メイン会場
修了証を手に、新しい門出
令和4年1月10日、ハイアットリージェンシー東京にて「総合資格学院 令和3年度 修了証授与式・合格祝賀会(東京会場)(※1)」が開催されました。
本年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を鑑み、万全の感染防止対策を講じた上での開催となりました。
総合資格学院 学院長岸の主催者挨拶のほか、総合資格学院 特別顧問 伊東豊雄の祝辞、前国土交通大臣 赤羽一嘉様、現国土交通大臣 斉藤鉄夫様、元国土交通大臣で衆議院議員の石井啓一様からの祝電をはじめ、一般社団法人 日本建築士事務所協会連合会 会長の児玉耕二様からも祝辞を賜りました。また、ご臨席が叶わなかった多くの来賓の皆様からビデオメッセージもいただきました。
修了証授与では、1級建築士、2級建築士それぞれの合格者を代表して各教室(※2)2名の方へ修了証の授与が行われました。
受講生代表の挨拶では、大岩 元さん(池袋校・1級建築士試験合格)と藤浦 優衣さん(新宿校・2級建築士試験合格)が挨拶を行いました。
※1:全国の会場の様子は本ページ下部よりご覧いただけます。
※2:池袋校、上野校、北千住校、吉祥寺校、五反田校、新宿校、立川校
建築家からのエール
祝賀会に先立ち行われた「総合資格学院 合格祝賀会開催記念新春特別企画 Talk Event」は、会場とオンラインのハイブリッド開催となり、2名の建築家(第一部:中川エリカ氏、第二部:古澤大輔氏)を招き「学生時代~現在/手掛けた作品について」をテーマに実施されました。
第一部:中川エリカ氏
大学生時代の「建築は敷地内だけで完結するものではない」「建築はアイレベルで設計すべき」などの教えが現在の設計(大きな模型での検討や建物と街との関係性の検討等)にも繋がっていると語られました。実作やキューバでの体験、大学で教わったことなどの「点」が繋がり「今」を形づくっており、特に「学生時代に作った大きな模型がすべてのはじまりになっている」と語られました。敷地から建物がダイナミックにたち現れるスライドを通じて建築の醍醐味・面白さが伝わる講演となりました。
第二部:古澤大輔氏
現場作業のようなリアルで具体的な側面と、建築理論のような抽象的な側面を持つ「建築の両義性」に気付いた大学時代。大学院卒業と同時に共同設立したメジロスタジオでのエピソード。建築の世界で生きていくことを決めるきっかけとなった「白州山荘」を設計した際の話。その後、現在の日本大学理工学部建築学科にて研究室を持つまでのエピソード等、数多くの貴重なお話を聞くことができました。
建築が持つ両義的な側面を実作を通じて追及していくエピソードは、建築の奥深さを伝えるものとなりました。
▼トークイベントの模様が日刊建設工業新聞に掲載されました。
日刊建設工業新聞(2022/1/28掲載)【PDF】
祝辞
前国土交通大臣
赤羽 一嘉様
元国土交通大臣
石井 啓一様
国土交通大臣
斉藤 鉄夫様