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【建築士法改正】実務経験「0」で
建築士試験が受験可能に!

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  • 令和2年より建築士法が改正され、新しい建築士試験がスタートしました。
    今回の見直しは、建築士試験の受験者数の減少、建築士の高齢化などから派生する技術者不足を踏まえ、建築士を継続的かつ安定的に確保するため、建築士試験の受験資格などを改め、受験機会の増加、早期化を図る内容となっています。

  • 変更内容は具体的にはどのようなものなのでしょうか?

  • 主な変更点を挙げると「建築士試験の受験資格の見直し」「建築士資格に係わる実務経験の対象実務の見直し」「学科試験免除の仕組みの見直し」が挙げられます。
    特に、「建築士試験の受験資格の見直し」は大きなトピックです。

  • 「受験資格の見直し」は具体的にはどういったことなのでしょうか??

  • 今回の法改正では、従来、建築士試験を受験する際の要件となっていた実務の経験が、免許登録の際の要件に改められました。
    これにより、指定科目を修めて大学・専門学校を卒業すれば1級建築士試験が、高等学校等において指定科目を修めて卒業すれば2建築士試験がすぐに(実務経験なしで)受験可能になりました。

  • 従来までは指定科目を修めて大学を卒業となっていた部分が、高等学校等(※)を卒業すれば受験できるようになったということで、より若い方が受験できるようになりましたね。新入社員の方や大学生の方は特に注目ですね!
    ※高等学校、中等教育学校

  • そうですね。このチャンスを活かして受験が可能となる方は、ぜひ、チャレンジをしていただきたいと思います。
    企業によっては、働く上で、2級建築士を必備資格としている企業も数多くあります。
    早期の資格は、社内外での信頼が高まること、建築に関するしっかりとした知識を基に実務ができることや、資格手当などの収入面、将来的なキャリアアップ、1級建築士へとステップアップすることを見据えてもメリットは大きいと言えます。

  • なお、受験の時期が遅くなると会社内での責任が増すなど、学習時間の確保が難しくなる可能性もあります。そのため比較的時間の融通が効く早期の受験がオススメです。
    本ページでは2級建築士の試験情報から、資格情報、学習方法や総合資格学院の無料学習支援サービスまで建築士受験をお考えの方に役立つ情報をご提供しています。特に、初受験の方にも、わかりやすい内容となっています。
    受験をお考えの方は、ぜひ、ご活用ください。

    また、冒頭でご紹介した法改正について、より詳しい内容はコチラからご確認ください。

資格について

建築士はどのような職業ですか?

建築物は、天災や犯罪などから人命・財産を守る役目を果たしており、人々が安心・安全に生きていく上で必要不可欠なものであるといえます。 建築士は、人々の生活の場である建築物を快適に利用できるよう施主の要求を基に設計し、完成までの工程において図面通りに工事が行われているかを確認する等の役割を担っています。

2級建築士は何ができるの?

昭和25年に「建築物の設計・工事監理等を行う技術者の資格を定めて、その業務の適正をはかり、建築物の向上に寄与させる」ことを目的として建築士法が制定されました。建築士法で定められている建築士ができる業務には次のようなものがあります。

  • ・建築物の設計及び工事監理(注1)
    注1:設計時に作成した図面とおりに、きちんと工事が行われているか確認することを「工事監理」といいます。
  • ・建築主に対する重要事項説明
  • ・建築工事契約に関する事務
  • ・建築工事の指導監督
  • ・建築工事の調査又は鑑定
  • ・建築に関する法令又は条例に基づく手続きの代理

1級建築士と2級建築士で扱える建物は違うのですか?

