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第一次検定(種別:土木)

 

後期第一次検定は、過去の出題を基にした内容が多かったため、十分な対策学習を行っていた方には取り組みやすかったと考えられます。前期試験からの一部出題形式の変更はありましたが、全体としては例年と同程度の難易度だったと考えられます。

 

新傾向問題として、No.38建築基準法では基本的な計算問題が出題されました。建ぺい率に関する用語の定義に加え、容積率との相違点なども理解していることがポイントでした。また、No.48安全管理では、事業者が労働者に保護帽の着用をさせなければならない作業に関して出題されました。いずれの選択肢も正しく思える内容なので、法で定められた語句や数値を覚えていないと正確な答えを導き出せない問題でした。

 

No.54~61「施工管理法(基礎的な能力)」の出題形は、前年度までは「文中の空欄に当てはまる語句・数値等を解答する形式」のみでしたが、前期試験より「適当なものの数を解答する形式」や「適当なもののみを全てあげている組合せを解答する形式」が新たに追加されたため、後期試験も難度が高まったと考えられます。「施工管理法(基礎的な能力)」に関しては、注意深く問題文を読み込み、1つ1つの選択肢について、的確に正誤を判断をする能力が必要でした。

 

第一次検定は、現場技術者として備えておくべき基礎知識の有無が試されます。合格するためには、十分な出題分析のもと、頻出事項に対する理解を深めておくことがポイントだったと考えられます。

 

 

第二次検定(種別:土木)

 

出題数や形式等に変更はなく、過去問の内容から出題されていたことから、難易度は例年と同程度と考えられます。第二次検定は記述式で行われるため、出題内容に関連する用語や数値等を適切に理解した上で、正確に記述できる力が必要となります。

 

少ない解答数の中で得点するためには、特定の科目に実力が偏らないように全科目まんべんなく学習し、頻出事項に関して十分な記述対策を行っておくことがポイントだったと考えられます。

問題1~問題5【必須問題】

問題1(経験記述)

経験記述のテーマは「安全管理」と「工程管理」が出題されました。

問題2(安全管理)

明り掘削作業時の安全管理に関して、穴埋め問題が出題されました。

問題3(建設副産物)

建設リサイクル法に定められている特定建設資材について、再資源化後の材料名又は主な利用用途記述する問題が出題されました。

問題4(土工)

土工における切土法面施工時の留意事項に関して、穴埋め問題が出題されました。

問題5(コンクリート)

コンクリートの用語(アルカリシリカ反応、コールドジョイント、スランプ、ワーカビリティー)の説明を記述する問題が出題されました。

問題6~問題7【選択問題(1)】

問題6(品質管理)

盛土の締固め管理方法(品質規定方式と工法規定方式)に関して、穴埋め問題が出題されました。

問題7(コンクリート)

コンクリート構造物の鉄筋の組立及び型枠施工の留意事項に関して、穴埋め問題が出題されました。

問題8~問題9【選択問題(2)】

問題8(安全管理)

移動式クレーン作業及び玉掛け作業に係る安全管理のうち、事業者が実施すべき安全対策を記述する問題が出題されました。

問題9(工程管理)

管渠構築時の施工手順及び横線式工程表(バーチャート)の作成、全所要日数を求める問題が出題されました。

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