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SPECIAL INTERVIEW
周りへの感謝の心を大切にし、最後まで諦めない気持ちが大切!

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
ものづくりって楽しいよね!
父と伯父の二人で築いてきた鉄骨ファブリケーター。小さいころから私は父の背中を見ながら幼少期をすごしてきました。高校に進学した頃には、幼い頃から父に連れられ馴染みもあったこともあり手伝うようにもなりましたが、当初はこの工場は一体何を製作しているのだろうと思っておりました。実際に建方をやっている現場を見に行く機会があり、建物として形になってきている姿を見た際に「格好いいじゃん!」と ものづくりのおもしろさを感じ、卒業後現在の鉄骨ファブリケーターに就職をしました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
知識を深めて、仕事を効率的に進めるため
建物の大型化や高難度化傾向に対し、お客先との打合せをいかにスムーズで効率的に進め、品質を確保していくのかと考えた際に、取得していた2級建築士の知識よりもさらに幅広く深い知識が必要と判断し、受験を決意しました。仕事をしながらどう学習時間を確保するかが不安でしたが、家族や職場の仲間に支えられ乗り切ることができました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
ライブ講義に魅力を感じたため
製図に関するしっかりとした知識も学べ、自分の実力では理解できないところもその場で質問ができ、理解不足を残さないような講義形式の環境に魅力を感じました。またお話を聞きに来校した際、不安な点を親身になって話を聞いてくださり、学習環境面におけるフォローも、ここなら安心して学ぶことができそうだと思い総合資格学院に決めました。
他講習と比較して、実際学院で学んでみていかがだったでしょうか。
通信教育ではないリアルタイムな学習
前述のとおり理解度に合わせた指導をその場で頂けたことで、学習のスピードが速まり、また理解度が確実に深まりました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残ったエピソード
講師や受講生からの学び
自分ははっきり言って不器用な努力型。エスキスが上手くいかず苦しんだり、上手く行ったと思ったら落とし穴に落ちたりと(笑)。落ち着けー落ち着けーと思いながら毎回課題に取り組んでいました。精神的にも辛いこともありましたが、毎講義前に講師から聞く先人達のありがたい名言紹介や、どんな失敗もはね返す受講生仲間の前向きな考え方に「落ち込んでなんかいられない!よし、私もがんばろう!」と何度も救われました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
朝の時間を有効に活用
もともと朝起きることが苦手ではなかったこともあり、学習時間は外部からの連絡等もなく、最も落ち着いた時間を確保できる朝の時間を有効的に活用しました。出張予定がある際は、出張先でもできるように、ときには宿題の順番や内容を調整し、仕事の状況に合わせた変化をもたせた学習スケジュールを毎回立てることで、宿題等が漏れなく行える工夫をしていました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
建築物の見方が一層深まる
特に躯体に絡む設備については理解が深まり、リアルタイムに頭の中でイメージすることがしやすくなりました。協議の際にも以前よりも一歩踏み込んだ形で提案や打合せでの発言が行えるようになりました。また仕事だけにとらわれず、普段から建築物への更なる興味や探求心の向上につながりました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
その場で不安も解決
自力だけでは解決するのに時間がかかったり、また解決しずらいことも、その場で質問ができ、私の理解度に合わせた回答や、また関連する内容も合わせながら教えていただけたことで、わずかな疑問も残さず確実に学習を進めていくことができました。
前期講座(実力養成講座)で、エスキス・作図・チェックなど、課題発表前に十分なトレーニングを行っていただきましたが、そのなかで成長したと実感されたことを教えてください。
講義一つ一つの目的を理解することで成長を実感
一つ一つの講義にある目的を理解し課題に取組むことで、基礎力が確実に上がりました。また何度も行う作図訓練により、作図スピードを上げることができました。特に後半課題に入った際、前述の基礎力、作図力は効果を発揮し、安定した形でエスキス時間の確保や、作図においてはバラツキのない時間管理を行うことができました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
建物のイメージを持ちながら課題に取組む
初めのころはうまくプランが納まらないことばかりで苦労しました。建物のイメージをしながら、決まったエスキス手順で何度も手を動かすことで、安定したエスキスができるようになりました。また他の受講生とのディスカッションを行うことで自分では気付けなかった柔軟な対応力を学べました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
エスキス時に必要な検討が重要
手順を守ったエスキスで検討を行い、1/400エスキス時には必要な情報や、ミスにつながりやすい注意事項を記載しておくことで、作図のスピードを上げることができました。そして作図時間のバラツキもおさえることができました。また、記載漏れが無い様に作図の順序も少しだけ工夫を加え、各課題の作図は描くだけとなるように心掛け取り組んでいました。
製図合格のポイント
最後までやりきれる環境が大切設計製図試験は時間的にも精神的にも楽ではない試験です。製図試験合格という同じ目標に向かった講師との会話や、学院スタッフのサポート、また教室の受講生仲間との意見交換や情報共有などの会話が私の中では心の支えとなり、最後までがんばりきることができたこと、それが合格のポイントだったと思います。
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グループミーティング
自分だけでは思いつかないような思考や問題点を共有することで、柔軟な対応力を養えました。また、問題点にならないようにするためにはどうすればよいのかなど、効率的なリスク回避の為の対策方法を話し合うことができました。
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講師による添削
エスキス時の思考も含め丁寧に添削を頂けたので、ミスに至った経緯をしっかりと反省することができ、どのような課題に対しても解くための基礎力を深く養うことができました。
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自習室
試験前の総仕上げ時に利用をさせていただきました。学院で学習をすることで集中することができました。また同じ目的を持った受講生仲間のがんばっている姿は、試験前の辛い時期でも、がんばろう!という気持ちにさせてくれました。
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