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実受講者数 修了者数 修了率
申込区分Ⅰ
(全科目受講)
588人
(前年:562人)
150人
(前年:147人)
25.5%
(前年:26.2%)
申込区分Ⅱ
(法適合確認のみ受講)
29人
(前年:18人)
18人
(前年:8人)
62.1%
(前年:44.4%)
申込区分Ⅲ
(構造設計のみ受講)
113人
(前年:107人)
44人
(前年:32人)
38.9%
(前年:29.9%)
合計 730人
(前年:687人)
212人
(前年:187人)
29.0%
(前年:27.2%)

科目別の修了者数と修了率

科目別の修了率としては下記のように、法適合確認は低下し、構造設計は上昇しています。

実受講者数 修了者数 修了率
法適合確認 617人 208人 33.7%
(前年比:-3.0%)
構造設計 698人 244人 35.0%
(前年比:+3.7%)

申込区分Ⅰ受講者の修了率

申込区分Ⅰ受講者についても、法適合確認は低下し、構造設計は上昇しています。

 

・法適合確認 32.3 %(昨年比 -4.2 %

・構造設計  34.0 %(昨年比  +3.9 %

※科目修了者数より算出

総評

 

区分Ⅱの修了率は高くなったものの、法適合確認の科目別の修了率は低下しており、法適合確認の問題は、初めての受講者には得点しにくかったと考えられます。

 

構造設計については、科目別の修了率が、区分Ⅰで34.0%、区分Ⅲでも38.9%と40%を下回っており、受講経験者でも得点しにくかったと考えられます。
結果として、令和5年に続き、合計で30%を下回る修了率となりました

 

『法適合確認』は、選択理由記述式4肢択一で正答肢の初出題率が60%でした。
黄色本で記載箇所を確認できるよう十分に読み込んでおく必要があり、理由記述においてもトレーニングを十分に行っていないと、対応が難しかったと考えられます。

 

記述式については、70%程度が初出題の内容を含む問題や過去問を発展させた問題でした。
過去出題内容は確実に正解出来る実力を備えた上で、「一貫構造計算プログラム」「モデル化」など、近年の傾向を的確にとらえた対策が必須であったと考えられます。

 

『構造設計』は、選択理由記述式4肢択一について初出題率が非常に高く、正答肢ベースで80%となりました。

 

記述式については、多くが過去出題内容に近いものとなり、過去問を取りこぼしなく確実に正解することが求められました。
問題文の条件を正確に読み取り、構造設計者としての正しい判断を行い、量の多い計算をミスなく進めるといったことが重要であったと考えられます。

 

(初出題率は学院分析による)

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