資料請求

 

令和5年10月5日(木)、令和5年度 1級管工事施工管理技術検定「第一次検定 」 の合格発表がありました。概要は下記の通りです。

概要
受検者数 14,990人(前年16,839人)
合格者数 5,628人(前年7,231人)
合格率 37.5%(前年42.9%)
合格基準 60問中36問以上正解かつ施工管理法(応用能力)7問中4問以上正解

合格発表をうけて

 

令和5年9月3日(日)に実施された令和5年度1級管工事施工管理技術検定 第一次検定の受検者数は14,990人(前年16,839人)合格者数は5,628人(前年7,231人)、合格率は37.5%(前年42.9%)となりました。

合格者属性に見る令和5年度試験の特徴

およそ2人に1人が2級管工事施工管理技術検定「第二次検定」合格者

2級管工事施工管理技術検定「第二次検定」合格者は45.0%となり、昨年に続き令和5年度も半数近い割合となりました。

令和3年度の受検資格要件の緩和から、2級施工管理技士は1級の第一次検定を受検できるようになりました(二次は一定期間の実務経験が必要)。
また、1級の第一次検定に合格した「1級技士補」のうち、主任技術者の資格を有する⽅は、監理技術者補佐(※)になることができ、第一次検定だけでも合格すれば大きなメリットが得られる点も2級管工事施工管理技術検定合格者の割合が増加した一因だと考えられます。

また、令和6年度にも受検資格の緩和が予定されており、これらの法改正はこれから業界を志す方々や実務者の受検への関心を高め、資格取得の⼤きな魅⼒となり、受検者数の増加が期待されます。

※監理技術者補佐とは、監理技術者に代わって配置する技術者のことで、監理技術者の専任が必要だった建設工事でも、監理技術者補佐を配置することで、監理技術者が複数の工事現場を兼任することが可能になりました(原則2ヵ所まで)。

女性の割合が過去5年で最多の割合

令和5年度の合格者における女性の割合が過去5年で最多となる、6.8%となりました。女性割合の増加は他の建築系資格でも近年、同様の傾向が見られます。

令和5年にも「女性活躍・男女共同参画の重点方針2023(女性版骨太の方針2023)」を国が公表するなど、女性の活躍を後押しする取り組みが進んでいます。

国だけでなく、業界団体や企業単位でも継続的な取り組みが行われていることもあり、女性活躍の機会が広がってきていることが今回の結果からも読み取れます。

TOPIC:技術検定の受検資格が変更

建設業における中長期的な担い手の確保・育成を図るため、建設業法に基づく技術検定(第一・二次検定)の受検資格の見直しが令和6年度より行われます。令和6年度以降の第一次検定は、19歳(年度末時点)以上の方が学歴及び実務経験を問わず、受検できるようになる予定です。(5月12日公布:施工技術検定規則の一部を改正する省令より)

詳しくはコチラ≫

令和5年度 第一次検定について

 

令和5年度の一次検定では、問題Bの施⼯管理法に関する出題の17問中7問が【応⽤能⼒】問題として、四肢⼆択の解答形式で出題されており、令和3年度以降、この範囲で50%以上正解という合格規準が追加されています。合格を掴むためには、問題Aの【一般基礎】の必須問題で広く得点できる知識の習得とともに、問題Bの【施⼯管理法(応⽤能⼒)】について、一肢一肢の正誤を判断できるような正確な知識を習得する必要があります。

 

出題内容について、例年、第⼆次検定では、管⼯事における施⼯管理の実務的な出題として、施⼯要領図の読取り問題が⼤きなウェイトを占めています。一方で、第一次検定では、管⼯事における施⼯管理の基礎ともいえる出題として、例年、図の読み取り問題や公式を⽤いた計算問題などが出題されています。

【受講生募集中】令和5年度
1級管工事施工管理 二次対策コース

【受講生募集中】令和5年度<br/>1級管工事施工管理 二次対策コース

試験を熟知したプロ講師による的確な添削指導で、効率的に合格レベルの記述力を養成。試験突破のポイントとなる経験記述はもちろん、施工図、経験記述以外の記述対策や計算、設備関連など試験に出る内容を漏れなく学習できます。いつでも・どこでも学習できる「e-講義」で、忙しい方でも安心して学習を進められます。

【受講生募集中】令和6年度
1級管工事施工管理 一次対策コース

【受講生募集中】令和6年度<br/>1級管工事施工管理 一次対策コース

1級管工事施工管理 一次対策コース(WEB)は、内容を厳選したオリジナル教材と忙しい方でも安心して学習できる「e-講義」で試験に必要な知識を効率的に習得するコースです。【予習】【講習】【復習】を繰り返し、十分な理解と知識定着を通して合格レベルの力を身につけます。