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- 長澤 一輝さん
SPECIAL INTERVIEW
素直に聞いて、素直に実行!

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
ゲームがきっかけ
高校生のとき、ブロックを積んで建物や地形がつくれるシミュレーションゲームにはまったのがきっかけです。様々なことができるゲームでしたが、建物ばかりつくっていました。もともとものづくりが好きだったこともあり、そのまま建築学科の専門学校に進み、将来は住宅の設計をしたいと具体的な目標を持ちました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
チャレンジ精神
令和3年に独学で2級建築士の学科試験を受験し、見事に不合格でした。落ち込んでいる最中に総合資格学院の方から「受験資格があるなら若いうちに1級建築士をチャレンジした方が良いのではないか」というご提案をいただいたのがきっかけです。はじめは2級建築士試験に落ちたので自信がなかったのですが、若いうちにたくさんのことにチャレンジしたいという思いが強まり、受験を決断しました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
対面での講義
ほかの資格学校は映像講義を採用していることが多かったのですが、学科に自信がなかった私は、ライブ講義という講師と受講生が対面での講義スタイルを採用している総合資格学院にとても魅力を感じ、入学することに決めました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
体調管理は大切に
一年目は、製図試験対策で一番大切なエスキス講義を流行り病で欠席してしまいました。そのことがショックで、モチベーションが上がらないまま製図試験を迎えてしまい良い結果を出すことができませんでした。二年目は体調管理をしっかりと行い、モチベーションも保てたので、後悔のないベストな状態で試験に挑むことができました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
会社で公言する
会社に勤めているからには残業で遅くなることもあります。そのことで勉強時間が確保できないことを懸念していたので、1級建築士試験を受験すると決めた段階で会社にて公言しました。その結果、会社が業務分担を調整してくれたり、自分自身としても「定時に上がるんだぞ」という気持ちで上手く仕事と勉強を両立させることができました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
建築について楽しく話せる
意外なことだったのですが、会社で有名建築の話をしたときに、計画で学習した建築作品が役に立ち、会話についていけるようになりました。また、お客さまとお話をするときに、今までよりも深い会話ができ、お客さまの信頼もさらに得られやすくなりました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
質問がしやすい
講義がわかりやすかったことはもちろんのこと、わからない内容があっても講義後に理解できるまで質問ができる環境がとても良かったです。ほかの受講生と講師のやりとりを聞いているだけでも参考になることが多かったです。対面で教えてもらうことは、学生のときから慣れ親したんでいたので自然でしたし、対面講義にこだわって選んだ学院に間違いがなかったと思います。
前期講座(実力養成講座)で、エスキス・作図・チェックなど、課題発表前に十分なトレーニングを行い、そのなかで成長したと実感されたこと
色んな課題に挑戦できる
前期講座では様々な用途の課題が出題されるので、万全な状態で課題発表を待つことができます。たくさんの課題をやって気づいたのは、どの用途でも基本的な解き方は同じなんだなと気が付きました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
基本が大事
エスキスは自己流でやってしまう癖があり、正しい手順に直すのは苦労しました。覚えるまではエスキスプロセスレポートやエスキス見本を使い、手順ごとに確認しながら進めていきました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
汚くても良い
製図は好きだったので大きな苦労はしなかったのですが、綺麗に描きたがる性格なので、作図時間が3時間と長めにかかっていました。講師から「もう少し汚くても良いからスピードを上げよう」と言われ、部分的にフリーハンドにしたりと工夫をし、最終的に2時間で描けるまでにスピードアップしました。
製図合格のポイント
素直に解く変なこだわりが自分を苦しめます。試験では面白い設計を求められているわけではないので、敷地に対して素直なアプローチ、ゾーニングをすることが結果的に一番きれいで速いです。もしもカフェからトイレが見えても大丈夫です。面白くないプランでも課題条件を満たしていて、綺麗なゾーニングであることがポイントです。