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令和5年度 学科試験分析

 

1級建築士学科試験について、令和4年度に比べ、令和5年度は全体的に難度が高くなりました。中でも、学科Ⅱについては、例年よりも難度が高くなりました。全体的に過去問が増えてはいますが、過去10 年程度では出題されていない古い過去問からの出題が増えており、そのような問題に関しては初見の問題と感じる受験生も多かったと推察されます。

初出題については、法改正や新技術に関する内容の他、近年の社会情勢からの新しい用語や、令和4年度の傾向同様に地球温暖化対策に基づいた「木質系材料及び工法」「ZEB Ready」「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」といった出題がみられ、また、災害対策に関する内容もみられました。今後の試験については、これら新傾向についてポイントを押さえた学習と過去出題されている内容を正しく判断する学習が重要になります。

学科Ⅰ(計画)

出題傾向

 

各分野の出題数に変化(建築計画が増加、建築史・作品が減少)

職業倫理1問、建築計画11 問(うち、数値に関する問題3問)、都市計画2問、建築史・作品3問、設計・監理業務等1問、マネジメント用語1問、建築積算1問。

特徴的な問題

 

社会情勢を反映した用語

No.1-3「リスクコミュニケーション」は、昨今、企業等の不祥事により注目されている用語であり、No.14-2「ABW(Activity Based Working)」は、コロナ禍において、組織において導入が促進された新たな働き方に関する用語です。また、No.16-2「感染症病室」も感染症拡大防止という観点で、計画の重要なポイントとして改めて認識されています。

 

国交省のガイドラインに関する内容の重要性

No.13 は、「高層の分譲集合住宅の新築計画」に関する問題でした。マンション管理が不十分な組合が増加し、様々な課題が顕著になってきた昨今、防災や建物の維持管理に関するガイドラインが国交省から出されています。近年の国の施策として、これらの内容を把握しておくことが求められています。

 

令和5年も木質系材料に関する出題がされた

No.6は、「木質系材料及び工法」に関する問題でした。令和3年、令和4年も木材に関する出題があり、今後も出題が継続する可能性があります。木質系材料や工法の普及を強く意識した出題といえます。

【初出題の主なキーワード】
No.1-3 リスクコミュニケーション、No.2-1 宇佐神宮本殿、No.2-3 箱木家住宅、No.3-2「装飾と犯罪(装飾と罪悪)」、No.3-3「空間・時間・建築」、No.3-4「都市の建築」、No.5-3 霧除け庇、No.6-3 被覆型(メンブレン型)木質系耐火部材、No.6-4 燃え止まり型木質系耐火部材、No.9-1 車椅子用トイレの自動式引戸の開閉スイッチ、No.10-1 MaaS、No.10-3 ITS、No.11-3 生産緑地地区、No.12-1 バラガン自邸、No.12-2 夏の家、No.12-4 バワ自邸、No.13-2 水防ライン、No.13-3 長期修繕計画作成ガイドライン、No.14-2 ABW、No.14-3 退避区画、No.16-1 急性期病院、No.16-2 感染症病室、No.17-4 本花道、No.18-3 意匠登録、No.18-4 実費加算方法、No.20-1 プロジェクトファイナンス

学習対策

 

建築計画、建築積算、マネジメント用語の過去問を得点源に!

 

学科Ⅰ計画は、新たなキーワードの出題も多く得点しづらい科目です。そのため、建築計画や建築積算、マネジメント用語などの過去問は確実におさえることに加え、数値、用語等をしっかり暗記できているかが合否を分ける鍵となります。

学科Ⅱ(環境・設備)

出題傾向

 

各分野の出題数は令和4年度と同様

環境工学9問、建築設備11 問

 

太陽位置図を読み取る問題が初出題

No.6に「太陽位置図」を読み取る図の問題が初出題されました。ただし、季節ごとの可照時間の知識があれば、正答できた問題でした。

 

計算問題は環境工学で2問出題

計算問題は、No.7に「点光源の鉛直面照度の大小関係」の問題が平成27年以来の出題となり、No.10 「残響時間の大小関係」の問題は平成19年以来の出題となりました。

 

給排水・衛生設備で初出題が散見
No.14 の「事務所ビルの飲料用水槽」に関する問題と、No.15 の「給排水衛生設備」の問題では、正答肢を含め、初出題の内容が多くみられました。