<2級建築士>
2級建築士は扱える建物の規模や、用途、構造等に制限がありますが、戸建住宅程度の規模であれば、木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造等の設計をすることが可能です。

<1級建築士>
1級建築士は扱える建物の規模などに制限がありません。個人の住宅はもちろん、大規模なマンション、超高層ビルまで何でも扱えます。建物の用途、延べ面積、高さ、軒の高さ、階数について、制約を受けることなく、すべての建築物の設計・工事監理を行うことができます。

2級建築士資格の特徴について教えてください

2級建築士は設計や工事監理のプロフェッショナルとして、また、深刻化する技術者不足問題などの社会的背景から、様々な業界でニーズが高い資格です。さらに、近年のリフォーム市場の拡大など、活躍の場が広がってきており、2級建築士取得は、就職・転職の場合も非常に有利です。

2級建築士が活躍する業界

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(1)ハウスメーカー
戸建住宅を中心に扱うハウスメーカーの設計・施工部門で働くなら、2級建築士は必須の資格。さらに最近では、営業部門でも、建築士としての知識を活かして活躍する方が増えています。

(2)設計事務所
設計事務所にお勤めの方にとって、建築士は必備の資格です。戸建住宅や店舗などを主に扱っている事務所では、多くの2級建築士が活躍しています。また将来の独立を考えるなら、早期の取得をお勧めします。

(3)ゼネコン
ゼネコンの場合、将来的には1級建築士の取得が期待されますが、経営事項審査の技術力評価向上のために、先に2級建築士および1級建築施工管理技士の取得を奨励する企業が増えています。

(4)リフォーム会社
近年の市場拡大の追い風に乗り、注目度の高いリフォーム業界。内装程度の小規模な工事なら無資格でも可能ですが、2級建築士を取得すれば、より規模の大きな工事を行える上、お客様からの信頼度も向上します。

(5)大工・工務店
住宅建築のプロフェッショナルである大工の皆さんや、工務店にお勤めの方々にとって、2級建築士はもっとも身近な資格です。独立の際にも技術力の証明となるため、ぜひ取得することをお勧めします。

(6)その他
この他にも、住宅設備メーカー、建材メーカー、家具・インテリア業界など、2級建築士が活躍する業界は多岐に渡ります。いずれの業界でも2級建築士としての専門知識が高く評価されています。

2級建築士を取得するとどのようなメリットがありますか?

学んだ知識が実務に活きる!

2級建築士の受験勉強で得られる知識は、入社試験だけでなく、実務にも役立つものばかり。早期から学習を始めることで、資格取得と同時に、仕事上のレベルアップをはかることが可能です。

昇級・昇進も望める!生涯収入では圧倒的な差がつく!!

2級建築士は設計・工事監理のプロフェッショナルとして、企業から高く評価されています。資格手当など給与面での優遇や、ワンランク上のポストに就くことも可能です。
なお、2級建築士試験に合格した場合、無資格のケースと比較すると、時間が経つほどに、社会人としてのキャリアに大きな差となって表れ、生涯年収になれば圧倒的な差となります。そのため、受験資格を取得後、すぐに受験するのがおすすめです。

顧客および社内からの信頼度アップ!

2級建築士を取得すれば、顧客はもちろん、社内外を含めた周囲からの信頼度がアップします。建築の専門家としての評価が確実に高まります。

1級建築士および他の関連資格にもつながる!

2級建築士を取得すれば、建築業界最高峰の1級建築士の受験資格が得られます。また1級建築施工管理技士や、宅建士、インテリアコーディネーターなど、他の関連資格を取得することで、活躍のフィールドはさらに広がります。

学校を卒業後、すぐに受験可能! 早期に取得できる!

2級建築士は、大学や工業高校、専門学校等で指定科目を修めて卒業すれば、実務経験がなくとも受験が可能な資格です。早い時期に2級建築士の取得に成功すれば、資格手当など様々なメリットを享受できる上、1級建築士をめざす方にとっては最良の基礎学習にもなります。

当学院の合格者の皆様に「2級建築士取得をめざした理由」を聞いてみました!

