令和8年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期)総評
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令和8年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期)試験分析
第一次検定(種別:土木)
令和8年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期試験)は、全66問中45問を解答する四肢択一式で実施され、例年どおり、工学基礎知識、土木一般、専門土木、法規、共通工学および施工管理法から幅広く出題されました。全体としては、各分野の基本事項を中心とした構成であり、必要な基礎知識の定着度を確認する内容でした。一方で、図表の読み取りや施工方法の理解を前提とした問題も見られ、知識だけでなく理解力も求められる試験でした。

【必須問題】No.1~No.5 工学基礎知識
土質工学、構造力学および水理学から5問が出題されました。土質工学では土の性質、構造力学では反力や応力、水理学では流速・流量と、各分野の基本事項が中心でした。その中でも、「粒径加積曲線(No.2)」や「等分布荷重を受ける単純梁のモーメント図(No.3)」は、過去問の応用や新しい項目が含まれていたため、やや難しく感じた受検生もいたと考えられます。
【選択問題】No.6~No.16 土木一般
土工、コンクリート工、基礎工から出題されました。施工の目的や工法の特徴など基本事項が中心でしたが、「土質試験名と試験結果の利用に関する組合せ(No.7)」、「場所打ち杭の工法名と孔壁保護の主な資機材に関する組合せ(No.15)」、「土留め壁の種類と特徴に関する組合せ(No.16)」のような対応関係を問う問題は、関連する知識を体系的に理解している必要がある内容でした。
【選択問題】No.17~No.36 専門土木
河川、砂防、道路、ダム、トンネル、海岸、港湾、鉄道、地下構造物、上下水道など幅広い分野から出題されました。各分野の代表的な構造物や工法、施工上の留意事項を問う問題が中心であり、出題傾向に大きな変化は見られませんでした。出題範囲は広いものの、基本事項を中心とした内容であり、得意分野を確実に得点につなげることが重要であったと考えられます。
【選択問題】No.37~No.47 法規
労働基準法、建設業法、道路法、騒音規制法などから出題されました。労働時間・休暇、安全衛生管理体制、主任技術者・監理技術者など、例年出題される事項が中心であり、法令の趣旨や適用基準を理解しているかが問われました。
【必須問題】No.48~No.58 共通工学・施工管理法
測量、契約、工程管理、安全管理、品質管理などから11問が出題されました。測量(No.48)では、令和7年度に引き続きトータルステーションを用いた計算問題が出題されました。また、施工計画、安全管理、品質管理などは頻出テーマが中心であり、確実に得点しておきたい分野でした。
【必須問題】No.59~No.66 施工管理法「基礎的な能力」
施工計画、工程管理、安全管理および品質管理から8問が出題されました。「適当なものの数」や「適当なもののみを全てあげている組合せ」を選ぶ形式では、内容自体は基本事項であるものの、全ての選択肢を正確に判断する必要があるため、実質的な難易度は比較的高い範囲でした。知識の抜けや曖昧さが得点に影響しやすく、各分野の基礎事項を確実に理解していることが重要であったと考えられます。
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