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令和6年10月3日(木)、令和6年度 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定の合格発表がありました。概要は下記の通りです。

概要
受検者数 23,240人(前年14,990人)
合格者数 12,147人(前年5,628人)
合格率 52.3%(前年37.5%)
合格基準 解答する必須問題38問、選択問題22問の合計60問につき、1問1点としてその合計の得点が60%以上(36問以上正解)かつ施工管理法(応用能力)の8問の内その合計の得点が50%以上(4問以上正解)

合格発表をうけて

 

令和6年9月1日(日)に実施された令和6年度1級管工事施工管理技術検定 第一次検定の 受検者数は23,240人(前年14,990人)合格者数は12,147人(前年5,628人)、 合格率は52.3%(前年37.5%)となりました。

合格発表分析

受検者数が大幅に増加

令和6年度の受検者数は23,240人と、前年14,990人より大幅に増加(前年比+8,250人)しました。
建設業における中長期的な担い手の確保・育成を図るために建設業法に基づく技術検定(第一・二次検定)の受検資格の見直しが令和6年度より行われ、令和6年度以降の第一次検定は、19歳以上(年度末時点)であれば学歴及び実務経験を問わず、受検できるようになりました。
受検資格の見直しにより、これまで受検資格がなかった層が受検可能となったことで、受検者数が増加したと考えられます。

20代の合格者が増加

年齢別の合格者属性において、25歳未満の割合が前年の1.5%から7.9%(※)へと大幅に増加し、25歳~29歳の割合も19.8%から24.0%に増加しています。20代の合格者割合は32.1%となり、昨年の21.3%より10.8%上昇しました。
若年層の技術者確保・育成をめざした受検資格の見直しなどの施策が着実に成果を上げていることが伺えます。

若いうちに資格試験の学習をスタートすることは、 実務者であれば「学習時間を比較的確保しやすい」、 「学んだ知識が実務に活かせる」、学生であれば、「就活のアピールポイントになる」「学習時間が確保しやすい」などのメリットがあります。

※合格者12,147名中、19~24歳の合格者966名

女性の合格者割合が初の1割超え

女性の合格者数が過去10年間で最高(女性の合格者数は1,280人(合格率64.3%))で、 合格者の男女比率においても女性合格者の割合が初めて1割を過えました(女性割合10.5%)。

合格のポイント

1級管工事施工管理技術検定の第一次検定は、全73問が出題され、必須問題の38問 (問題Aは21問、問題Bは17問)と選択問題の35問中22問(問題Aは23問中12問、問題Bは 12問中10問)の合計60問を解答する試験です。
合格基準は『全解答数の60%以上の正解、 かつ問題Bの施工管理法(応用能力)で50%以上の正解』となっています。

第一次検定に合格するには、的確な出題分析に基づき、幅広い知識を習得しておくことが重要です。
また、施工管理法(応用能力)の問題は、四肢二択形式の解答で難易度が高いため、各選択肢の正誤を正確に判断するスキルを身につけておくこともポイントになります。

令和7年度 第一次検定に向けて

令和6年度より、第⼀次検定は、19歳(年度末時点)以上の⽅であれば学歴及び実務務経験を問わず、受検できるようになりました。
若手実務者の方で、将来的に1級管工事施工管理技士取得をお考えの方は、この機会を活かし早期の検定受検をおすすめします。
比較的、時間のある若手のうちの方が、学習時間を確保しやすいというメリットもあります。

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