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SPECIAL INTERVIEW
自分が必要と思ったことをやるだけやって、あとは時の運

高山 健治(23) 令和3年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 専門学校
- 勤務先:
- 構造設計事務所(構造設計)
- 教室:
- 池袋校
計画:18点 法規:23点 構造:19点 施工:18点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
父の姿
幼いころの自分は事務所に籠る父を見て「一体一日中何をやっているのか」と、よく事務所に覗きに行っていました。住宅の設計と知ったときは不思議と自分も同じ仕事をするのだろうなぁと感じていました。また、住宅の施工現場を通りかかったときには骨組みに惹かれている感覚もありました。
建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ
すぐにでも建築士の資格が欲しかった
建築士として設計をするためと、住宅の基礎は十分に身についたという形ある証拠を手に入れようと思い、受験を決めました。不安だったことは比較的短い学科コースだったので、インプットの期間が短く、果たして本番に通用するのかと心配でした。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
テキストや問題集がわかりやすかった
私が通っていた専門学校で受験用講義があり、その講義で配布された総合資格学院のテキストや問題集の内容がわかりやすかったため、このようは教材を取り扱っている資格学校ならと思い受講を決めました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
道具の点検はしよう
製図試験の前夜、自転車で帰宅中に製図版が車輪に引き込まれたにも関わらず、製図版の点検をせずにそのまま試験会場に行きました。いざ準備に取り掛かり始めた時に、そこで初めて製図版の平行定規が壊れていた事に気が付き、試験ではテンプレートを使用しました。大丈夫だと思っても最後に道具の点検をすることをお勧めします。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
勉強時間は無理矢理にでもつくった
テキストを読んで問題集を解き、プレテストを行う流れに2時間かかりました。私は比較的短い学科コースだったので常に時間との勝負でした。隙間時間の勉強は苦手だったので、まとまった時間を勉強に使い、睡眠不足にならないギリギリの時間までがんばりました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
今はまだ実感がないが、今後に期待
今はまだ、構造設計でわからない所はグレー本という設計書を読んで解決しています。そのグレー本は2級建築士の勉強よりも遥かに難しい内容で、知識不足を感じる場面もあります。今後は学院で勉強したことをいかしてもっと知識を蓄えていきたいです。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
わからない所を的確に教えてもらえる
自分だけでわからない所を勉強するのと、講師に教えてもらうのとでは時間と気力の浪費が全然違います。講師に質問をするときには自分はどこがわからないのかを意識できるので、疑問が解消されたあとの理解度は一人で勉強するよりも頭に入る気がします。質疑応答を通して理解を深めることができました。
得意科目と苦手科目
構造力学
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
法規=答えを持ち込める。構造力学=問題に慣れたら勝ち
法規は法令集を持ち込めるので答えがわからなった場合に大体どこに答えを探すことができます。構造力学は問題が複雑そうに見えても見掛け倒しの問題が9割なので惑わされず冷静に解けば多くの失点はありません。施工は見たことのない現場を想像しながら勉強をすることが難しかったですが、なぜその施工が必要なのかを自分なりに関連付けて覚えました。
学科合格のポイント
愚直に問題集を解くとにかく問題をたくさん解いてください。問題集を1周したら不正解だった問題だけをもう一度解いてください。解説を読んでわからなかった場合でも次へ進みましょう。たった1つの問題に時間を消費する必要はありません。何回も解いていけばなんとなく解説の内容がわかってきます。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
自分なりに部屋を配置する場所を予め頭に入れておく
製図課題はRC造だったので部屋の配置に苦労しました。克服法は、あらかじめどの部屋をどこに置くかを建物の向きや大きさ別に決めていたことです。製図試験は時間との勝負なので、悩む時間を最小限にしようと努力しました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
捨てる所は捨てて、取る所は取る
私は作図時間が遅く、平面図がどうしても目標から20分オーバーしていました。講義での作図は最後まで描ききるのを継続した上で、本番の試験では減点が低い作図部分は捨てて、減点の高い部分は必ず落とさないようにしました。そうすることで一発不合格だけは避けるようにしました。
製図合格のポイント
どんな状況になっても自分を応援して鼓舞する製図課題は難解なうえ、平行定規も使用不能にまで破損しているダブルパンチのなかでも取り組めたのは、常に自分に「ダメでも最後までやり遂げる」「今までがんばってきたからやれる。できる。がんばれ。」「製図版が壊れていても俺が挫けることは絶対にない」と自分を応援して鼓舞したからです。どんな状況でもあらきらめないで闘ってください。
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学科問題集
インプットとアウトプットを同時に行えるので、正解した問題には触れず、不正だった問題を二周目に再び解くという勉強のやり方で一番触れた教材だからです。まずは過去問に多く触れて、問題の出され方や引っかけてくるポイントを掴むのに役に立ちました。
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講義や直前講義に配布される問題冊子
講義で配布される問題冊子は数多ある問題の中で特に重要な所を取り出した問題集なので学科問題集の+αになりました。
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オリジナル製図課題
本試験とほぼ同じ問題が配布されるので常に本番の訓練ができます。また、ビックリ問題への対策として問題を大きく変えてくることもしているので、本番に強くなっていきます。
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