平成26年度 一級建築施工管理技術検定 実地試験 合格発表
- ※上記合格率は、週一回(日曜または水曜)の講座に8割以上出席し、且つ、宿題を8割以上提出した全現役受講生の合格率です。
- ※総合資格学院の合格実績には、模擬試験のみの受験生、教材購入者、無料の役務提供者、過去受講生は一切含まれておりません。
- ※上記、合格率は平成27年2月6日 現在のものです
平成27年2月6日(金)に、平成26年度 1級建築施工管理技術検定 実地試験の合格発表がありました。概要は下記の通りです。
学科試験 | 実地試験 | |
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受験者数 | 20,580人(前年20,576人) | 14,210人(前年 16,686人) |
合格者数 | 8,562人(前年 9,677人) | 5,710人(前年 6,912人) |
合格率 | 41.6%(前年 47.0%) | 40.2%(前年 41.4%) |
実地試験 合格発表をうけて
平成26年度実地試験の全国合格率は40.2%となり、合格者数は平成25年よりも1,202人少ない5,710人となりました。また、合格基準は例年の『得点が60%以上』から平成26年度は、『得点が58%以上』に修正されました。
合格基準が下方修正されたにもかかわらず、合格率は平成25年度を下回る40.2%となったことから、試験の難易度は平成25年度に比べ上がったといえます。
震災復興事業や東京五輪施設建設事業などで、建設需要が高まる中、技術者不足は深刻さを増しています。将来の建設業を担う若年技術者確保のため、施工管理技術検定においては、受験資格緩和等の施策が進められています。
需要が高まっている今が、1級建築施工管理技士の資格取得の絶好機であることに間違いありませんが、本年度の結果からは、単に資格者数を増やすのではなく「高い水準」の資格者を増やしたいという意向も伺えます。
平成27年度合格に向けて
合格に必要なレベルの知識と記述力を身につけるためには、早期から受験対策に着手することが効果的です。また、平成26年度は、問題3〜問題5は過去問が少なく難しい内容であったことからも、過去問だけではなく、最新の出題傾向分析に基づくカリキュラムや教材で学習することが必要です。
加えて、合格の鍵を握る経験記述については、自己採点が難しく独学では効果的な学習が難しい分野です。スクールなどを利用し、第三者の添削を受ければ合格レベルの記述力を効率的に身につけることができます。
平成26年度実地試験 合格のポイント
経験記述『品質管理』⇒ 正確な知識と具体的な記述がポイント
平成23年と同じく「品質管理」が出題されました。出題内容については、「要求品質」「重点 品質管理目標」「品質管理項目」「管理項目を定めた理由」「実施した内容」の5つが要求され、 この中で初めて問われた「重点品質管理目標」は、品質管理について具体的な目標の記述を 求められ、品質管理に対する正確な知識を試された出題でした。目標を達成するために、どのような品質管理をしたのか、具体的な記述ができたかがポイントだったといえます。
躯体工事・仕上げ工事 ⇒ 幅広い知識がポイント
躯体工事(問題3:3つの下線部のうちから誤った語句を摘出し、適当な語句を記入する形 式)、仕上げ工事(問題4:施工上の留意事項を2つずつ記述する)共に過去問が少なく、難易 度の高い出題であったといえます。過去問学習だけでは得られない、建築施工管理の幅広い 知識が必要でした。

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合格された方へ

1級建築施工管理技士合格後は「監理技術者」に!
建設業法の一部改正(平成20年11月28日より施行)により、公共工事だけでなく、公共性のある施設もしくは工作物または多数の者が利用する施設もしくは工作物に関する重要な建設工事について、専任の監理技術者となるためには、「監理技術者資格者証」と「監理技術者講習修了証」が必要です。
株式会社総合資格は、建設業法第26条の4の規定に基づき、国土交通大臣の登録講習実施機関(登録番号7)として、「監理技術者講習」を開催しています。
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一級建築施工管理技術検定試験に関する疑問や不安を、総合資格学院が解決します。当学院のライセンスアドバイザーが、数多くの合格実例に基づき的確にアドバイスいたしますので、ぜひ、私たちと一緒に一級建築施工管理技術検定試験合格をめざしましょう!