合格体験記
一級建築士 半田 仁利さん

SPECIAL INTERVIEW

お客様、社員にとって心強い存在になりたい!

半田 仁利さん (32) 令和6年度 1級建築士合格

学歴:
大学

勤務先:
建設会社(営業、施工管理)

教室:
佐賀校

受講講座

受験回数:
学科2回/設計製図2回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ

祖父が立ち上げ、父が大きくした会社を担うために!

私の社会人生活は、銀行員としてスタートしました。当時の私は会社を継ぐことについて全く考えていませんでしたが、さまざまな企業の社長さんなどとお話しする中で、会社経営に対する思いを聞き「自分だからこそできることをしたい」と考えるようになりました。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法

建設業界でやっていく土台をつくりたい

受験については、社長(父)から「1級建築士をめざしなさい」と言われ、私が建設業界でやっていく基礎を築くためにも、1級建築士は必要だと思い決断しました。しかし、私は大学時代に指定学部・学科を卒業しておらず、このままでは受験資格を得るだけでも相当の時間がかかってしまうと思い、大学に社会人選抜枠で入学し、早いうちに建築士試験を受験できるようにしました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

対面講義と講義内容の充実さに惹かれたため

私が第一優先に考えていたのが「毎回、対面での講義があるかどうか」でした。設計製図試験を一度経験した実感として、映像講義では、すべて網羅できるとは思えませんでした。なので、その場で質問や確認が随時できて、すぐに答えてもらえる対面講義に絞り、設計製図試験対策用の長期コースの内容を聞いて「これなら分からない項目をなくしていける」と思ったので、総合資格学院に決めました。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残ったエピソード

自分自身の弱点を理解する

長期コース開講当初から本講座開始までの約5カ月間で、時間内に図面を描きあげられたことは一度もなく、本講座開講後もチェック時間まで確保できたのは数えるほどでした。講師からの指摘や復習ノートを見直したり、他の受講生を見学したりして、原因や傾向に気づきました。それからは少しずつ改善していきましたが、もっと早くに気づけていれば、余裕を持って講座や試験に臨めただろうなと思います。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点

オンオフの切り替えと勉強の流れを大切に!

製図学習は「エスキス」「作図」に分けても、学科と違いある程度まとまった時間が必要になります。そこで、勉強以外でやりたいこと・やらなければいけないことはすべて終えてから、勉強をはじめるようにして、オンオフを明確にし、勉強が中断しないように心がけました。あとは、1週間の勉強の流れを崩さないようにしました。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード

具体性を持った説明ができるようになった

お客様との打ち合わせで、出していただいた要望に応えることが「可能か否か」、また「可能にするためにはどうすれば良いか」という回答がある程度出せるようになりました。また、法的な問題について理解ができるようになり、適切な提案ができるようになりました。

当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと

各個人の抱えている課題に向き合ってもらえた

映像講義では基本的な内容とポイントしか解説されませんが、対面講義はそれ以外に私が気になることや、分からないことを直接質問できて、私の理解力に合わせて説明をしてもらえたのが良かったです。また、長く様子を見てくれているので、私自身が苦手にしている部分などを把握した上で、講義をしてくれるのが非常に助かりました。

設計製図攻略法

前期講座(実力養成講座)で、エスキス・作図・チェックなど、課題発表前に十分なトレーニングを行っていただきましたが、そのなかで成長したと実感されたことを教えてください。

6時間半のイメージをはっきりとすること

実力養成講座中は一度も時間内に描きあげられませんでしたが、試験時間の6時間半をどう配分するのか、というイメージは徐々にできるようになっていきました。その過程で「間に合っていなくても、何分までにこの段階を切り上げる」という判断ができるようになりました。

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

復習ノートを有効的に活用する

当初は、エスキスの段階で3時間前後費やしてしまうことがありました。そこで、各段階で行っている作業の意味を理解し、それを繋げるようにしていきました。また、同じミスを繰り返すことも多かったので、復習ノートに自身の解答と解答例の比較を記入して、自分自身に何が不足しているのか列挙していきました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

「見る・見られる」の大切さ

作図も3時間前後かかってしまうことが多く、その原因がなかなかわかりませんでした。そんな時に、グループに分かれて他の人の作図を見て指摘する機会がありました。その時に、私との違いに気づくと同時に、私の作図で指摘をもらいました。講師からの助言と、その指摘のおかげで、作図時間を短縮することができました。

製図合格のポイント

知っているつもりにならないこと!

長期講座を受けるうえで大事にしていたのは「これは知っている、を許さない」ことです。設計製図対策は2年目でしたが、様々な項目についてほとんど理解できていませんでした。そのため、まずは自分自身が何も知らないことを把握して、講義の内容を理解できるかどうか、わからないことは聞いて理解するというのを心掛けて臨みました。

メッセージ

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

今後はお客様のため、会社・社員のために知識や資格を使って、恩返ししていきます。他にも1級施工管理技士(建築・土木)、宅建、その他めざすべき資格は多いので、引き続き頑張っていきます。

資格取得をめざす方へアドバイス

私は学科と製図合わせて3回目の受験で合格できました。3回目、32歳で取得したのが、早いのか遅いのかわかりませんが、少なくとも私自身としては、最短で取得できたと思います。みなさんも取得したい資格があるなら、回数や年齢は気にしないで、諦めず頑張ってほしいと思います。それをサポートしてくれる体制が学院にはあるので、合格にこだわって勉強方法やコースを選んでもらいたいです。

総合資格で良かったところ

  • 実力養成講座(前期講座[課題発表前])

    前年の設計製図試験では、根拠や理由を理解できていないまま講座を受けていたので、今回はその復習のつもりで受けていました。そのおかげか今回は根拠なども理解できるようになりました。また、複数の設計課題をこなしたことで、本試験の課題が同じでも異なっていても、実力養成講座の内容を活かして解けるようになったと思います。

  • オリジナル製図課題

    今年の課題「大学」は想像がつかず不安でした。しかし学院では「これだけの要素が考えられる」「こんな出題が想定される」というように、毎回パターンを変えてオリジナル課題を出してくれたので「やるだけのことはやった」という自信につながりました。

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  • グループミーティング

    同じ課題に対して、ほかの受講生がどのようなアプローチをしたのかを知れたのが良かったです。その回答の良し悪しを受講生全員で共有できたおかげで、1つの課題に対して、グループミーティングした人数分だけの知識や考え方を吸収できる良い機会でした。

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  • 設計製図テキスト

    設計製図試験の基本的な流れや進め方、構造や設備などの考え方が1冊にまとめられているので、最初から最後まで役に立ちました。階段やトイレ、エレベーターなどの作例も掲載されているので、作図練習の際に重宝しました。

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