合格体験記 一級建築士中山 琴恵さん

SPECIAL INTERVIEW

仕事や家庭と試験の両立は大変。早いタイミングでスタートすることが大事

中山 琴恵さん (34) 令和5年度 1級建築士合格

学歴:
高専

勤務先:
不動産会社(意匠設計)

教室:
岡崎校

受講講座

受験回数:
学科1回/設計製図2回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ

一度は挫折したが再度挑戦

小さいころ、住宅広告の間取り図を見て想像することが好きでした。小学生の卒業文集の将来の自分の欄にも建築家と記載していました。高専に入学し、建築の勉強をしたのですが、そのころは上手くいかず、その後は建築以外の道に進みました。しかし、夢をあきらめきれず、インテリアの専門学校に通いなおし、実施設計、積算の会社を経て、意匠設計の会社に転職しました。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法

一言で言うと格好良いから!

職場では、1級が必要ということはありませんでしたが、お客さまのなかには1級建築士が良いという人もいたことと、主人と結婚し、「奥さん何やっていますか?」「1級建築士です」と答えられたら格好良いからです。高専時代に建築の勉強で挫折したことがあるので不安はありましたが、主人や会社の人々に受験を宣言し、応援、サポートしてもらえたことでがんばれました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

合格するための選択をする

受講料だけで選択したら独学やほかのスクールになっていたと思います。しかし、ほかのスクールの話も聞いたうえで自分が合格するには、ライブ講義を行っている総合資格学院だと思い、通うことにしました。また、講義時間数も多かったことも決め手の1つになりました。

ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか。

1級建築士試験は甘くない

私の周りで何人か独学の方がいましたが、全員学科1回は不合格になっています。最速で合格するためには、学校に通学し教材、講師に質問するなど、利用できるものは最大限利用するべきだと思います。独学合格者はほんの一握りだと思います。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

一時は受験断念が頭をよぎる

2回目の製図受験は妊娠9カ月でした。1級設計製図完全合格対策コースの前半2カ月程、体調不良で受講できずにいました。受験するかどうかも悩み、講師に相談もしました。子育て最中に勉強するのは厳しいと感じ、今年受験を決意。講義を欠席している間はやれることを自宅で進めていました。受講再開したときは周りが遠く感じました。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点

家族のサポートがあったから

仕事へは車通勤をしていましたが、電車通勤に変更し、少ない移動時間にトレイントレーニングで学習したり、アプリで音声の問題を聞きながら歩いていました。ありがたいことに家族が応援してくれて、家事のほとんどをしてくれたため、勉強時間を確保することができました。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード

知識を深めることで自信につながる

住宅会社で働いていると、断熱や省エネに興味を持っているお客さまは多いです。学院で得た知識をもとに自信を持って説明できました。

当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと

記憶に残りやすいのはライブだからこそ

映像講義だと何気なく聞いていたことも、ライブ講義だと空気感や周囲の反応、講師の解釈を含めて聞けるので記憶しやすかったです。製図の講義は他の受講生のミスや質問も講師が教えてくれるので自分も同じミスをしないようにできました。

設計製図攻略法

前期講座(実力養成講座)で、エスキス・作図・チェックなど、課題発表前に十分なトレーニングを行い、そのなかで成長したと実感されたこと

早めのスタートで余裕がもてる

様々な課題で対策することにより、設備も構造も様々なパターンを学ぶことができ、短期講座ではうろ覚えになりがちな部分をしっかり学ぶことができました。

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

数をこなすことで苦手を減らす

エスキスはうまくまとまらず苦手でしたが、エスキスの教材を使用したことでまとめる力がついた気がします。また、講師のアドバイスを聞くことで回数を増すごとに苦手意識が減りました。グループミーティングをすることで色んなプランの方法を知ることができ、エスキスの引き出しが増えました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

エスキスの段階でしっかりと考えておく

作図はいつも目標時間ぎりぎりからオーバーになることもありました。オーバーにならないようにエスキスの段階で悩む要素を排除しておくことが大事だと思い、階段の段数や、レイアウトなどを描いていました。作図は作業という風に進めていました。

製図合格のポイント

試験1週間前は確認週間

試験の1週間前は直前講座などでエスキスをやる以外は製図道具の整備、課題対策資料を再度読み込み、気になる所をテキストで確認する期間にあてました。そのおかげで、初出題の内容にも対応することができました。

メッセージ

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

1級建築士の資格を得たことでさらにステップアップしたいと思っています。まずは、受験を通じて得た知識を自分のものにできるようにしたいです。また、構造の知識を深め、仕事に活かしていきたいと思っています。

資格取得をめざす方へアドバイス

仕事や家庭環境など、自分の環境は日々変化しています。資格を取得したいと思ったタイミングがスタートするタイミングです。後になればなるほど大変になる可能性が高いです。また、よく考えて、自分に合った合格への道を選択してください。

総合資格で良かったところ

  • 実力養成講座(前期講座[課題発表前])

    一年目は、何がわからないかもわからないまま終わってしまいました。前半に作図手順や設備、構造を固められるので後半余裕を持てました。

  • 講師による添削

    自分や交換添削で気づかなかったミスも指摘があるので、より知識を深められる。SNSで全員の添削を見られたので、人がミスしやすい所も注意できました。

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  • 教務スタッフ

    学科のとき、苦手な科目の達成度確認テストなど、追加で印刷してもらえたので何度も問題を解け合格につながったと思います。

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