令和7年度 1級管工事施工管理技術検定
第一次検定 総評
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総評
令和7年度 1級管⼯事施⼯管理技術検定 第⼀次検定は、全73問中60問を解答する形式(必須問題38問、選択問題22問を解答)で実施されました。
解答形式は従来どおり、四肢択⼀式および四肢択二式でした。
全体傾向
問題Aでは、管⼯事施⼯に関する基礎的な原理・原則の理解を問う内容が中⼼で、基礎学習をしっかり積んだ受検生であれば、十分に得点できるものでした。
問題Bは、過去問題を中⼼とした学習が有効でしたが、施⼯管理法(応⽤能⼒)に関しては、新傾向の出題が数問含まれており、例年よりやや難しい印象でした。
この分野は四肢択二式で出題され、かつ「8問中4問(50%)以上」の得点が合格基準となっているため、わずかな失点が合否に直結する点にも注意する必要がありました。
問題A
◆No.1〜14の⼀般基礎では、環境、流体、熱、⾳、電気、建築等に関する14問が必須問題として出題されました。
難易度は例年並みでしたが、No.1で「暑さ指数(WBGT値)と熱中症患者発生率の関係」が出題され、受検者の中には想定外の出題に⼾惑った⽅もいたと考えられます。
◆No.15〜37は23問中12問を選択解答する形式で、空気調和設備(空調、換気、排煙)から11問、衛生設備(上下⽔、給⽔、給湯、排⽔・通気、浄化槽等)から12問が出題されました。
◆No.38〜44は7問の必須問題で、機材・材料(設備機器、配管材料、ダクト)に関する6問と、公共⼯事標準請負契約約款に関する1問が出題されました。
問題B
◆No.1〜9およびNo.22〜29は施⼯管理法に関する必須問題で、施⼯計画、⼯程・安全・品質管理、機器据付け、配管・送風系統の施⼯、試運転調整、防⾷・腐⾷等に関する必須問題(17問)でした。
特にNo.22〜29は「応⽤能⼒問題」として四肢択二式で出題されており、四肢択⼀式に比べて正解することが困難な問題でした。
さらに、合格基準として8問中4問以上の正答が求められるため、内容に関して十分に学習しておく必要がありました。
なお、No.29の出題内容は、前年の「腐⾷・防⾷」から「試運転調整」に変更されました。
◆No.10〜21は12問中10問を選択解答する形式で、管⼯事施⼯管理に関する法規(労働安全衛生法、建築基準法、建設業法、消防法など)が出題されました。
なお、No.19は、前年の「建設リサイクル法」から「騒⾳規制法」に内容が変更されました。
問題分類

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