【初出題の主なキーワード】
No.6 太陽位置図の読み取り、No.9-3 騒音減衰のための植栽、No.11-4 空気熱源ヒートポンプチリングユニット、No.13-1 喫煙室の気流の風速、No.13-3 排気フードⅠ型の有効換気量、No.14-1 塩素による腐食の発生を防ぐためのステンレス鋼板製の受水槽、No.14-3 FRP 製の受水槽の水槽照度率、No.15-2 排水ますの間隔、No.15-4 サイホン式雨水排水システム、No.16-4 不等率、No.17-1 SPD(サージ防護デバイス)、No.18-1 炎感知器、No.18-3 地区音響装置における区分鳴動方式、No.19-2 エレベーターの設計用水平地震力を算定する場合の設計用水平標準震度、No.20-4 モントリオール議定書のキガリ改正(2016 年)

学習対策

 

環境工学は基本的な出題が多い

環境工学では、基本的な原理・原則を理解していれば解ける問題が多くありました。しかし、過去問そのままではなく、言い回しを変えたり、切り口を変えるなどして出題されているため、過去問を丸暗記する学習では対応できない問題もありました。単位や公式の変換や、用語・現象の正しい理解が求められました。

 

建築設備は初出題用語も散見

正答肢を含む選択肢で初出題の用語が多くみられました。特に、給排水・衛生設備や自動火災報知設備については実務的な技術に関連する用語の出題もあり、幅広い知識が求められています。建築設備士で出題されるような問題もみられました。

学科Ⅲ(法規)

【出題傾向】

 

各分野の出題数…建築基準法20 問、関係法令10 問

令和4年度に引き続き、建築基準法がNo.20まで20問、No.21 以降で関係法令が10問の出題となりました。
建築基準法では、「構造強度」が3問、計算問題として「一般構造(採光面積)」「建蔽率」「高さ制限」の3問が出題されました。関係法令では、「建築士法」が3問出題され、「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」は令和4年に引き続き単独問題として1問出題されました。

 

直近の法改正に関する出題

No.1-2 「用語の定義」から、特定都市河川浸水被害対策法第10条に係る建築基準関係規定が出題されました。
No.30-3 「建設業法」から、専任の主任技術者又は監理技術者の配置に係る金額要件の改正規定が出題されました。
No.30-4 「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」から、住宅所有者等における長期優良住宅維持保全計画の認定申請が出題されました。

「出題のしかた」に特徴がある問題

 

No.5 「一般構造(採光計算)」
→ 断面図から採光に有効な部分の面積を求める計算問題が出題されました。

 

No.28 「関係法令融合問題」
→ 各法令の計画に対応する認定基準の内容の組合せとして、表形式で出題されました。

 

No.29 「建築基準法その他の建築関係法令」
→ 建築基準法による用途変更規定を判断した後に、その他法令規定適否を判断しなければならない問題が出題されました。

【初出題の主なキーワード】
No.4-3 国際的な規模の会議、No.6-2 可燃物の発熱量、No.9-2 レファレンスルーム、No.14-4 景観重要建造物、No.22-4情報通信の技術を利用する方法、No.24-2 一般ガス導管事業者、No.30-4 長期優良住宅維持保全計画

【学習対策】

 

基礎力を身につける

条文に出てくる「用語の意味」や「条文の目的」を理解することが法規の学習の基礎となります。法令集を引きながら、この基礎力を身に付けましょう。条文の目的・内容をきちんと理解しておくことで、設問の正誤に正しく辿り着くことができます。

 

判断力を強化する

条文の規定をそのまま照らし合わせるだけでなく、具体的な手続きや建築物に適合するかしないか、実務としての判断力を問う出題が増えています。近年の出題傾向を踏まえた学習対策は今後も必要となります。

 

文章を読み解く力を養う
過去問又は過去問に近い問題は、言い回しや数値を変えるなど、出題に工夫が見られます。文章を読み解く力を養うことも基本的、かつ、重要な対策となります。

学科Ⅳ(構造)

出題傾向

 

各分野における出題数は、ほぼ例年通り

構造力学6問、各種構造21 問、建築材料3問が出題されました。

 

構造力学

構造力学の6問は、いずれも過去本試験で出題された内容に類似したものでした。しかし、内2問は、過去問とはいっても近年は出題されていなかった問題であり、No.2「軸方向力が作用する部材の軸力と軸方向変位」は平成5年以来30年振りの出題、No.5「トラスの塑性崩壊荷重」は平成22年以来13 年振りの出題でした。とくにNo.2は基本問題といえるもので、近年出題がなくとも基本問題は取りこぼさないように学習しておくことが重要です。

 

