平成28年度 2級建築士設計製図試験 課題発表

平成28年二級建築士試験「設計製図の試験」の課題

本年度 設計製図課題攻略ポイント動画

本映像では、平成28年度 2級建築士設計製図試験の課題名 「景勝地に建つ土間スペースのある週末住宅(木造2階建て)」から読み取れる本年度製図試験の特徴や難易度に加え、対策を行う上で必ずおさえておくべきポイントについてもわかりやすくお伝えいたします。

本年度 設計製図課題攻略ポイント動画

本映像では、平成28年度 2級建築士設計製図試験の課題名「3階に住宅のある貸店舗(乳幼児用雑貨店)〔鉄筋コンクリート造(ラーメン構造)3階建〕」から読み取れる本年度製図試験の特徴や難易度に加え、対策を行う上で必ずおさえておくべきポイントについてもわかりやすくお伝えいたします。

11:54

1.「課題タイトル」からイメージできること

本年度の課題名は、大きく3つの要素(@景勝地/A土間スペース/B週末住宅)を含んでおり、ポイントを絞り込んで対策することが非常に難しい課題となりました。

@ 『景勝地に建つ』という言葉からは、文字通り「景色」や「景観」に配慮する計画地がイメージでき、1級建築士設計製図試験で試されるような、ロケーションを十分に活かした計画が求められると想定されます。一般的な住宅建築では、南側が好まれ、主要な室の配置はそれに従っていれば快適な計画という判断がされていますが、本年度は、『景勝地に建つ=風景を活かす計画』という要素に対して、主要な室をどこに配置するべきなのかを受験生自身が判断しなければならない出題も想定されます。

A 『土間スペース』については、過去(平成22年度)に『くつろいだ雰囲気で会話を楽しむことができる土間スペース(下足利用とする)』という出題がされています。その年の多くの受験生が『土間』そのものの建築空間を理解しておらず、計画に苦慮しました。本年度は、家族がどのような「趣味」や「趣向」を持ってその住宅に住まうのかによって、土間の形態が変わってくる事が予想されます。

B 『週末住宅』については、最近では耳にする事も増えてきましたが、持ち主の住まい方に合わせた多様な計画が求められると考えられます。一昔前の富裕層だけが楽しむ『別荘』とは異なり、「セカンドハウス=週末を過ごす家」として、週末に家族と趣味を楽しむ、友人家族と気軽にリゾート気分を楽しむ等、一般層にも普及してきた住宅スタイルです。「二地域住居」としての需要が増え「地域振興」や「多様なライフスタイル」への対応も含め今後の事業としても注目されています。

上記の3つの要素を考えるだけでも、試験で問われる可能性のある内容が多岐にわたることが想定されます。 また、「計画地の景観はどのようなものなのか」、「家族構成や趣味・趣向はどういったものか」、「そのためには土間はどのような形態が適しているのか」によって、建築プランは大きく変わっていきます。以下に例を挙げると、

(1)「友人を集めパーティを楽しむ」 → 土間は多目的なホールとして利用。
(2)「里山で農作業をして過ごす」 → 土間は収穫物の捌き、調理の場として利用。
(3)「湖畔でスポーツを楽しむ」 → 土間はガレージ的要素として利用。
(4)「林道でサイクリングを楽しむ」 → 土間は自転車置き場兼作業場として利用。


つまり、従来の住宅の概念だけで計画を考えることは難しく、本年度の課題では目的やライフスタイルによって住宅そのものの建て方が変わってくるのです。 本年度の設計製図の試験において、受験者が実務で通用するスキルを持ち合わせているかどうかを問われることは言うまでも無く、ニーズを的確に汲み取り、実務に即した提案ができているかどうかを明確に判断される課題であると言えます。

さらに本年度の要求図書は、平成26 年度の試験と同様に、受験生に高度な作図力を要求するものだと考えられます。表現力を試す「平面図、立面図、断面図」や木造知識の理解力を試す「2階床伏図兼1階小屋伏図、部分詳細図(断面)」、実務力を試す「計画の要点や部分詳細図」と描く図面も多く、レイアウト1つとっても様々なパターンが想定されるため、合格のためには正しい建築知識を用いながら、多様なパターンを想定した作図トレーニングを行っていく必要があります。

2.課題対策のポイント

課題対策のポイント(1)

