令和5年度 2級建築士 学科試験 合格発表
【関連リンク】令和5年度 2級建築士設計製図試験 合格発表
令和5年12月7日(木)に、令和5年度 2級建築士 設計製図試験の合格発表がありました。詳細はコチラ!
令和5年度 2級建築士 学科試験 合格発表
令和5年8月21日(月)、令和5年度 2級建築士 学科試験の合格発表がありました。概要は下記の通りです。
概要 | |
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実受験者数 | 17,805人(前年18,893人) |
合格者数 | 6,227人(前年8,088人) |
合格率 | 35.0%(前年42.8%) |
合格基準点 |
学科Ⅰ(建築計画)【13】点 学科Ⅱ(建築法規)【13】点 学科Ⅲ(建築構造)【13】点 学科Ⅳ(建築施工)【13】点 総得点【60】点 ※各科目及び総得点の基準点全てに達している者を合格とする。 |
令和5年8月21日(月)に、令和5年度 2級建築士学科試験の合格発表がありました。受験者数は17,805人、合格者数は6,227人となりました。合格率は35.0%と過去5年では最も低い合格率となりました。
令和4年度と比較すると、受験者数は1,088人減少、合格者数は1,861人減少、合格率は7.8%低下しました。 なお、合格基準点については、各科目が13点、総得点は60 点となりました。
合格者属性から見る試験の特徴
「職域別」- 「学生」の割合が最多
試験実施機関から公表されている「職域別」において、これまで「住宅メーカー・工務店・大工」が最も多い割合でしたが、令和5年度においては、「学生」の属性が、「住宅メーカー・工務店・大工」と並び(28.5%)最多となりました。
「年齢別」 - 合格者の6割以上が「24才以下」
「年齢別」において、10年前(平成26年度)の試験では「24 才以下」の合格者の割合は41.6%でしたが、令和5年度では63.2%となっています。10年前と比べて「24才以下」の割合は20%以上増加しています。
若年層がより多く合格する試験
上記の結果からわかるように、2級建築士学科試験は若年層がより多く合格する試験へと変化しています。要因として、入社後早期の資格取得を推奨する企業の増加や、授業内で資格取得を積極的にサポートする工業高校や専門学校、大学の増加等、業界全体で変化が起きていると考えられます。今回の結果を踏まえて、今後も合格者の若年化は続くと考えられます。
「男女別」- 合格者の「3人に1人以上」が女性
「男女別」において、女性合格者の割合が34.7%と、過去10年で最高となった昨年度よりも0.6%増加する結果となりました。
令和5年にも「女性活躍・男女共同参画の重点方針2023(女性版骨太の方針2023)」を国が公表するなど、女性の活躍を後押しする取り組みが進んでいます。 国だけでなく、業界団体や企業単位でも継続的な取り組みが行われていることもあり、女性活躍の機会が広がってきていることが今回の結果からも読み取れます。
令和5年度 学科試験の特徴
出題内容について、初出題の問題は、実務的で詳細な知識や、これまでとは異なる問われ方、新しい用語や事項も意識的に出題されており、そういった問題に冷静に対処することと、過去問とその周辺知識を正しく理解して習得し、答え以外の新規の選択肢などに惑わされず、問題に対して正しく判断し、正確に計算するといった正しい学習の積み重ねを継続できたかが問われた試験でした。
令和6年度 学科試験合格に向けて
今後の試験において、確実に合格を勝ち取るためには、基本事項の原理・原則をしっかりと理解したうえで、どのような出題のされ方をしても取りこぼさず得点できる応用力を身につける必要があります。また、より合格の可能性を高めるためには、最新の出題傾向を踏まえた問題演習等を行い、他の受験生よりも高得点をとる実力を、全ての科目において身につける必要があります。
当学院では、より多くの方に合格を勝ち取っていただくために、最新の学科試験分析に基づいた講座カリキュラムで、合格までのサポートを行います。 令和6年度受験をお考えの皆さまは、ぜひ受講をご検討ください。
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