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SPECIAL INTERVIEW
信じる道をつらぬこう
三尾 圭祐さん (26) 令和5年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- 建設会社(建築設計)
- 教室:
- 新宿校
計画:13点 環境/設備:16点 法規:21点 構造:22点 施工:18点
受講講座
- 受験回数:
- 学科3回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
空間づくりが好きだった
もともと、部屋を模様替えして自分だけの空間をつくることが好きでした。好きなことに関連する建築業界に進もうと考えて今に至ります。学生時代にさまざまな課題をこなすなか、少しずつ「もっと大きなことに携わりたい」と考えるようになり、今の仕事を始めました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
仕事に必要だった
設計において建築士資格が不可欠であったため、受験を決めました。最初は試験に対する知識がほとんどなく、ついていけるかどうか心配でしたが、学院で学習を続けるうちにそのような不安はいつの間にか解消されていました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
ひときわ高い合格実績
ライセンスアドバイザーから話を聞き、ライブ講義や多数の教材など、合格に向けてのサポートが充実していることに魅力を感じました。決め手はやはり、ひときわ高い合格実績でした。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
「油断」は禁物
最大の反省点は、学科試験前の「油断」です。ほとんど覚えているつもりで、試験前は少し学習をおろそかにしてしまったんです。その結果、本試験の点数は普段の模試より少し低くなってしまいました。その反省を活かして設計製図試験前は、最後の最後まで気を抜かずに学習を続けました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
とにかくスケジュールを意識すること
試験までの期間のなかでも、仕事が多忙な時期がありました。まとまった学習時間を確保することがどうしても難しい状況だったので「いつまでに何を終わらせるか」を細分化して管理することで、負担が最小限になるように勉強をつづけました。とくに朝の出社までの時間や昼休みなど、スキマ時間を活用しながら調整していました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
仕事の理解度が向上した
設計業務で詳細部分を検討する際、施工の講義で教わった数値がそのまま実務で活きることがありました。学習を続けたことで仕事にも良い影響が出たのはうれしかったです。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
効率的に理解を深められた
学科の内容はどうしても文面での学習に偏りがちで、頭に入りにくいと感じることも多いです。ライブ講義では講師が近くにいるため、ピンポイントな疑問点も簡易なスケッチなどの図を交えて教えてもらえるため、すぐに理解することができました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
ひたすら理解に努める
得意科目の法規理解に努めることで、問題を解くスピードが上がりました。すぐに思い出せるようになるまで理解を深めることが大切です。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
不安を取り除いてもらえた
模擬試験では現在の立ち位置を客観的に把握できたことや、講師や教務スタッフの方が定期的に「大丈夫だよ」と言葉にしてくださったことが助けになりました。学習面でもメンタル面でも支えてもらいました。
学科合格のポイント
全部を完璧にしないこと満点を取ろうとするより、できる範囲での目標値を決めるのが良いと思います。そうすれば本番で難問に突き当たっても、必要以上に焦ることなく問題を解けるようになるはずです。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
最低限のラインを理解する
エスキスは、最初は細部まで検討をしていたことから時間不足に陥ることが多かったのですが、講師の添削を受けることで時間を短くすることができました。解答に必要な「最低限のライン」がわかったことが大きかったと思います。記述についても、講義で教わった内容を活かすことで、記述欄を埋めることができました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
描き続けても疲れない体力とスピード
「作図はどれだけ時間を短くできるかの勝負だ」と指導されていたため、スピードを意識して取り組んでいました。1日に2~3枚を描くような時期もあったおかげで、本番でも2時間程度で図面を仕上げることができました。
製図合格のポイント
時間管理と最終チェック
製図試験の大きなポイントとして、試験時間の使い方に対する「自由度の高さ」があります。どこに時間をかけるかは人それぞれですから、得意・不得意に合った時間の使い方を見つけることが大切ではないでしょうか。また、課題に対して適切に応えられているかどうかを細かくチェックすることも合格のポイントだと思います。