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  • ・将来ハウスメーカーに就職するにあたって、2級建築士は必須の資格であることはわかりきっており、今(学生のうちに)勉強するべきだと考えたためです。 (職業能力開発大学校在学 20代男性)
  • ・大学院に進学したら、就職した人よりも時間をかけて勉強できるので、2級建築士は大学院にいる間に取ろうと思いました。(大学院在学 20代女性)
  • ・就職活動をしている最中で、会社にアピールする材料になると思いました。 また、就職後も資格取得の学習に時間をとれられることなく、仕事に専念できると考えたためです。 (高専専攻科 20代女性)
  • ・これから仕事をしていく上で、資格は必ず必要になると思ったためです。(ハウスメーカー勤務 20代男性)
  • ・お客様からの信頼を得るためです。 (ハウスメーカー勤務 20代女性)
  • ・自分が家を建てるとしたら、資格も知識もない人に、家を建ててほしくないと思ったからです。(工務店勤務 20代女性)
  • ・(働く中で)自分の建築についての知識の足りなさを痛感し、知識を得るために受験を決断しました。(官公庁勤務 30代男性)

試験について

【TOPICS】令和2年度から新しい建築士試験がスタートしました。

建築士法の一部改正により以下の内容が見直されました。

  • ●建築士試験の受験資格の変更
  • ●学科試験免除の仕組みを変更
  • ●建築士資格に係わる実務経験の対象実務の変更

2級建築士になるためには、どうすればよいですか?

2級建築士になるためには、都道府県知事が行う2級建築士試験に合格し、その都道府県知事の免許を受ける必要があります。

2級建築士試験はどのような試験ですか?

「学科の試験」と「設計製図の試験」が行われ、「設計製図の試験」は「学科の試験」に合格しなければ受験することができません。なお、「学科の試験」に合格し、残念ながら「設計製図の試験」に不合格となった人、又は受験しなかった人は、本人の申請により、「学科の試験」の合格翌年から4 回の試験のうち2 回( 合格年度の設計製図の試験を欠席する場合は3回)について「学科の試験」が免除されます(学科試験合格の有効期限は5年間)。

受験資格について教えてください

2級建築士試験の「受験資格」は、建築士法第15条で、建築に関する学歴または資格等が定められています。

学歴要件について教えてください

2級建築士試験の学歴要件について、平成21年度以降の入学者の場合と、平成20年度以前の入学者の場合とでは学歴要件が異なります。詳しくはこちらをご確認ください。

実務経験要件について教えてください。

令和2年からの法改正により、法改正前は、受験要件として扱われていた実務経験が、法改正により免許の登録要件となり、受験時の要件ではなくなりました。 これにより、高等学校等において指定科目を修めて卒業すれば、すぐに(実務経験なしで)建築士試験が受験できるようになりました。
なお、実務経験のみで2級建築士試験を受験する場合は、受験資格要件として、実務経験が必要です。
実務要件についてより詳しくはこちらをご確認ください。

学科試験はどのような試験ですか?

2級建築士「学科の試験」に出題されるのは、「建築計画」「建築法規」「建築構造」「建築施工」の4科目。各科目25点満点、4科目合計100点満点の試験で、出題形式は5肢択一のマークシート方式です。試験時間は「建築計画」「建築法規」が合わせて3時間、「建築構造」「建築施工」が合わせて3時間、合計で6時間の試験となります。また、合格をするためには、合格基準点(全科目合計の合格ライン)と科目基準点(それぞれの科目の合格ライン)の双方をクリアする必要があります。

近年の基準点の推移一覧は、「もっと詳しくボタン」から!

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近年の学科試験における合格基準点の推移

学科Ⅰ 学科Ⅱ 学科Ⅲ 学科Ⅳ 合格基準点 合格率
令和5年度 13 13 13 13 60 35.0%
令和4年度 13 14 14 13 60 42.8%
令和3年度 14 13 13 13 60 41.9%
令和2年度 13 13 13 13 60 41.4%
令和元年度 13 13 13 13 60 42.0%
平成30年度 13 13 13 13 60 37.7%
平成29年度 13 13 13 13 60 36.6%
平成28年度 13 13 13 13 60 42.3%
平成27年度 13 13 13 12 59 30.1%

学科試験の難度はどの程度ですか?

