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SPECIAL INTERVIEW
一年で取り切るために、資格取得のための生活を

松岡 哲郎さん (23) 令和3年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- ハウスメーカー
- 教室:
- なんば校
計画:23点 法規:23点 構造:24点 施工:19点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
住宅が好き
大学で住宅を専攻しており、ハウスメーカーで、住宅を設計したいと考えるようになったからです。
2級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
初受験で何が何だか分からない
二級建築士資格は仕事に必要な資格だったため、自ずと受験を決意しました。初受験であったため、試験についての知識もなく、どんな問題が出るかも知らないため、合格できるか不安でした。 この不安を解消するために、一刻も早く勉強を始めなくてはならないと考え、大学4回生の6月頃から勉強に取り組みました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
圧倒的な合格率・教材力
ライブ講義に加えて、映像授業を活用していました。 初受験ということもあり、他の資格学校との比較も難しく、圧倒的な合格率は参考にしていました。実際に他学校に比べて授業が始まる時期も早く、宿題のサイクルも確立されており、総合資格学院でよかったと実感しています。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか。
余裕の有無
決して余裕があったわけではありませんが、他の学校に通っている人や、独学の人に比べて、ある程度早い時期に基準点以上を取れると感じました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
休まない事。予習・復習を行うこと
何か予定が入ってしまい、1日でも休んでしまうと、その1日だけには収まらず、次週以降の各種テストにも影響が出てきます。特に、法規の授業は自分でテキストを見て、勉強しても追いつくことは難しいため、休まないことが大切です。 最終的な目標は合格することですが、私は、模試で一位を目指して友人と点数を競い合いながら勉強していたことがとても印象に残っています。(楽しく勉強できていました。)
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
隙間時間の活用・勉強用机
私は、朝に勉強の時間を作ることが苦手だったため、通勤・通学時間や、夜の時間に勉強をしていました。学科試験の法規と、製図試験に関しては、勉強用の机の上に開きっぱなしで置いておくことで、すぐに勉強に取り掛かることができるようにしていました。(勉強用の机を、別に一つ用意しました。)
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
様々な講師陣による指導
ライブ講義では、実務で様々な経験をされた講師の方々が授業をしてくれます。授業で扱うテキストの内容に加えて、建築の基本的な考え方等も教えていただけるため、実務の考え方においてもスムーズに理解できることが増えました。
講師によるライブ講義を受けて良かったことを教えてください。
合格に必要な指導の徹底
分からない点については、分かるまで指導していただけます。その上で、「合格するために必要か?他の部分の理解を深めた方が合格に近づくのでは?」等の助言を頂ける。私は、「何故、そうなるのか?」という疑問を持つと、なかなか頭に入ってこなかったため、理解できるまで講師の方に質問していました。それを踏まえて、考え方も理解しておくべきものと、結果だけを理解しておくべきものとの線引きをしていただき、効率的に得点につなげることができました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
テキスト⇄問題集の繰り返し
元々は、得意な科目はありませんでした。人より理解に時間がかかると思っていたため、毎週の講義の予習・復習に加えて、自分で講義の範囲以外の動画を視聴して、テキストと問題集を繰り返し行いました。手を動かして、問題を解くことが、得意科目へとつながる道筋です。 法規に関しては、他の科目よりも問題数をこなすことができなかったため、苦手意識がついていました。苦手なものをほったらかしにしても、自分に返ってくるだけ、と考えながら、いやでも問題数をこなすことで苦手意識をなくすよう努めました。
設計製図試験を見据えた、学科学習時から正しく理解し、記述できるよう指導を行いましたが、感じた効果を教えてください。
なるほど!の繰り返し
特に、計画・法規に関しては、製図試験に直結していると感じました。 学科の段階ではあまり理解できていなかったことも、実際に人が使う想定で作図を行うことで、「なるほど!学科で言っていたことは、こういうことだったのか!」というスムーズな理解と、知識の定着に繋がったと実感しました。
学科合格のポイント
苦手を一つずつ潰していく苦手なことは後回しにして生活することもできますが、学科試験ではそういうわけにもいきません。また、案外、やってみると、問題が解けるようになると、楽しくなるものです。無闇に勉強しても効率が悪いため、得点につながる単元から優先的に習得するように心がけていました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
エスキスで余裕を作る!
私は、作図時間が遅く自信がありませんでした。ある程度、スピードを上げることはできますが、正直、得意・不得意はあると思います。時間をかければ、誰でもスピードを上げることはできますが、学科試験が終わって約2ヶ月で、となると話は別です。私は、2ヶ月でスピードを上げ切ることができなかったため、エスキスをなるべく早く完成させて、作図時間を確保するように努めました。 エスキス例をコピーして、ゾーン毎に色分けを行い、エスキスの構成・パターンを体に染み込ませました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
作図手順の徹底!
作図スピードが遅く、時間内に描きあがらないことも多々ありました。その中でも、総合資格学院の講師陣に何度も言われていた「作図手順」は徹底していました。多少、自分なりに順番を前後させて、より自分に合った手順を身につけていました。手順通り未行うことで、抜け・漏れが無くなり、合格につながりました。
製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたことを教えてください。
学科で疑問をなくしておく
学科試験対策では、問題が解けるだけではなく、なぜそうなるのか?という疑問をそのままにしておかず、一つずつ理解するように努めていました。結果として、製図試験における、要点の記述や、エスキスにおいてもスムーズに理解・知識の定着につながりました。学科試験対策期間に比べて、製図試験期間は2ヶ月弱と短く、その間に学ぶことは非常に多いので、学科試験期間中の疑問は潰しておくべきです。
製図合格のポイント
スケジュール管理学科試験対策は、通勤中やちょっとした時間でも勉強が出来ましたが、製図試験対策では、ちょっとした時間に出来る対策は限られています。(部分詳細の練習や、エスキスのパターンを覚える等、出来ることもある。) 「まとまった時間」と「製図が出来る環境」を作ることが大切です。
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学科テキスト、学科問題集の繰り返し
単元毎に、過去の問題が分けられており、周回することで、自然と傾向も掴める。単元にもよりますが、3〜5周は過去問を解きました。問題を解く際は、正解、不正解よりも、問題文のキーワード(回答につながらない部分においても)の理解に重点を置くことで、応用的な問題に対しても対応することができました。
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e講義
とても心配性だったため、授業のカリキュラムよりも先に全範囲の映像に目を通し、問題集に予め手をつけていました。また、予習・復習のためにも活用しており、問題は解けるけど、理解は出来ていない、と感じる単元に関しては、何度も映像を見て理解を深めていました。自分でテキストと睨めっこするよりも、映像で授業を受ける方が理解はより深いものになりました。
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エスキス用教材
作図スピードに自信がなかったため、エスキス用教材を活用して、エスキスパターンを徹底的に叩き込みました。最初は、エスキスをゾーン毎に色分けすることで、徐々にパターンを掴むようにしました。
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