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総合資格学院 合格実績

令和5年度 第一次検定 合格発表

 

 

令和5年8月9日(水)、令和5年度 1級土木施工管理技術検定「第一次検定 」 の合格発表がありました。概要は下記の通りです。

概要
受検者数 32,931人(前年38,672人)
合格者数 16,311人(前年21,097人)
合格率 49.5%(前年54.6%)
合格基準 65問の内37問以上正解で、 かつ施工管理法(応用能力)の15問の内9問以上正解を合格
65問は、全96問の内、必須及び選択問題を合わせた総解答数である。

 

令和5年度は、従来の学科試験から第一次検定へ変更となり、3回目の1級土木施工管理技術検定でした。
受検者数32,931人(前年比-5,741人)、合格者数16,311人(前年比-4,786人)、合格率は49.5%(前年-5.1%)となりました。

合格基準については「65問の内37問以上正解で、かつ施工管理法(応用能力)の15問の内9問以上正解を合格とする。」となり、あらかじめ試験実施機関より公表されている合格基準より2問の下方修正がありました。

令和5年度試験の特徴

合格率は過去10年で最低

令和5年度 第一次検定の合格率は49.5%と、過去10年で最低となりました。平成25年度から令和4年度における合格率の平均は58.1%と55%~66%で推移していたなかで、今年度は40%台と低い合格率となりました。また、合格基準があらかじめ試験実施機関より公表の39問から37問に下げる補正がされていることからも、今年度の試験は難しい内容であったと言えます。

女性合格者:過去最高だった令和4年度よりさらに増加

「合格者の主な属性」において、女性合格者の割合が過去最高だった令和4年度(8.2%)からさらに増加し、過去最高(9.5%)となりました。令和5年にも「女性活躍・男女共同参画の重点方針2023(女性版骨太の方針2023)」を国が公表するなど、女性の活躍を後押しする取り組みが進んでいます。 国だけでなく、業界団体や企業単位でも継続的な取り組みが行われていることもあり、女性活躍の機会が広がってきていることが今回の結果からも読み取れます。

※TOPIC:技術検定の受検資格が変更

建設業における中長期的な担い手の確保・育成を図るため、建設業法に基づく技術検定(第一・二次検定)の受検資格の見直しが令和6年度より行われます。令和6年度以降の第一次検定は、19歳(年度末時点)以上の方が学歴及び実務経験を問わず、受検できるようになる予定です。(5月12日公布:施工技術検定規則の一部を改正する省令より)

詳しくはコチラ≫

令和5年度 第一次検定について

 

 

令和5年度の問題A(選択問題)の土木一般においては、高難度な問題が多く出題されました。この試験範囲は、一般的な土木工事に関する原理原則の理解を必要とし、過去問の暗記だけでは正確な正誤判断が難しい問題初出題の用語も出題されました。
そのため、受検者にとっては一定の困難を伴うものとなりました。また、各分野で指定された解答数を的確に解答することが重要であり、過解答による減点を避けるためにも慎重な対応が求められる範囲でした。

 

一方、問題B(必須問題)は過去問の出題割合が高く、適切な対策を講じていた受検生にとっては十分な得点をとることができる内容であったと考えられます。ただし、「施工管理法(応用能力)」の解答形式に関しては、従来は「文中の空欄に当てはまる語句・数値等を解答する形式」のみでしたが、令和5年度からは「適当なものの数を解答する形式」及び「適当なもののみを全てあげている組合せを解答する形式」が新たに追加されました。これにより、問題の難度が高まりました。

 

令和5年度 1級土木施工管理技術検定「第一次検定 」の総評はコチラ≫

 

令和5年度 第二次検定合格に向けて

 

旧実地試験の必須問題は問題1(経験記述)のみでしたが、新試験となった令和3年度には、問題2及び問題3の2問が追加され、必須問題の合計出題数は3問に増加しました。出題内容に関しても、問題2・3は新試験以降、特定の分野に偏った出題ではないため、対策が立てづらく、問題4~10の選択問題に関しても、実務上の知識を問う内容が出題されるなど、これまで以上に難しくなっています。

第二次検定合格者には「1級土木施工管理技士」の称号が付与され、監理技術者として現場配置が可能となります。そのため、土木施工管理の実務内容に則した問題が出題される傾向は、今後も継続すると考えられます。

 

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