令和4年の試験は正答肢が初出題の問題が100 問中28問と、令和3年度よりも増え、例年並みの初出題割合に戻りました。科目別でみると、学科Ⅰ(建築計画)は、易しかった令和3年度試験から、初出題が増え、例年並みの難易度となりました。学科Ⅱ(建築法規)および学科Ⅲ(建築構造)の初出題割合は、例年並みでしたが、取り組みやすい問題は比較的多かったと考えられます。学科Ⅳ(建築施工)については、初出題割合、難易度ともに例年並みとなりました。

全体的には、各科目において、新しい用語や事項についての出題が目立ちましたが。 そういった問題に冷静に対応することに加え、過去問とその周辺知識を正しく理解・習得したうえで、問題を正しく判断し、正確に計算することで、十分に合格圏内へと入ることができる内容でした。また、初出題の問題にも落ち着いて対処し得点を加えることで、高得点での合格も可能な試験でした。

近年の合格率の推移一覧は、「もっと詳しくボタン」から!

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学科試験の合格率

受験者数 合格者数 合格率
令和5年度 17,805人 6,227人 35.0%
令和4年度 18,893人 8,088人 42.8%
令和3年度 19,596人 8,219人 41.9%
令和2年度 18,258人 7,565人 41.4%
令和元年度 19,389人 8,143人 42.0%
平成30年度 19,557人 7,366人 37.7%
平成29年度 19,649人 7,197人 36.6%
平成28年度 20,057 人 8,488人 42.3%
平成27年 19,940人 5,996人 30.1%

学科試験はどのような問題がでますか?

2級建築士「学科の試験」に出題されるのは、「建築計画」「建築法規」「建築構造」「建築施工」の4科目となります。

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学科Ⅰ「計画」:
建築計画は、「計画原論」「計画各論」「建築設備」「建築史」の4つの分野から出題されます。「建築史」については毎年2問の出題が定番です。令和元年度は定番の問題が多く出題されましたが、近年話題性のある建築作品は出題の可能性が高く、過去に出題された作品だけでなく、幅広い知識が必要となっています。新聞やニュースなどで話題となっている建築物と設計者、その設計者の他の建築物にも知識の範囲を広げましょう。
「計画原論(環境工学)」については原理・原則を正しく理解する必要があります。問題解法にあたっては必要な図や公式などを自分で書いたうえで、正誤を判断する問題が目立っています。難化傾向にある応用問題に対応するためにはこのような学習・解法が必要です。
「計画各論」は用語と数値の理解が重要です。用語については他人に説明ができるぐらいの知識が必要になっています。また高齢者・障害者に対応した車いすの寸法やスロープなど、設計製図試験でも出題される内容も多く含まれているので、得意分野とすることが合格のために必要です。
「建築設備」は新規内容の出題比率が高くなりやすく、よく出題される項目であっても、正誤の判断が難しくなっています。最近では省エネ関連の最新技術なども出題されていますので、近年の技術動向を的確につかみ学習する必要があります。

学科Ⅱ( 建築法規):
建築法規は、「建築基準法」「その他関係法令(「建築士法」「バリアフリー法」「長期優良住宅普及促進法」「耐震改修促進法」「住宅品質確保法」など)」から出題されます。この科目の大きな特徴は、法令集を見ながら問題を解くことができること。まずは、法令集に慣れることが大切です。自分にとって使いやすい法令集を作成(インデックス、アンダーラインを活用)し、問題集の解説に書かれている条文は法令集で確認しながら学習しましょう。

学科Ⅲ( 建築構造)
建築構造は、「構造力学」「一般構造」「建築材料」の3つの分野から出題されます。特に、例年多くの受験生がこの科目を苦手としています。理由は「構造力学」という分野が、計算力がないと解答を導きだすことができないからです。
力、力の分解、力のつり合い、反力を理解できるまで徹底的に学習し、構造力学の問題を解答するための最低限必要な知識を初期段階で必ずマスターし、その上で問題演習に取り組んでください。
なお、構造力学以外の分野は、暗記中心の学習になるので、学習時間をしっかり確保すれば、得点は伸びていきます。焦らず取り組んでください。

