合格体験記 一級建築士芹澤 翔士大さん

SPECIAL INTERVIEW

点数が上がってくるのは最後の最後

芹澤 翔士大さん (25) 令和3年度 1級建築士合格

学歴:
大学

勤務先:
ハウスメーカー(構造設計)

教室:
なんば校
本試験得点 90点

計画:10点 環境/設備:16点 法規:26点 構造:24点 施工:14点

受講講座

受験回数:
学科1回/設計製図1回

私の受験ストーリー

この仕事の道に進もうと思ったきっかけ

多くの依頼に関わることができる

現在の仕事では意匠設計とは違い、構造計算に絞って業務を行い、一日3件程度の物件の構造計算をすることができます。そのため、住宅の梁架構の仕方をバリエーション豊かに習得できると考えました。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法

将来的な独立の足掛かり

将来、設計事務所を設立する目標があるので、なるべく早い段階で資格は取ってしまいたいと考え、受験を決意しました。しかし、実務経験が浅く、施工現場経験もないため、学科(特に施工)の勉強が不安でした。対面講義の利点を活かして、各講義後に不明点を質問することで、理解を深めることができました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

予習→講義→宿題→確認テストの流れが一貫されている

予習から確認テストまでが各科目で徹底していて、苦手分野をそもそも作らないよう対策がされていると感じました。また、テストにおいて順位がつけられることで、今の自分の立ち位置を把握でき、特に理解できていないポイントを自分で絞って復習できるため、試験全体の知識をまんべんなく深めていくことができることが魅力だと感じました。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

試験前日の過ごし方

クラス内での順位が常に高かったわけではないため、直前まで自分の知識に不安がありました。そのため、前日の夜はなかなか寝付けず、深夜まで過去の模試を見直して、精神的に不安定な状態でした。万全な状態で試験にのぞむためには、最後は特に不安な箇所に絞って確認するくらいで、どっしりと構えて試験にのぞむべきだったと感じました。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点

緊急事態宣言下での学習方法

家でなかなか集中できない性格のため、カフェでよく勉強していました。しかし、コロナ禍で20時に閉店してしまうため、まとまった時間を取りづらかったです。そのため感染対策がなされている学院の自習室に仕事終わり通うようにし、22時ごろまで集中して学習ができたため、利用してよかったと感じました。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード

構造分野での用語の理解

耐震等級など、業務でよく耳にする用語について深く理解して業務を行えるようになり、意匠設計担当者とのやり取りが円滑になったと感じました。

当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと

質問できる環境

講義内で分からなかったことをその場で質問でき、理解を深められることはとても重要なことだと感じました。

学科攻略法

得意科目と苦手科目

Strong and weak points

法規

得意科目

施工

苦手科目

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法

繰り返し学習

法規は学習当初、特に点数が低かったです。繰り返し学習し、問題に多く触れることで出題の傾向をつかむことができ、スピーディにかつ正確に回答できるようになり得意科目とすることができました。

設計製図試験も見据え、学科学習時から正しく理解し、記述できるレベルまで実力を引き上げる指導から感じた効果

記述の引き出しの量

製図試験での計画の要点記述において、学科試験で具体的に講師からうかがっていたので、その知識を活かすことができ、スラスラ記述ができたと感じました。

学科合格のポイント

勢い

試験前日まで「合格以外ありえない」のくらいの気持ちで学習を振り返りました。「自分はここまでやったし大丈夫」という気持ちで試験前の期間を過ごさないほうがいいと感じます。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

住戸配置

正解が一つではないため、エスキス段階でより良いプランを考えてしまうことがありました。講師からアドバイスを受け、時間で割り切ったエスキスを行うことで、時間管理を徹底できました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

作図時間の短縮

エスキスを補助線記載後は見ないようにして描くのに苦労しました。何度も繰り返して試験直前にやっとスピーディに描ける自信が持てるようになりました。

設計製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったこと

環境・設備の深堀り

持続可能な建築物について問われる機会が多いと感じたので、学科の対策段階から建築設備や外気の取入れ方など深堀りして勉強しておけばよかったと感じました。

製図合格のポイント

最終チェック

法規ミスなどの重大なミスを防ぐため、最終チェックに30分は時間をとると決めて試験に臨みました。プランニングや室配置に多少の不安はあったものの、きっちり35分程度チェックの時間をとることができ、大きなミスはないと自信をもって試験を終えることができました。

メッセージ

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

今回の試験で得た知識と目標に向けての努力の仕方を忘れずに、意匠設計業務を行っていきたいと感じています。

資格取得をめざす方へアドバイス

過去2度、2級建築士を学科試験で不合格となり、自信が全くない状態で1級建築士試験受験を決意しました。今までの実績が高くなくても、この試験においては勉強期間中に自分のできにくよくよせず、最後に合格した人が勝ちです。合格にかける情熱で結果は出ると思います。

総合資格で良かったところ

  • 学科テキスト

    科目ごとに内容が一冊にまとめられています。付箋を張り、質問したらメモを書き込みしていくことで、すき間時間に見返す習慣をつけやすい教材でした。

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  • 学科問題集

    問題が単元ごとにまとめられていて、点数が低い単元を繰り返し学習するのに有効でした。

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  • 製図模擬試験

    製図試験は初受験者にとって未知なことが多く、本試験に近い環境で模試を受けることができたのは本試験での心のゆとりにつながりました。

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