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令和6年度 2級土木施工管理技術検定
第二次検定 [種別:土木] 合格発表

 

令和7年2月5日(水)に、令和6年10月27日(日)に実施された、令和6年度 2級土木施工管理技術検定 第二次検定 [種別:土木]の合格発表がありました。概要は下記の通りです。

①第一次検定・第二次検定
                          
第一次検定・第二次検定(※1)
受検者数5,078人(前年7,391)
合格者数1,831人(前年4,722)
合格率
36.1%(前年63.9%)

※1「第一次検定・第二次検定」受検者の内、第一次検定に合格し第二次検定を受検した方

②第二次検定のみ
                          
第二次検定のみ(※2)
受検者数13,728人(前年18,787)
合格者数4,815人(前年11,742)
合格率
35.1%(前年62.5%)

※2「第二次検定」のみを受検した方

合計(①+②)
                          
合計
受検者数18,806人(前年26,178)
合格者数6,646人(前年16,464)
合格率
35.3%(前年62.9%)
合格基準

第二次検定:得点が60%以上

合格発表分析

 

令和6年度 2級土木施工管理技術検定 第二次検定 [種別:土木]の受検者数は18,806人(前年-7,372人)、合格者数は6,646人(前年-9,818人)、合格率は35.3%(前年-27.6%)でした。合格基準は、「得点が60%以上」となり前年から変更はありませんでした。

出題概要

・必須問題(問題1~問題5)は全問解答

・選択問題(問題6以降)は、選択(1)と選択(2)で出題される各2問から1問ずつ選択して解答

・全9問から合計7問を解答

 

問題1(経験記述)は、これまで2つの記述テーマから1つを選ぶ形式でしたが、令和6年度は設問が2つに分かれ、各設問で出題されるテーマについて記述する形式に変更されました。記述テーマ(設問1:品質管理、設問2:工程管理)は、近年の傾向から予測しやすかったものの、実務経験に基づく具体的な記述が求められたため、十分な準備が必要でした。

 

問題2以降は、過去問学習を活かせる問題が比較的多かったものの、問題2(労務・資機材の調達計画)は初出題でした。

また、問題3(砂置換法・RI法)は、これまで用語として登場したことはあるものの、試験方法や内容を具体的に問う形では初めての出題となりました。そのため、過去問の学習だけでは対応が難しい部分もあったと考えられます。

合格者の属性について

女性合格者の割合(種別:土木)が16.0%と過去5年で最高!

 

合格者に占める「女性合格者」の割合(種別:土木)が16.0%と過去5年間の中で最も高い結果となりました

令和5年に「女性活躍・男女共同参画の重点方針2023(女性版骨太の方針2023)」に続き、「女性活躍・男女共同参画の重点方針2024(女性版骨太の方針2024)」の決定を国が公表するなど、女性の活躍を後押しする取り組みが進んでいます。

国だけでなく、業界団体や企業単位でも継続的な取り組みが行われていることもあり、女性活躍の機会が広がってきていることが今回の結果からも読み取れます。

第二次検定の合格にむけて

今後、第二次検定を受検される方は、合格に向けて十分な準備を行うことが重要です。

問題1(経験記述)では、これまで以上に実務経験に基づいた具体的な解答が求められており、その他の必須問題や選択問題についても、過去問の学習だけでは対応が困難な問題が増えてきています。

さらに、令和6年度に試験問題の見直しが行われたことをふまえると、今後の出題を予想するのは一層難しくなると考えられます。そのため、どのような問題でも安定して得点できる実力を身につけることが、第二次検定合格の鍵であると考えられます。

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建設業法に基づく技術検定(第一・二次検定)の受検資格の見直し

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建設業における中長期的な担い手の確保・育成を図るため、令和6年度より建設業法に基づく技術検定(第一・二次検定)の受検資格の見直しが行われました。