学科Ⅳ( 建築施工):
建築施工は、「計画・管理」「各部工事」「その他(積算・見積など)」の分野から出題され、各分野をまんべんなく理解していないと試験に対応できません。 「計画・管理」の分野は比較的得点しやすい分野ですので、しっかりテキスト等の内容を理解することが大切です。
施工計画のネットワーク工程表や、各種材料の保管方法など、頻出の要点を中心に学習してください。「各部工事」は非常に重要です。特に「鉄筋工事」「型枠工事」「コンクリート工事」「鉄骨工事」「木工事」など、建物の構造となる分野がメインになり、これらの分野が一番難しく感じられます。テキスト等でこの分野を一通り熟読し、工事の流れのイメージをつかんだ上で用語・数値を覚えてください。「その他」の分野は、しっかりと学習すれば理解しやすい分野です。

設計製図試験はどのような試験ですか?

設計製図試験は事前に課題名、要求図書、注意事項等が発表されます。
試験当日は、事前に発表された課題に基づいた問題が出題され、その問題に対して要求図書を、制限時間内に完成させる試験です。設計条件等の詳細は試験当日までわからないため、課題のタイトルから想定される様々なパターンの準備をしておく必要があります。例年、平面図、立面図、断面図、伏図、部分詳細図(矩計図)、面積表、計画の要点等などから6~9種類程度が要求されます。
受験者の図書類は、採点によりランクⅠ~Ⅳに区分され、ランクⅠが合格となります。

設計製図試験の合格率はどのくらいですか?

令和4年12月1日(木)に、令和4年度2級建築士設計製図の試験の合格発表がありました。受験者数は10,797人、合格者数は5,670人となり、合格率は52.5%でした。令和3年度と比較すると、受験者数は653人減少しましたが、合格者数は111人増加し、合格率は3.9%上昇しました。

令和4年度の合格発表より、ランクⅣの要因としては、主に図面が未完成、あるいは、設計条件に対する重大な違反(延べ面積違反等)が考えられ、ランクⅢ以下の要因としては、敷地の有効利用と適切な建物配置・外構計画に関する不備や、立体構成の不備(特に、東側立面図の不備等)が考えられます。条件違反が無く、課題要求に則った計画(プラン)ができ、完成度の高い図面が描けてはじめて合格が可能な試験となりました。

近年の合格率やランクの推移の一覧は、「もっと詳しくボタン」から!

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ランクの推移

試験年度 構造 ランクI ランクII ランクIII ランクIV
R05 木造 49.9% 5.7% 37.9% 6.5%
R04 木造2階 52.5% 7.7% 30.7% 9.1%
R03 RC造3階 48.6% 7.7% 31.9% 11.8%
R02 木造2階 53.1% 6.9% 32.6% 7.4%
R01 木造2階 46.3% 12.5% 30.1% 11.1%
H30 RC造3階 54.9% 14.5% 24.2% 6.4%
H29 木造2階 53.2% 15.1% 25.4% 6.3%

設計製図試験の合格率

受験者数 合格者数 合格率
令和5年度 9,988人 4,985人 49.9%
令和4年度 10,797人 5,670人 52.5%
令和3年度 11,450人 5,559人 48.6%
令和2年度 11,253人 5,979人 53.1%
令和元年度 10,884人 5,037人 46.3%
平成30年度 10,920人 5,997人 54.9%
平成29年度 10,837人 5,763人 53.2%
平成28年度 11,159人 5,920 人 53.1%
平成27年 9,456人 5,103 人 54.0%

設計製図試験は、どのような「課題」がでますか?

令和4年度の非住宅 (保育所) をはじめ、 令和3年度の「歯科診療所併用住宅」、 令和2年度の「シェアハウスの併設」 、令和元年の 「設計事務所の併設」 など、長年にわたり「プラスα」の題材が出題されていましたが、令和5年度は 「専用住宅(木造)」となり、例年と比べシンプルな課題となりました。
このことから 「建築士」 としての本質 (知識・技能) を問う試験 となっていることが伺えます。・・
課題名 構造
令和5年度 専用住宅(木造) 木造
令和4年度 保育所 木造
令和3年度 歯科診療所併用住宅 RC造
令和2年度 シェアハウスを併設した高齢者夫婦の住まい(木造2階建て) 木造
令和元年度 夫婦で営む建築設計事務所を併設した住宅(木造2階建て) 木造
平成30年度 地域住民が交流できるカフェを併設する二世帯住宅 RC造
(ラーメン構造)
平成29年度 家族のライフステージの変化に対応できる三世代住宅 木造
平成28年度 景勝地に建つ土間スペースのある週末住宅 木造
平成27年度 3階に住宅のある貸店舗(乳幼児用雑貨店) RC造
(ラーメン構造)

試験スケジュールはどのようになっていますか?

