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- 石田 兼之さん
SPECIAL INTERVIEW
最後の最後まで講師を信じました

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
ものをつくることが好きだった
小学校で図工の作品が出展されたときに、自分はものをつくることや、ものづくりの工程を考えるのが好きだと思うようになりました。それからはファッションにも興味を持つようになり、デザインに関係する仕事がしたいと考え、進路は建築設計の分野に進みたいと思ったのがきっかけです。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
仲間と励ましあったことが勇気になった
建築設計を行うなら必要な資格とは思っていましたが、今までは受験を先延ばしにしていました。しかし30代に突入し、いよいよ必要に迫られたこともあって受験を決断しました。結果が出なかったらどうしようという不安は常にありましたが、受講生仲間と悩みを共有し、励ましあうことで勇気を持って試験に挑むことができました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
雰囲気が自分に合っていると思った
勉強は一人で黙々とするのではなく、人に教えてもらいたいという思いから総合資格学院に通うことを決めました。ライセンスアドバイザーに話を聞いたときも熱意を感じましたし、教室に伺ったときも雰囲気が良かったことを覚えています。活気が感じられて勉強しやすそうだなと思ったことが、決め手になりました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
試験前休暇を過信してはいけない
設計製図試験が不合格だった年は、試験直前の学習時間が多ければ多いほど良いと思い、試験前休暇を長く取りました。しかし、直前の詰め込みはあまり効果がありませんでした。製図試験では、直前休暇は適度なスケジュールに設定し、直前までにどれだけ仕上げられるかが大切だと実感しました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
移動時間・昼休みは動画視聴と要点理解
製図学習ではエスキスや作図をするために、机に座って学習に取り組むまとまった時間を捻出する必要があります。その時間を確保するため、動画視聴や要点の理解は、移動のときなどのスキマ時間に消化することで、効率よく学習時間を確保していました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
手描きでの検討が良い影響に
実務ではCADを使って作図を行っていますが、ちょっとした検討は手描きで行うこともあります。製図の講義で手描き作図を鍛えたことで、実務でも手描きのハンドリングの良さを実感しており、検討作業が捗るようになりました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
貴重な体験をすることができた
ライブ講義には担当する講師ならではの情報があり、その場にいる受講生しか手にすることができない体験ができました。そのような貴重な情報を手に入れられる環境に身を置いたことで、人との差をつけることができたと実感しております。
前期講座(実力養成講座)で、エスキス・作図・チェックなど、課題発表前に十分なトレーニングを行い、そのなかで成長したと実感されたこと
最終チェック力の向上
図面のチェック力は一朝一夕では伸びないと思います。前半課題で数多くのパターンの課題に取り組み、様々なミスをすることで、失敗の原因を知ることができました。この経験がミスを見つけ出すための指標となり、後半課題以降の、最終チェック力の向上につながりました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
ゾーニングと動線の計画を改善できた
以前はゾーニングと動線で、不適切な計画を行いがちでした。集中するあまり、課題の一点に意識を向けてしまい、視野が狭くなることが要因だったと思います。今回はゾーニングと動線を適切に計画するために、課題文や敷地を俯瞰して見ることを徹底的に学びました。その結果、アプローチ、動線、ゾーニングと建物の骨格をなす部分を正しく計画できるようになりました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
講師がひらがな練習帳を勧めてくれた
私は周りと比べて文字が汚く、作図や記述の印象に悪い影響を与えていました。しかし、講師にひらがな練習帳を勧めていただき、文字の練習をすることで、以前よりも見やすい図面表現となり、見栄えの向上に繋がりました。一人一人の特徴を見抜き、個人に合ったアドバイスや指導をしていただいたことに感謝しています。
製図合格のポイント
講師を信じること合格するために自分を信じることは難しかったのですが、私は講師を信じて合格を勝ち取ったと思っています。講師の方々は、これまで多くの合格者を輩出した実績から、一人一人に合った方法で指導を続けてくれました。素直な気持ちで講師の言葉を信じることが、製図合格のポイントだと思います。
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エスキス指導
エスキス指導が非常にためになりました。多くの受講生が苦戦するのは計画建物のボリューム感の把握だと思います。学院考案のボリューム検討のプロセスを習得することで、建物の規模を正しく把握しながら設計することができました。
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交換添削実習
製図試験では一発失格になるミスが数多く存在します。ミスをなくすためには、念入りな見直し作業が必要です。毎課題、お互いの完成図面をチェックし合うことで、事前にミスを見つけるスキルを鍛えることができ、本試験ではミスの少ない図面を描くことができました。
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自習室
自習室を利用できたのがありがたかったです。私は仕事終わり、可能な限り自習室に通うようにしていました。どんなに疲れていてもとりあえず自習室に顔を出す。そうすることで勉強の習慣をつけることができました。ほかの受講生が勉強している姿を見ることも、良い刺激になりました。
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総合資格学院YouTubeチャンネル
YouTubeチャンネルは、合格者のことなど気になっていたことが知れたのでよく見ていました。
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設計製図オリジナル解答例
設計製図オリジナル解答例は、学院独自の解答例が描いてあるので、それに近い回答を導き出す指標になりました。