令和6年度 1級土木施工管理技術検定 第二次検定 総評
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令和6年度 1級土木施工管理技術検定 第二次検定 総評
第二次検定では、例年通り必須問題3問と選択問題8問の全11問出題され、このうち7問を解答する形式で実施されました。
ただし、令和6年度の問題1(経験記述)では、前年度までの内容から設問が見直されて出題されました。
事前に告知はありましたが、具体的な変更内容は試験当日まで不明だったため、多くの受検生が十分な準備を行えなかったと考えられます。
さらに、従来1つだった記述テーマが2つに増え(「安全管理」、「施工計画」)、それぞれのテーマに基づいて施工管理上の課題や対応処置について解答する形式に変更されました。
特に〔設問2〕では、「施工計画立案に先立ち行った現場の事前調査で判明した施工上の課題」が出題され、受検者の実務経験に基づく具体的な解答が求められたため、多くの方が解答に苦労したと考えられます。
一方、問題2以降は、過去問をしっかりと学習していれば、選択問題で適切に問題を選ぶことができ、十分に得点できたと考えられます。
ただし、必須問題の問題2(安全ネット)や問題3(施工体制台帳)は、第一次検定で出題実績がある内容でしたが、第二次検定では初出題だったため、戸惑った受検生もいたと考えられます。
また、問題7(選択問題)は、近年よく出題されている情報化施工に関する問題でしたが、専門性が高く難しかったと考えられます。
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