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令和6年度 1級土木施工管理技術検定 第二次検定 合格発表

 

令和7年1月10(金)1級土木施工管理技術検定 第二次検定の合格発表がありました。

概要は以下の通りです。

概要
受検者数 27,220人(前年27,304人)
合格者数 11,224人(前年9,060人)
合格率 41.2%(前年33.2%)
合格基準 得点が60%以上

令和6年度 1級土木施工管理 第二次検定の受検者数は27,220人(前年-84人)、合格者数は11,224人(前年+2,164人)、合格率は41.2%(前年+8.0%)でした。合格基準は、「得点が60%以上」となり前年から変更はありませんでした。

出題概要

  • 必須問題(問題1~問題3)は全問解答
  • 選択問題(問題4以降)は、選択(1)と選択(2)の 各4問から2問ずつ選択して解答
  • 全11問から合計7問を解答

令和6年度 第二次検定のポイント

 

問題1(経験記述)は、従来1つだけ出題されていた記述テーマが「安全管理(設問1)」と「施工計画(設問2)」の2つに増加するなど、設問の見直しが行われました。
設問2では、施工計画立案に先立って行う現場の事前調査に関して、具体的な内容を記述する必要があり、短時間で記述をまとめるのが難しかったと考えられます。
また、問題2(安全ネット)と問題3(施工体制台帳)は、第一次検定で出題実績があるものの、第二次検定では初めて出題されたため、準備不足だった受検生が多かったと考えられます。
一方、選択問題は比較的対応しやすい問題が出題されていましたが、問題7(情報化施工)に関しては、高度な知識を求める難しい問題でした。

合格者属性にみる試験の傾向

〇女性合格者割合が過去最高だった令和5年度と同様の10.2%に!

 

女性合格者の割合が過去最高だった令和5年度(10.2%)と同様の10.2%となりました。

令和5年に「女性活躍・男女共同参画の重点方針2023(女性版骨太の方針2023)」に続き、「「女性活躍・男女共同参画の重点方針2024(女性版骨太の方針2024)」の決定を国が公表するなど、女性の活躍を後押しする取り組みが進んでいます。
女性の活躍を後押しするための様々な方針(賃金面、生活面、キャリア面他)が示され、官民一体での取り組みが行われています。

国だけでなく、業界団体や企業単位でも継続的な取り組みが行われていることもあり、女性活躍の機会が広がってきていることが今回の結果からも読み取れます。

令和7年度 第二次検定合格に向けて

令和7年度 第二次検定を受検される方は、合格に向けて万全な対策を講じることをおすすめします。問題1(経験記述)では、これまで以上に実務経験に基づいた具体的な解答が求められており、その他の必須問題や選択問題についても、過去問学習だけでは対応が困難な問題が増えてきています。

さらに、令和6年度に試験問題の見直しが行われたことをふまえると、今後の出題を予想することは一層難しくなっていくと考えられます。そのため、どのような問題でも安定して得点できる実力を身につけることが、第二次検定合格の鍵となります。

 

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建設業法に基づく技術検定(第一・二次検定)の受検資格の見直し

建設業法に基づく技術検定(第一・二次検定)の受検資格の見直し

建設業における中長期的な担い手の確保・育成を図るため、建設業法に基づく技術検定(第一・二次検定)の受検資格の見直しが令和6年度より行われました。