2018年度 1級管工事施工管理技士 実地試験 合格発表

2019年2月22日(金)に、2018年度 1級管工事施工管理技術検定 「実地試験」の合格発表がありました。概要は下記の通りです。

  学科試験 実地試験
受験者数 16,473人(前年 17,132人) 7,608人(前年 10,158人)
合格者数 5,471人(前年 7,579人) 4,011人(前年 6,421人)
合格率 33.2%(前年 44.2%) 52.7%(前年 63.2%)

実地試験 合格発表をうけて

22018年12月2日に実施された2018年度1級管工事施工管理技術検定実地試験の受検者数は7,608人、合格者数は4,011人となり、合格率は52.7%でした。
2017年度と比較すると、受検者数は2,550人、合格者数は2,410人減少し、合格率は10.5%低下しました。

2018年度実地試験の受検者数が減少した要因の一つとして、2018年度学科試験の難化が挙げられます。合格率は2017年度から11%低下して33.2%と近年で最も低くなり、合格者数も2,410人減少しました。これに伴って、当年度の実地試験受検者も減少したと考えられます。

また、実地試験の合格率も2017年から大きく低下しており、学科試験合格率と実地試験合格率を乗じた値は17.5%(※)でした。

※当学院が独自で試算(学科試験合格率×実地試験合格率)したものです。

○学科試験・実地試験合格率の推移

2013 2014 2015 2016 2017 2018
学科試験合格率 38.9% 43.4% 51.2% 49.0% 44.2% 33.2%
実地試験合格率 67.8% 60.3% 50.1% 61.0% 63.2% 52.7%
学科試験合格率×
実地試験合格率
26.4% 26.2% 25.7% 29.9% 27.9% 17.5%

2017年以前は5年連続で25%を超えていたため、2018年度の試験がいかに難しかったかがわかります。また、試験の難化傾向からは、社会基盤を支える1級管工事施工管理技士に対して、厳格な高いレベルが求められていることがうかがえます。1年で実地試験まで合格するためには、学科試験の対策をする段階から実地試験まで先を見据えた計画的な学習を行うことが重要です。

現在わが国では、急速に老朽化がすすむ国内インフラ(下水道、ガス配管など)や、高度経済成長期に設置され、耐用年数を迎えて更新の必要がでている空調・衛生・給排水設備等への対応が迫られており、老朽化する設備の戦略的な維持管理・更新が求められています。
企業では「管工事」に関連する技術者の確保が課題となりますが、資格保有率の高い年齢層の業界人が順次定年を迎えて以降、「技術者不足」は深刻な問題になっています。

こうした状況を受けて、資格の重要性・有資格者の価値は今後もさらに高まっていくと考えられます。

2018年度実地試験のポイントと2019年合格に向けて

2018年度実地試験の合格率が低下した要因として、選択問題の一部(問題2・問題3)における出題形式の変更が挙げられます。両問とも指定された設備の施工上の留意事項を4つ解答する点は例年通りでしたが、数多くの留意事項から任意に4つ解答すればよかった例年の出題と異なり、2018年度の問題では解答する留意事項が具体的に指定されていたため、解答の自由度が狭まり、学習が不十分だった受験生にとっては特に難易度が高かったと思われます。

実地試験を突破するためには、日常的に実務で携わる分野以外の工事内容も幅広く理解している必要があります。単に過去問に取り組み、解答を暗記するだけでなく、なぜその解答になるのかという根拠まで深く理解し、関連する知識も確認するなど、一歩踏み込んだ学習を継続するように心がけてください。

経験記述については、あらかじめ各テーマごとに記述する工事内容を整理して、どのテーマが出題されても記述を完成できるように準備する必要があります。また、採点者にわかりやすく内容を伝えられるように、第三者からのチェックを交えた記述練習を繰り返し、他者に伝わる表現力を身につけることも大切です。

総合資格学院では、最新かつ正確な試験分析に基づくカリキュラムと教材を用いた講義を通じて、基礎から応用レベルの問題まで対応できる、合格レベルの実力を確実に身につけていただけるようサポートいたします。2019年度の合格をめざす方は、ぜひ受講をご検討ください。

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