令和6年 二級建築士試験の受験申込について、「インターネットによる受付」のみとなります。
詳細は試験実施機関(公益財団法人建築技術教育普及センター)のホームページをご確認ください。
>>試験実施機関HPはこちら

令和6年度2級建築士試験の日程は、「もっと詳しくボタン」から!

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受験申込
受付期間
インターネット 令和6年4月1日(月)午前10時〜4月15日(月)午後4時
試験日 学科 令和6年7月7日(日)
設計製図 令和6年9月15日(日)
課題発表 設計製図 令和6年6月12日(水)頃
合格発表 学科 令和6年8月26日(月)(予定)
設計製図 令和6年12月5日(木)(予定)
実施機関 公益財団法人 建築技術教育普及センター
受験申込受付期間

インターネット

令和6年4月1日(月)午前10時〜4月15日(月)午後4時

試験日

学科

令和6年7月7日(日)

設計製図

令和6年9月15日(日)

課題発表

設計製図

令和6年6月12日(水)頃

合格発表

学科

令和6年8月26日(月)(予定)

設計製図

令和6年12月5日(木)(予定)

学習方法について

合格のためには、どのような学習方法が効果的ですか?

合格率や出題内容からもわかる通り、2建築士試験は難関試験であり、当学院の受講生データ分析によると、安全圏で確実に合格を勝ち取った受講生は700時間以上の学習時間を確保しています。試験突破のためには、十分な学習時間を確保することはもちろん、最新の出題傾向に即した対策を講じることが重要です。学習スタイルはスクールの利用と独学かで迷われる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、当学院を例に、それぞれの特徴を見ていきましょう。

学習方法の比較一覧は、「もっと詳しくボタン」から!

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学習方法比較一覧

学習時間 総合資格学院
  • ・通学すれば、必ず、まとまった学習時間が確保できる。また、宿題などで自宅での学習時間も確保できる。
  • ・講義、宿題などがあるため自由な時間は制限される。
  • ・定期的な通学で学習習慣が身につく。
独学や
他のスクール

【独学】

  • ・好きな時間に自分のペースで学習ができるため、時間の融通はつけやすい。
  • ・仕事や学業が忙しい場合、学習時間をコンスタントに確保することが難しい可能性もある。
  • ・高い自己管理能力が必要。
コスト 総合資格学院
  • 独学に比べて費用がかかる。
独学や
他のスクール

【独学】

  • 受講料がかからないためコストは安くて済む。
環境 総合資格学院
  • ・教室、自習室、映像ブースを含め学習に集中できる環境が完備されている。
  • ・実際に講師が登壇する対面指導のため、講義中、緊張感や集中力を継続しやすい。
  • ・受講生同士でテクニックや情報をシェアすることができ、効率的かつスピーディーに実力を伸ばせる。
  • ・受講生同士競い合う中で、学習意欲が自然と高まる。
  • ・当学院スタッフが声かけを行うためモチベーションが維持しやすい。
  • ・週一回の通学で学習のリズムがつくりやすい。
独学や
他のスクール

【独学】

  • ・集中できる環境を自分で準備しなくてはいけない。
  • ・学習のリズムを自分で作らなくてはいけない。
  • ・学習以外の誘惑を自分の意思でシャットアウトしなくてはいけない。
  • ・モチベーションを自分で維持し続けなくてはならない。

