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宅地建物取引士は、令和5年度の受験申込者数が28.9万人以上という、国家資格の中でもナンバーワンの人気を誇る、宅地・建物の売買や賃貸物件の仲介といった取引の際には、欠かすことのできない資格です。

人気の理由は、不動産業界をはじめとする様々な業界で需要が高く、社会的評価もきわめて高い資格であることが挙げられます。また、年齢や学歴などに関係なく、誰でも受験できるため、合格者のほぼ半数が宅建士資格を必須とする業界(不動産・建設・金融)以外の方々で占められています。

宅地や建物は、人々が生活していくうえで欠かせないものであり、今後もますます宅地建物取引士のニーズは高まることが予測されます。また、法律や税に関する専門的知識が、あらゆる業界で高く評価されるため、就職・転職の際には非常に強力な武器となります。例年の合格率は15~18%程度と狭き門ですが、挑戦するだけの価値が十分にある資格です。

宅地建物取引士は不動産取引のエキスパート

宅地や建物は、生活のための基盤であると同時に、経済活動における重要な財産であるため、その取引は公正かつ安全に行われる必要があります。そのため、これらの取引には宅地や建物に関する高度な専門的知識が要求されます。

しかし、一般の人々にはそのような知識がありません。そこで、宅地や建物の取引の際には、専門的な知識を有する者が関与して、取引を公正かつ円滑に行えるようにする必要があります。その宅地建物の取引の専門家が、宅地建物取引士なのです。

宅地建物取引士にしかできない業務

重要事項の説明


不動産の買主・借主が取引物件に対して正しい判断ができるよう、その材料を提供する。

重要事項説明書への記名


重要事項説明書に記載されている内容に誤りがないか確認し、記名等をする。

契約後交付すべき書面への記名


契約内容を確認し、責任を明らかにするため記名等をする。