構造設計1級建築士インフォメーション
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令和4年度 構造設計1級建築士 修了考査

令和4年1月21日(金)に、令和3年度 構造設計一級建築士講習 修了判定結果の発表がありました。概要は下記の通りです。

● 「令和3年度構造設計一級建築士講習」申込区分別の修了者数と修了率

  実受講者数 修了者数 修了率
申込区分T
(全科目受講)
535人
(前年593人)
134人
(前年170人)
25.0%
(前年28.7%)
申込区分U
(法適合確認のみ受講)
80人
(前年86人)
36人
(前年51人)
45.0%
(前年59.3%)
申込区分V
(構造設計のみ受講)
61人
(前年111人)
32人
(前年64人)
52.5%
(前年57.7%)
合計 676人
(前年790人)
202人
(前年285人)
29.9%
(前年36.1%)

関連リンク

講習の詳細は公益財団法人建築技術教育普及センターのホームページをご確認ください。

令和3年度 修了考査について

令和3年度の修了考査の修了率は、申込区分I(全科目受講):25.0%(前年マイナス3.7%)、申込区分II(法適合確認のみ受講):45.0%(前年マイナス14.3%)、申込区分III(構造設計のみ受講):52.5%(前年マイナス5.2%)となり、すべての申込区分において令和2年度から低下しました。全体の修了率も29.9%(前年マイナス6.2%)と低下しています。

全科目を受講する申込区分Iの直近5年の修了率推移をみると、平成29年が19.6%、平成30年が33.6%と上下しましたが、令和元年以降はおおよそ4人に1人の修了率となっており、1級建築士として5年以上構造設計の業務に従事した構造のプロにしても修了考査の突破は非常に厳しい結果になっているといえます。

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令和3年度より出題形式が変更

令和3年度は、予め講習実施機関から発表があった通り修了考査の出題形式が変更となり、「法適合確認」「構造設計」ともに、選択理由記述式4肢択一問題10問と記述式問題3問の構成でした。

修了考査の出題構成の変化

【令和2年度まで】

考査区分 出題形式 出題科目 出題内容
法適合確認 記述式 構造関係規定に関する科目 記述式問題:5問
構造設計 4肢択一式及び記述式 建築物の構造に関する科目 4肢択一式:20問
記述式問題:3問

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【令和3年度】

考査区分 出題形式 出題科目 出題内容
法適合確認 選択理由記述式4肢択一問題及び記述式問題 構造関係規定に関する科目 4肢択一式:10問
記述式問題:3問
構造設計 選択理由記述式4肢択一問題及び記述式問題 建築物の構造に関する科目 4肢択一式:10問
記述式問題:3問

内容面について、法適合確認では選択理由記述式4肢択一問題で初出題が多く見られ、正答肢の7割が初出題の内容でした。記述式問題では、3分の2が初出題の内容であり、「一貫構造計算プログラム」「モデル化」などの近年の傾向をとらえた対策が必要でした。
構造設計では、選択理由記述式4肢択一問題の正答肢における初出題の割合は3割と高くなかったものの、記述式問題では半分程度が初出題で計算量も多く、慎重に計算を進める必要がありました。

令和4年度の修了考査突破に向けて

構造設計1級建築士講習の修了考査は「計算量」「記述量」が非常に多いため、突破するためには、十分なアウトプットトレーニングを通して、正確な計算やポイントをおさえた記述を速く行える高度な実戦力を身につける必要があります。その際には、構造種別を問わず、全般にわたって構造関係規定を理解し、構造計算方法のトレーニングを積んでおくことが重要です。
初出題の内容に対しても対応できるように、出題傾向をとらえた学習教材を用いて応用力をつける学習を行ってください。

総合資格学院では、これまでの出題傾向分析を踏まえ、本年度からスタートした新しい出題形式にも対応した「令和4年度 構造設計1級建築士 合格必勝コース」を開講します。 講座内では、手計算トレーニングやインデックスを用いた黄色本/青本の高速計算など、修了考査に特化した実戦的なアウトプットトレーニングを十分に行うため、受講によって、本番で確実に得点できる力を段階的に身につけられます。 令和4年度の構造設計1級建築士講習を受講予定の方は、ぜひ当学院の修了考査対策講座をご検討ください。

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