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SPECIAL INTERVIEW
合格すると信じて突き進む

久保田 未咲さん (24) 令和3年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 所属:
- 大学院2年生(工学専攻建築学プログラム)
- 教室:
- 鹿児島校
計画:11点 環境/設備:16点 法規:25点 構造:21点 施工:17点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
この仕事の道に進もうと思ったきっかけ
ものづくりが好き
幼いころからものづくりが好きで、さまざまなものをつくっていました。そのため、大学受験の際に、ものづくりができる工学部に興味を持ちました。そのなかでも、人が過ごす空間をつくりだす建築学科に最も魅力的を感じたため、この学科を選びました。
在学中に1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
就職前に資格を取っておきたかった
大学を卒業したあと、実務経験がなくても受験できるように法改正されたので、大学院に進学した時点で、学生の間に1度は受けておきたいなと考えていました。修士1年生のときは就職活動などを優先するために受験をしないという選択をしました。就職活動が終わった後、就職前に資格が取れていたらいいなと感じるようになったので、受験することを決めました。本格的に学習を始めたのは4月だったので、本番まで時間がなく、間に合わないかもという不安がありましたが、間に合う可能性もあると信じて学習を続けました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
完全独学では試験本番に間に合わないと感じた
4月に勉強を本格的に始めたころは、市販のテキストやアプリのみを使っていました。しかし、施工は分からない言葉が多すぎて、試験本番までに必要な知識を身につけることが難しいと判断し、総合資格学院の講座を申し込みました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
短期集中でやり込む力
学習を始めたのが遅かったので、学科試験前は、なぜもっと早く学習を始めなかったのかと後悔しました。しかし、今考えてみると、常に焦りがある状況で学習したおかげで、試験本番までモチベーションを下げずに取り組めたのではないかと思っています。しかし、学習が間に合わなかった範囲もあったため、早く始めておいた方が、自信をもって本番に挑めるのではないかと思います。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
行き詰ったときに、すぐに質問ができる
製図では、エスキスに時間がかかりすぎてしまい、なかなか上達しませんでしたが、分からないときにすぐ質問できる環境があったので、地道に努力できたと思います。自分だけで学習していると、行き詰ったときにどうしていいのかわからず、学習が嫌になっていく一方なので、ライブ講義があってよかったと思います。
得意科目と苦手科目
設備
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
繰り返し問題を解く
施工は分からない単語ばかりで、6月の模擬試験でも、11点ほどしか取れませんでした。本番まで、覚えられていない問題を繰り返し解き続けることで、何とか半分以上の点数をとることができました。
学科合格のポイント
スキマ時間を使って苦手な問題を繰り返し解くこと学科は、少しの時間でも学習が可能なので、苦手な問題を繰り返し解くようにしていました。試験の直前期には、見覚えのある問題が増えてきて、点数アップにつながったと思います。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
講師や他の受講生に、エスキスのコツを教えてもらう
エスキスは全受講生のなかで、1番遅い方だったと思います。そのため、周りの受講生や講師の方と話して、参考にできそうな方法は積極的に取り入れるようにしました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
常に緊張感をもって取り組む
作図は、周りにライバルがいる環境で練習したほうが確実に速くなると思います。講義中「遅くなっているよー」などと声をかけられるので、気を抜くことなく練習ができました。
製図合格のポイント
ほかの受講生と仲良くなり、通学を楽しみに製図試験は、エスキスが苦手で、いつも時間がかかりすぎていたり、直前期になっても記述が覚えられなかったりと、不安なことがたくさんありました。しかし、周りの受講生と話すのが楽しかったため、楽しく学習を続けられたと思います。