各種構造

例年、必ず出題されている木質構造、鉄筋コンクリート構造、鉄骨構造、基礎構造といった構造種別の他に、「擁壁」「プレストレストコンクリート構造」「合成構造及び混合構造」「免震構造」「制振構造」といった構造種別からも出題され、出題範囲は多岐に渡りました。また、No.18「鉄骨造のX形筋かい構面及びラーメン構面における、水平方向の荷重-変形関係」やNo.26「エキスパンションジョイント等によって構造的に分離した建築物の構造計画」は、これまでには出題されていない、より専門的な知識が問われた問題でした。No.30「特定天井」では、令和2年に正しい選択肢で出題された内容が、言い回しを変えて誤りの選択肢となって出題されました。

 

建築材料
過去問を正しく理解していれば、正解できる内容でしたが、正答肢はいずれも10数年出題のなかった過去問であり、力学同様に、近年出題されていないものも含め、過去出題内容を十分に習得しておくことが重要といえます。

【初出題の主なキーワード】
No.12-4 U字形の折曲げ定着、No.13-3 耐力壁の長期許容せん断力、No.18 鉄骨造のX形筋かい構面及びラーメン構面における水平方向の荷重-変形関係、No.18 履歴ループ、No.22-1 保有水平耐力計算におけるプレストレストコンクリート柱の部材種別判定、No.22-1 PC鋼材の有効プレストレス力、No.23-3 鉄筋コンクリート柱・鉄骨梁の混合構造、No.26 エキスパンションジョイント等によって構造的に分離した建築物の構造計画、No.29-1 降伏点のレンジ(上限値から下限値までの幅)

学習対策

 

構造力学:構造力学の基本的な計算手順と公式を確実に習得する
構造力学では、近年出題されていないものも含め、過去問に対して十分な準備を行っておき、基本的な計算の手順や覚えるべき公式を押さえることが重要です。また、今年はありませんでしたが、発展形の問題に対しても正解に結びつけられる応用力を身に着ける必要があります。

 

文章問題:過去に出題された内容で確実に得点するために理由やイメージをつけて学習する
各種構造および建築材料でも、過去出題内容を取りこぼしすることなく、確実に得点する必要があります。そのような過去出題内容に対して、ひとつひとつ、理由やイメージをつけて理解することが、日頃の学習において必要になります。その他にも出題範囲が多岐に及ぶため、幅広い構造設計の知識や構造種別の内容を学習しておく必要があります。

学科Ⅴ(施工)

出題傾向

 

各分野の出題は例年通り
施工計画他・工事管理で4問、各部工事で20 問、「工事請負契約約款」と「建築設計・監理等業務委託契約」の融合問題が1問出題されました。

 

改正内容からの出題
No.2-4は、令和5年1月1日施行された建設業法の金額要件の改正についての出題でした。また、No.25-2は、民法改正に伴う工事請負契約約款の改正内容「契約不適合」からの出題でした。

 

正答肢のうち11 問が初出題
正答肢のうち11 問が初出題でした。正しい選択肢を確実に判断し、消去法で解けるかがポイントでした。なお、過去10年以上出題の無い、古い過去問も散見されました。

 

過去出題の内容を変えて問われた

過去に正しい記述で出題された問題を正答肢(不適当な記述) にした問題が多く見受けられました。No.5「枠組足場の壁つなぎ」、No.「6逆打ち工法」、No.11「構造体コンクリートの供試体の採取方法」、No.23「防水改修工事」については、過去に正しい記述で出題された問題を正答肢(不適当な記述)にした問題でした。

【初出題の主なキーワード】
No.4-2 許可申請書(仮設建築物等)、No.7-2 浅層地盤改良、No.9-2 硬化不良を起こしやすいせき板の見分け方、No.10-3 実積率の小さい粗骨材、No.13-2 隅肉溶接のT継手、No.14-2 製品の検査における階高の誤差、No.15-1 横架材の背・腹の向き、No.15-4 壁倍率3.7 の構造用合板の留付け間隔、No.20-1 埋設表示用アルミテープ、No.22-3 ハンマードリル

学習対策

 

施工の原則(手順と役割)を理解
学科Ⅴ(施工)は、まず施工の流れを理解することが重要です。さらに、各施工段階における施工上のポイントの理解も必要となります。細部の学習をする前に、工事の流れを大きく捉えて各段階のポイントを押さえるようにしましょう。

 

専門用語の理解
学科Ⅴ(施工)では、専門用語が多くあり、その用語を知らないと解答できない問題も出題されます。また、多様な範囲からの出題が増えているので、周辺関連も意識した学習をおこないましょう。