合格体験記 一級建築士村井 千乃さん

SPECIAL INTERVIEW

試験に挑む半年間の人生設計を考えてからスタートする

村井 千乃さん (26) 令和5年度 1級建築士合格

学歴:
大学

勤務先:
設計事務所(意匠設計)

教室:
富山校
本試験得点 100点

計画:15点 環境/設備:15点 法規:21点 構造:27点 施工:22点

受講講座

受験回数:
学科1回/設計製図1回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ

人の出会いで導かれた設計の道

小さいころから、父親の仕事で建設現場について行くことが多く、職人さんや建物に触れているうちに、建物の設計をしてみたいと思い高校で建築学科に進学しました。様々な建築家や恩師との出会いで設計することの楽しさを感じ、設計事務所の道に進みました。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法

独立の上で必要不可欠なもの

将来的に個人事務所をいつでも開設できるよう、早めに取っておきたい資格であったので受験を決めました。アトリエの設計事務所に勤めていたため、時間の確保が難しかったですが、人生設計を踏まえて、転職のタイミングで受験を決めたことで直前期は試験に集中できたのが良かったと思っています。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

業界トップの合格実績

大学生のときから、設計コンペなどで、総合資格学院のライセンスアドバイザーとお話させていただいていて、合格実績の高さや、他の資格学校との違いを知っていたので、学院に決めました。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

人と一緒にがんばれる環境があった

建築士の試験は完全に個人の戦いだと思っていましたが、製図の講義に入ってからは、個人戦ではなく、教室の受講生みんなで競い合い、レベルアップしていく感覚がありました。講師はもちろん、受講生同士でのコミュニケーションも多く生まれていて、学院へ行くのも苦ではありませんでした。試験当日の朝、講師たちがいつも通りに、いい意味でゆるーく送り出してくれたので、気張らずいつも通りにできたかなと思っています。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点

将来を見据えて、しっかりと試験と向き合える環境をつくる

アトリエ系の設計事務所に勤めており、どうしても時間の確保に限りがあったため、学科試験の1か月前に仕事を辞め、転職活動をしながら、しっかりと試験に向き合える環境をつくりました。中々思いきった判断だったと思いますが、転職のタイミングとかぶせたことで、絶対に落とせないプレッシャーがさらに増え、いい緊張感を持って試験に挑めたと思います。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード

法令集をサッと引く

今までは法令でわからないことがあればネットで調べていましたが、法規の講義を経て、サッと法令集で法文を引き、理解することができるようになりました。あの分厚い法令集から根拠を開けると建築士っぽいですよね。

当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと

個人をしっかり見てくれる

手が止まっているときに、解答だけでなく何故その答えにたどり着くのか、仮定を一緒に考えてもらえたり、教えてもらえたりしたことで、記憶にとどまりやすくなっていました。講師の余談で得られる知識も多かったように思います。

学科攻略法

得意科目と苦手科目

Strong and weak points

法規

得意科目

構造

苦手科目

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法

自分のできること、できないことをしっかり分析する

構造の計算問題がどうしても解けないものは、時間をかけずにあきらめ(最低限はできるようにする)、文章題の方に力を入れることで足切りにならないようにしました。

講義で一番役に立ったこと、助けになったこと

語呂合わせ

講師の独自の語呂合わせは頭に残りやすく、忘れにくかったです。

学科合格のポイント

粘り強く過去問!

過去問を直前期には1日5科目x2回繰り返しやりました。書いて覚えるというよりも、とにかく過去問を解きまくることが重要だと感じました。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

とにかく素直に真似てみる!

初年度ということもあり、当初は本当にやり方がわからずテンパっていましたが、講師のやり方を全部真似て、思考を自分なりに分析しはじめてから一気にできるようになった気がします。また、早い段階から、要点の文章を記憶したことも直前期の余裕ができて良かったと思っています。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

描いた枚数だけ速くなる!

最初は1枚5時間以上かかっていましたが、トレースでも描いた枚数だけ時間を短縮できたように思います。また、いい意味であきらめる、綺麗に描くことが最優先ではなく、法規(ランクⅣを絶対にしない)を優先することが大切だということを叩き込まれました。

製図合格のポイント

いつも通りに淡々と、ミスをしっかり恐れる

とにかくランクⅢ、Ⅳに直結する法規や記載ミスは絶対にしないよう、3回以上は法規をチェックする時間を確保していました。自分のことを信じすぎず、チェックを徹底することがポイントだったと思います。

メッセージ

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

個人事務所の開設に向けて、まずは1級建築士の名を背負って設計に励んでいきたいと思います。

資格取得をめざす方へアドバイス

自分は将来のために受験をしましたが、合格を報告した際の周囲の反応を見て、「どれだけ必要とされていて、レベルの高い資格なのか」を実感しています。信頼を築く1つの要因として、資格取得をめざすのも良いと思います。

総合資格で良かったところ

  • 講師による添削

    毎回の製図の添削の際、良いところ、悪いところ両方のコメントが丁寧に書いてあり、製図のモチベーションをすごく保つことができました。

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  • トレイントレーニング

    過去問(4択)を一通り記憶した後、トレイントレーニングを読み込むことで、一問一答で曖昧な部分をなくしていくことができました。

  • 製図巡回指導

    いい意味で厳しく、根拠を問い詰められることで、根拠のないあやふやな判断をしなくなりました。

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