気設備の計画の要点 第3問 浴室に設ける給水設備の計画の要点 第5問 プール室に設ける照明設備の計画の要点
第2問 プール室に適する空調方式と空調設備を計画する上で考慮する事項 第4問 温水プールの循環ろ過設備における省エネルギーの計画の要点 第6問 電灯幹線の計画の要点
第7問 物販店舗に設ける機械排煙設備の計画の要点 第8問 スプリンクラー設備の計画の要点 第9問 誘導灯の計画の要点
-- -- 第10問 コージェネレーション システムの計画の要点

建築設備基本設計製図(選択問題:空調・換気設備 第1問〜第3問)

第1問(系統図の作図)では、マイクロコージェネレーションを有する熱源設備の構成力が問われました。また、負荷側が四管式でしたが、二次側負荷は2系統であったため、構成的にはシンプルでした。

第2問(計算問題)では、空調機の能力表以外に『敷地境界点における騒音値』の計算問題が初めて出題されました。第3問(平面図の作図)では、記入上の注意Cとして、外気は各階共通シャフト(コンクリートダクト)からの取り入れが指定され、竪穴区画貫通処理として、SFDの図示記号が追加されました。

建築設備基本設計製図(選択問題:給排水衛生設備 第1問〜第3問)

第1問(計算問題)では、雑用水受水槽の容量計算において、飲料水と雑用水の割合が細かく指定され、また、使用者区分も多く、計算量が増加しました。第2問(系統図の作図)は、雑用水給水設備と、平成27年、28年、30年に引き続き、屋内消火栓設備が出題されました。なお、屋内消火栓設備の系統数は階段室の位置を考慮する必要がありました。第3問(平面図の作図)では、冷水浴槽と温水浴槽が分かれた浴室の配管図と循環ろ過フロー図が出題されました。

建築設備基本設計製図(選択問題:電気設備 第1問〜第3問)

第1問(計算問題)では、新傾向問題として、テレビ端子の出力電圧計算が出題され、増幅器を含んだ回路の理解が求められました。第2問(単線結線図の作図)は、平成27、29年、30年の出題と同様に、低圧の非常用自家発電設備から防災・保安用系統が正しく描けたかがポイントでした。第3問(平面図の作図)では、照明器具の最大取付間隔を考慮した配置台数の検討が求められました。

建築設備基本設計製図 第4問(共通問題)

要求された内容について、過去の出題から大きな変化はありませんでしたが、記入上の注意点を正確に読み取り、短時間でミスのない図面を作成することが求められました。

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