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令和7年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期)試験分析

第一次検定(種別:土木)

令和7年度2級土木施工管理技術検定第一次検定(前期試験)は、すべて四肢択一式で出題され、全66問中45問を解答する形式(選択問題21問、必須問題24問)で実施されました。令和6年度から新たに出題された工学基礎知識(土質工学・構造力学・水理学)に加え、その他の分野でも新傾向や初出題の内容が一部見られました。やや難しく感じられる問題も含まれていたものの、全体としては概ね対応しやすい内容だったと考えられます。

【必須問題】No.1~No.5 工学基礎知識

土質工学2問、構造力学2問、水理学1問の計5問が出題されました。出題内容は、「土の構成の模式図(No.1)」「力のモーメント(No.4)」「ベルヌーイの定理(No.5)」など、各分野の基本事項に関するものでした。ただし、令和6年度から導入された新分野であるため、やや難しかったと推測されます。

【選択問題】No.6~No.16 土木一般

土工、コンクリート、基礎工から11問が出題され、9問を解答する形式でした。出題傾向に大きな変化はなかったものの、土工やコンクリートでは初めて出題された語句や内容も見られました。そのため、新傾向の選択肢については、過去問学習だけでは判断が難しかったと考えられます。

【選択問題】No.17~No.36 専門土木

河川、舗装、ダム、トンネル、上下水道などの専門分野から20問が出題され、6問を解答する形式でした。専門的な知識が求められる分野であるため、試験全体の中でも比較的難度が高い範囲です。ただし、出題傾向に大きな変化はなく、過去問学習によって十分に対策を立てることができたと考えられます。

【選択問題】No.37~No.47 法規

土木工事に関連する各種法規から11問が出題され、6問を解答する形式でした。例年、基礎的かつ頻出の内容が出題されるため、過去問にしっかり取り組んでいれば得点源となる分野です。問題文を丁寧に読み、自信を持って解答できる問題を見極める力が求められました。

【必須問題】No.48~No.58 共通工学・施工管理法

この範囲では11問が出題されました。「トータルステーションによる標高計算(No.48)」のように初出題の内容も含まれていましたが、全体としては過去に出題された問題が中心でした。必須問題ということを考えても、読み間違いによる失点を避けるため、細心の注意を払う必要があったと考えられます。

【必須問題】No.59~No.66 施工管理法「基礎的な能力」

施工計画、工程管理、安全管理、品質管理から各2問ずつ、計8問が出題されました。内容自体は基本的でしたが、「適当なものの数」や「適当なもののみを全てあげている組合せ」を選ぶ問題は、各選択肢の正誤を正確に判断する必要があり、難度は高めだったと考えられます。

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令和7年度 2級土木施工管理対策コース(WEB講座)

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