【一般的なスクール】

    ・映像講義の場合、映像を見続けるスタイルのため集中力が高まらない可能性がある。
教材 総合資格学院
  • ・教材を自分で揃える手間がいらない。
  • ・教材の内容も「毎年改訂」を通じて、最新の出題傾向に最適化されているため、効率よく、無駄なく正しい内容を学べる。
  • ・実際に受講生を教えている講師が作成しているため、受験生がつまづきやすいポイントをわかりやすく解説している。
  • ・業界の「最新情報」などについても、講義内で冊子などを配布し、追加説明を行うなど柔軟に対応。
独学や
他のスクール

【独学】

  • ・自分で教材を用意する必要がある。
  • ・自分自身で教材の内容が最適か判断しなければならない。
  • ・特に教材の年度が古い、最新の法改正や基準変更等に対応していない教材で学習した場合は、誤った内容を知らずに学習してしまうリスクがある。
  • ・業界の最新情報の重要度を自分で見極め、収集する必要がある。

【一般的なスクール】

  • ・最新の試験に対して教材の毎年改訂を行っていない場合もある。
  • ・毎年、同じ教材を使用する場合もある。
理解度/
学習スピード
総合資格学院
  • ・その場で講師に質問できるため、不明点が残らない。
  • ・難解な部分も、講師が受講生の表情を見て、補足説明などを実施するため、学習内容の理解がスムーズ。
  • ・予習~講義~復習の完成された学習システムがあり、講義内容を確実に定着できる。
  • ・講師が理解度を見ながら進行するため無理のないペースで学習でき、理解不足に陥らない。
独学や
他のスクール

【独学】

  • ・不明点を理解できない可能性がある。
  • ・難解な内容も自分で理解しなくてはいけないため、学習に時間がかかってしまう可能性がある。
  • ・学習した内容の定着度を都度、自分で確認しなくてはいけない。

【一般的なスクール】

  • ・映像講義の場合、不明点を質問できす、その場で疑問点を解消できない可能性がある。また、映像講義は、一方通行のため、受講生の理解度にかかわらず講義が進んでしまう。
学習進捗管理 総合資格学院
  • ・長年の指導実績に基づく綿密な学習プランが用意されており、そのプランに沿って学習を進めれば着実に実力が身につく。
  • ・進捗は、当学院スタッフ(講師/教務スタッフ/ライセンスアドバイザー)がこまめにチェック、アドバイスを行うため進捗の遅れがでにくい。
独学や
他のスクール

【独学】

  • ・自分のリズムで学習できるが、意思が弱いと進捗に支障がでやすい。
  • ・自分で学習プランを立てなくてはいけない。特に初受験の場合は全体像がつかみにくく、何をするべきか、わからなくなりがち。
学習時間

総合資格学院

  • ・通学すれば、必ず、まとまった学習時間が確保できる。また、宿題などで自宅での学習時間も確保できる。
  • ・講義、宿題などがあるため自由な時間は制限される。
  • ・定期的な通学で学習習慣が身につく。

独学や
他のスクール

【独学】

  • ・好きな時間に自分のペースで学習ができるため、時間の融通はつけやすい。
  • ・仕事や学業が忙しい場合、学習時間をコンスタントに確保することが難しい可能性もある。
  • ・高い自己管理能力が必要。
コスト

総合資格学院

  • 独学に比べて費用がかかる。

独学や
他のスクール

【独学】

  • 受講料がかからないためコストは安くて済む。
環境

総合資格学院

  • ・教室、自習室、映像ブースを含め学習に集中できる環境が完備されている。
  • ・実際に講師が登壇する対面指導のため、講義中、緊張感や集中力を継続しやすい。
  • ・受講生同士でテクニックや情報をシェアすることができ、効率的かつスピーディーに実力を伸ばせる。
  • ・受講生同士競い合う中で、学習意欲が自然と高まる。
  • ・当学院スタッフが声かけを行うためモチベーションが維持しやすい。
  • ・週一回の通学で学習のリズムがつくりやすい。

独学や
他のスクール

【独学】

  • ・集中できる環境を自分で準備しなくてはいけない。
  • ・学習のリズムを自分で作らなくてはいけない。
  • ・学習以外の誘惑を自分の意思でシャットアウトしなくてはいけない。
  • ・モチベーションを自分で維持し続けなくてはならない。

