平成21年度 一級建築管理技術検定 実地試験

実地試験の合格のカギは、「施工経験記述」!

実地試験は、実務経験の有無、建築に関する知識、施工管理に関する知識が問われるのはもちろん、表現力も問われる試験。特に最近の「経験記述」の傾向として、施工経験を具体的に記述させる出題が多く、管理事項も具体的に問われるため、難易度が高くなってきています。 「経験記述」は、今までの経験をありのままに記述すれば大丈夫とお考えの方も多いと思いますが、記述内容が適切かどうか、正しい言葉で伝えられているかどうかを客観的に判断することは容易ではありません。

合格ができる経験記述は

  1. (1)何が問われているのかを把握し、
  2. (2)決められた文字数の中で、適切な内容を
  3. (3)採点者に伝わりやすく、正しい言葉で記述しなければなりません。

独学者が、陥るミスはここだ! 経験記述の減点ポイントをご紹介!

あなたは、以下の問題に対する記述について、どこに減点ポイントがあるか分かりますか?

例題

工事概要であげた工事において実施した発生抑制、再使用、再生利用、熱回収、適正処分の5つの建築副産物対策から、異なる対策を3つ選び記入の上、それぞれ(1)から(3)の事項について具体的に記述しなさい。なお、一般廃棄物に関する記述を除くものとする。

[ 添削前 ]

選んだ建築副産物対策 再生利用
(1) 扱った資材名又は
建築副産物名
石こうボードくず
(2) 実施した具体的内容 室内の天井の寸法を計り、メーカーに1枚物でプレカット加工を依頼し、廃材に関しては、メーカーに無償回収をさせた。
(3) 結果とあなたの評価 現場内での発生材を少なくし、再生利用をすることで、処分費・現場での加工費等を削除できた。

[ 添削後 ]

選んだ建築副産物対策 再生利用
→発生抑制
再生利用とするなら分別回収してリサイクル工場に持ち込んだ等の記述に。
(1) 扱った資材名又は
建築副産物名
石こうボードくず
(2) 実施した具体的内容 室内の天井の寸法を計り、メーカーに1枚物でプレカット加工を依頼し、廃材に関しては、メーカーに無償回収をさせた。
→上記の取り消し線で引かれたところまでは、発生抑制の内容。再生利用より発生抑制が主になっている。
(3) 結果とあなたの評価 現場内での発生材を少なくし、再生利用をすることで、処分費・現場での加工費等を削除できた。
→結果も発生抑制が第一に書かれている。

いかがでしたでしょうか。どこに減点ポイントがあったかわかりましたか。

記述問題は、自分では上手く書いたつもりでも、それが合格レベルの記述かどうかを判断できないのが、記述対策学習の難しいところです。採点者の目から見れば減点のポイントだらけでも、独学の場合はそれに気付きません。
記述問題は、第三者に添削指導をしてもらうことが何よりも重要なのです。

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