「景勝地を活かした適切な住環境となっているか?」

本年度の必須条件となることが想定される【周辺環境への配慮】については、近年の本試験においても出題されています。平成24 年度には、西側の公園と一体的に利用できる施設計画が求められました。1級設計製図試験においては、毎年の様に【周辺環境への配慮】が求められていますが、2級建築士の設計製図試験でも【周辺環境への配慮】が求められる方向にシフトしていると考えられます。2級設計製図試験でも学科試験同様に1級建築士試験と同レベルが求められるようになってきたと言えるでしょう。

また、実務設計であれば、敷地条件や家族構成によって「居室等の必要な広さ」や「どの位置に室を配置すれば快適な住環境となるか」なども、当然理解していなければならない内容です。景勝地に計画することを踏まえ、従来の住宅設計プラスαの対応が求められることも十分想定されます。つまり、周辺環境をどのように住宅計画に取り組むかを自ら判断し、適切に計画していくことが問われる課題であると言えます。

課題対策のポイント(2)

「土間スペースのある週末住宅として適切な計画か?」

土間スペースは住宅設計の基本事項として理解しておくべき内容です。しかし、平成22年度、23年度に土間スペースが出題された際には、「使い方」や「広さ」がイメージできず、対応に苦慮する受験生が多く見られました。本年度の課題からは、「土間スペースの用途次第で考えられる形態が多岐にわたること」、「土間スペースを中心とした住居形態となること」が想定されます。

また、試験内容の見直し以降、室面積は当たり前のように「適宜」として問われます。土間スペースはもちろん、「適宜の室」についても、広さや使い勝手を考慮して適切に計画しなければなりません。

さらに、「計画の要点等」の記述の際には、説得力のある答案とするために、「工夫した事項や設計意図」を明確に記述すると共に、要求内容(施主の要望)に対して実務者と同等レベルの知識(常識)を表現することが大きなポイントです。

課題対策のポイント(3)

「様々な要求図書を確実に描き上げる表現力があるか?」

本年度は平成26年度の木造課題と同じく、矩計図ではなく「断面図」が要求図書に指定されています。これによって切断位置を自由に指定することができるため、受験生は様々な空間を3次元で把握することが求められると考えられます。

また、本年度課題の特徴として、課題名に「土間スペース」があるため、「部分詳細図(断面)」において、一般床(木床)の他に土間床も切断位置として指定されることが想定されます。本年度は特に十分な対策を行い、描きわけができるようにする必要があるでしょう。

 

▼ 本年度設計製図試験対策 オリジナル課題を無料ダウンロード! ▼

2級建築士設計製図試験 チャレンジ課題ダウンロードサービス
設計製図課題攻略ガイダンス
日程 6/9(木)より随時開催
場所 全国の総合資格学院各校
  • ※開催日程や開催場所は、教室によって異なる場合があります。
料金 無料
持参物 筆記用具一式

→ お申込の前に「最寄の教室」を検索する方はこちら

    ※ガイダンス名欄に「2級製図課題攻略ガイダンス」とご入力ください。
エスキス診断講座
   

製図の基本となる プランニング力を身につけよう!

標準日程 6/19(日)・22(水)
場所 全国の総合資格学院各校
  • ※開催日程や開催場所は、教室によって異なる場合があります。
セミナーの
ポイント

・当年度課題を使用!

抜群の合格実績を誇る当学院のオリジナル当年度課題を使用。

・エスキス巡回指導

エスキスを描いている時も講師が巡回指導その場でアドバイスが受けられる

・添削指導

描き上がったエスキスを当学院講師が個別に添削指導します。
参加費 無料
持参物 筆記用具一式・スケール

→ お申込の前に「最寄の教室」を検索する方はこちら

    ※ガイダンス名欄に「2級製図エスキス診断セミナー」とご入力ください。
2級建築士設計製図講座

<ご注意ください>

2級建築士設計製図講座は、合格レベルの講座品質を維持するため、完全少人数制指導となります。そのため、各校ごとの定員になり次第、募集を締め切らせていただきますので、お早めにお申込みください。

 

▼ 2016年アップデート版公開中! ▼

2級建築士設計製図試験 本年度チャレンジ課題ダウンロードサービス

平成28年度 2級建築士設計製図試験 合格実績

総合資格学院でめざす二級建築士 総合資格学院が、皆様の二級建築士合格を応援します!

総合資格学院は、発表された本年度課題から想定されるあらゆる条件の対策を行う本年度課題攻略の為の「 2級建築士設計製図講座」を開講します。また、総合資格学院各校にて、本年度課題の攻略ポイントをお伝えする、「設計製図課題攻略ガイダンス」を無料開催します。

カテゴリトップに戻る 前のページに戻る pagetop