【一般的なスクール】

    ・映像講義の場合、映像を見続けるスタイルのため集中力が高まらない可能性がある。
教材

総合資格学院

  • ・教材を自分で揃える手間がいらない。
  • ・教材の内容も「毎年改定」を通じて、最新の出題傾向に最適化されているため、効率よく、無駄なく正しい内容を学べる。
  • ・実際に受講生を教えている講師が作成しているため、受験生がつまづきやすいポイントをわかりやすく解説している。
  • ・業界の「最新情報」などについても、講義内で冊子などを配布し、追加説明を行うなど柔軟に対応。

独学や
他のスクール

【独学】

  • ・自分で教材を用意する必要がある。
  • ・自分自身で教材の内容が最適か判断しなければならない。
  • ・特に教材の年度が古い、最新の法改正や基準変更等に対応していない教材で学習した場合は、誤った内容を知らずに学習してしまうリスクがある。
  • ・業界の最新情報の重要度を自分で見極め、収集する必要がある。

【一般的なスクール】

  • ・最新の試験に対して教材の毎年改訂を行っていない場合もある。
  • ・毎年、同じ教材を使用する場合もある。
理解度/学習スピード

総合資格学院

  • ・その場で講師に質問できるため、不明点が残らない。
  • ・難解な部分も、講師が受講生の表情を見て、補足説明などを実施するため、学習内容の理解がスムーズ。
  • ・予習~講義~復習の完成された学習システムがあり、講義内容を確実に定着できる。
  • ・講師が理解度を見ながら進行するため無理のないペースで学習でき、理解不足に陥らない。

独学や
他のスクール

【独学】

  • ・不明点を理解できない可能性がある。
  • ・難解な内容も自分で理解しなくてはいけないため、学習に時間がかかってしまう可能性がある。
  • ・学習した内容の定着度を都度、自分で確認しなくてはいけない。

【一般的なスクール】

  • ・映像講義の場合、不明点を質問できす、その場で疑問点を解消できない可能性がある。また、一方通行のため、受講生の理解度にかかわらず講義が進んでしまう。
学習進捗管理

総合資格学院

  • ・長年の指導実績に基づく綿密な学習プランが用意されており、そのプランに沿って学習を進めれば着実に実力が身につく。
  • ・進捗は、当学院スタッフ(講師/教務スタッフ/ライセンスアドバイザー)がこまめにチェック、アドバイスを行うため進捗の遅れがでにくい。

独学や
他のスクール

【独学】

  • ・自分のリズムで学習できるが、意思が弱いと進捗に支障がでやすい。
  • ・自分で学習プランを立てなくてはいけない。特に初受験の場合は全体像がつかみにくく、何をするべきか、わからなくなりがち。

総合資格学院について

総合資格学院ってどんなスクール?

建築・不動産関連の資格取得を支援するスクールで、全国に教室を展開しています。
建築系で最難関と言われる1級建築士試験の合格実績は、「業界 No.1」。
令和4年度 1級建築士設計製図試験では、全国合格者の「2人に1人以上(※1)」が当学院の受講生となっており、また、学科試験と設計製図試験を1年で合格した「ストレート合格者」では、「およそ6割(※2)」が当学院の当年度受講生となっています。


  • ※1: 全国合格者 3,473名中、当学院当年度受講生1,819名 合格者占有率52.4%
  • ※2: 全国ストレート合格者 1,468名中、当学院当年度受講生850名 合格者占有率57.9%

講座の特徴は?

当学院は、創業以来、「人と人が向き合う講義 - ライブ講義」にこだわり続けています。
コストや手間は映像講義以上にかかりますが、No.1の実績で優位性が証明されている以上、これからも当学院はライブ講義にこだわり続けていきます。

■新型コロナウイルス感染症への対応について
総合資格学院各校では、政府や各自治体の方針などを注視しながら、合格を目指す方々のサポートを第一義と考え、受講生および受験生の皆様のご意向に沿えるよう、また、不利益とならないよう、細心の注意を払い学習環境の提供に努めております。
>>より詳しい内容はこちらから

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